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僕はやっぱり気づかない (HJ文庫 の 2-1-1)

HJ Bunko Grand Award

僕はやっぱり気づかない (HJ文庫 の 2-1-1)

蓮見恭子

僕はやっぱり気づかない is a work by 望公太. A light novel built around brisk narration and a strong premise, emphasizing character interplay and unusual turns.

memorytimehuman relationshipsthe force of expression

Work Information

僕はやっぱり気づかない draws readers into its world through concentrated language and the force of its subject.

僕はやっぱり気づかない can be read as a work that condenses 望公太's concerns. A light novel built around brisk narration and a strong premise, emphasizing character interplay and unusual turns.

Review Summaries

  • Readers note the handling of the subject and the texture of the prose, with attention to the work's aftertaste and structure.

Book Information

Publisher
ホビージャパン
Published
2011-07-29
Pages
261 pages
Language
日本語
Size
10.8 x 1.2 x 15.2 cm
ISBN-13
9784798602615
ISBN-10
4798602612
Price
44 JPY
Category
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

「第5回ノベルジャパン大賞」金賞受賞作 ――世界は退屈でちょうどいい。ただひたすら平凡を愛する少年、籠島諦は今日も変わらぬ日常を謳歌していた。彼には異世界からやってきた魔法使いも、はるか未来から訪れた電脳戦士も、研究機関の指示で戦う超能力者も必要ないのだ。 鈍感をこじらせ過ぎた少年と、世界を守る3人のヒロインたちが織り成す超鈍感覚ラブコメディ。

Reviews

  • 一発ネタものとしてはまあまあ面白い

    ライトノベルによくある、恋愛での鈍感主人公→好意に気づかない、ではなく 訳あって超常現象をまったく信じない主人公→気づかない 某コナン君の正体が分からない、蘭ねえちゃんの拡大版といえばよいのか ネタの切り口としてはなかなか面白い ライトノベル=読み口の軽いキャラもの小説として見れば、癖のないテキストもあって悪くない ヒロインのありえない言い訳(隠す気ないだろ…)と、それを信じることにする主人公(実は気づきすぎだろ…) という図式は初見では面白いと思うが 多少の差異はあれど、ヒロインが違っても同じパターンが繰り返されることもあって 中盤以降このパターンに少し飽きてしまう これで押し通すのも悪くないが、もう少し変化球が欲しかったところ ワンパターンではあるが、中に盛り込まれる小ネタは豊富で 同じHJ文庫の妹漢のような『平成文学』ネタにはじまり、色々と器用にこなす印象 でも一番面白いのが、ぬいぐるみの下ネタ絡みというのはどうなんだろう…w イラストは普通、塗りが悪いのかな?白黒の挿絵のほうがよい 話のネタとしては十分な☆3.5

  • これから手を出す方は2巻まで一気に読む事をお勧めします

    色々気になってたけど、積読状態だったシリーズです とりあえず2巻まで一気に読んでみましたが、刊行してすぐ読むより積んでおいて2巻まで一気に読んだ方が正解だったかな、と 一巻では超能力者・異世界人・未来人なヒロインが世界を守るべく暗闘する姿を(この人知れず戦う事に大きな意味があります) ことごとく目撃してしまう主人公が見られてしまったヒロインが強引な言い訳をするのを更に超強引な解釈でスルーしまくる、例えば 「超能力ヒロインのバトル→特撮映画の撮影だな」 「魔法少女のバトル→中二病な娘のコスプレごっこ」 「未来から来た電脳戦士のバトル→腹話術しながらの居眠り」 と見られたヒロインが呆れるぐらい「あくまでも気付かない」状態を繰り返す基本のストーリーラインになっています なんだか読者は延々と「志村後ろ〜!」とドリフの舞台を見ているような感じになってきます その主人公が気付かない理由と言うのが1巻のラスト近くで明らかにされますが、これだけだと「ちょっと良い話」どまりです 平易な文章で書かれた、ライトノベルの設定を逆手に取ったワンアイデアの勝利、という程度の作品で終わってます ところが2巻を最後まで読むとこの設定がグルッとどんでん返し、まるでラスト一行で全てが引っくり返るような仕掛けが明かされます 「そんなに都合よく『気付かない』訳が無いだろう」と冷や水をぶっかけられる様な展開が待ってます 繰り返しになりますが、一巻だけだとアイデアは良いけど少々パンチが弱い作品どまりです、二巻まで一気に読んだ上での評価が星四つです 折角ある程度シリーズが進んでから読むのだからより楽しめる方法で読む事をお勧めします

  • もうこれ、わざとなんじゃないのかな?

    この世には正義の味方なんていない。平凡な毎日しかないけれど、それでも十分楽しめる。それが、籠島諦が持っている信念だ。そんな彼の周りには、他の人とはちょっと違った女の子たちがいる。 クラスメイトの織野栞は、研究機関に開発された超能力者で、反逆した超能力者を倒すために戦っている、という設定の映画に参加している女の子。トリックとは思えない超能力による派手なアクションがあったり、大学サークルとは思えない大爆発も起きるけれど、本物の超能力者なんているはずがないから全部気のせい。 後輩の栗栖・クリムゾン・紅莉亜は、怪物に寸断された僕の右手を魔法で直してくれた様な気がするけれど、それは全部僕の夢。魔法使いみたいなローブを着ているけれど、それもマンガのコスプレだろう。だって異世界から来ている魔法使いなんているはずがないから、全部気のせい。 先輩の神楽井もにゅみは、未来からネット世界の平和を守るために来た電脳戦士で、しゃべるぬいぐるみを持っているみたいにしているけれど、ホントは腹話術で寂しさを紛らわせているかわいそうな人なんだ。 みんな、一緒に遊んでいても、突然の腹痛や何かで急にいなくなっちゃうけれど、別に呼び出しを受けた正義の味方っていうわけじゃない。だって世界は退屈なんだから。 そんな鈍感さが、時に憎たらしく、でも、日常から離れたヒロインたちを癒してくれる、無自覚で罪深いほど鈍感な主人公が繰り広げるラブコメです。もうこれ、わざとなんじゃないのかな? 最近、こういう王道の裏を突く傾向が新作によく見られる気がするなあ。

  • ヤムチャでもできるはずなのに

    『僕はやっぱり気づかない』です。 「第5回ノベルジャパン大賞」金賞受賞作。本作品には、超能力者と異世界人と未来人(と、一般人)が登場します。 身近に、正義のために人知れず戦っている人がいて、色々怪しい部分もあるのだが、周りの人はなぜか気づかない。というのを逆手に取ったものですが、基本的に一発ネタであるものをここまで突き詰めて深めたのは上手いと思います。 気づかない、というよりは気づいているはずなのに総スルーしちゃっている一般人主人公、気づかない理由が後半で説明されるのですが、そこに至るまでに鈍感ぶりに我慢できるかどうかがポイントでしょうか。てか、我慢できない人は、説明がされても納得できないでしょうし。 ただ気づかないオンリーではなく、気づかれないことを貫く正義の味方像にアプローチしたのも良い所です。ぬいぐるみの下ネタなどの小ネタとか諸々の伏線回収なども上手くハマっていました。 惜しかったのは、ヒロインの言い訳でしょうか。さすがに毎回危篤と腹痛ばかりではワンパターンでした。また、正義の味方に気づかないのは理由がありましたが、味覚や料理感覚がおかしいことに気づかないのは、説明がついていないと思います。また、ラブコメというにはラブ分が弱かったでしょうか。 もっとも良いキャラはたぶん、主人公です。ただし幼少期。 評価は★4.5を切り上げ。

  • 禁じ手を大胆に使った傑作?

    最近のライトノベルは,バトルの主体が女の子であったり, 何人もの女の子に好意を寄せられても気がつかない男の子が 主人公が主流ですが,まさにその状況を一冊丸ごとパロディ化した作品. 女の子達があからさまに戦っていても,映画の撮影か難易かと勘違いし. はっきりと好意を寄せられても,そんなはずは無いと全く気がつかない主人公. ペンネームもパロディと徹底しています. ある程度の筆力はありますが,完全な禁じ手を使用してしまったデビュー作. このままの手法は以後使えないでしょう. むしろ今後どのように成長していくかが作者と担当編集者の技量で在り楽しみです.

  • 間違っても”ただ単に「イワンの馬鹿」をやり損なっただけなのでは?”なぞと思ってはいけない一点突破な秀作

    言うなれば、 「くそ暑い中汗だくになりながらゴミ回収の仕事をしていたら、臭いから近づくなと言われた」 相手の事情を一顧だにしなければ当然そうなるわけですが、 それでよし、何の問題も無い。と、ちょっといい話風に落としたこの作者は天才ではなかろうかと。 全体としては、 「読者にはわかるが主人公にはわからない」というシチュエーションを巧く捌けなかったのか、何たらの一つ覚えが如く、やたらと立ち聞きするシーンが多かったり、 伏線の張り方が稚拙なせいか、終盤の時間ネタが唐突にして取って付けた感が否めず、それ以上に動機としてはあまりにも脆弱、とか、 構成や展開にいささかの難はありますが、 某ハルヒのパチモンみたいな設定から”サングラスをかけない「ゼイリブ」”に着地させた作者の才気に触れるだけでも目を通す価値はあると思います。 「俺はもう無関心が美徳であるような社会にはうんざりだ」とか何とか「セブン」のブラピみたいな困ったことを言う人はジャック・ウォマックでも読みませう。

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