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蒼い瞳の刀使い: ザ・サード (富士見ファンタジア文庫 94-1)

Fantasia Grand Award

蒼い瞳の刀使い: ザ・サード (富士見ファンタジア文庫 94-1)

星野亮

In a future world where civilization has declined and deserts cover the earth, Honoka, a teenage jack-of-all-trades, meets a beautiful young man named Iks. After accepting his request for escort to the forbidden Steel Valley, she enters an adventure involving the Third, a race that rules humanity, and the mysteries of the world.

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Work Information

Honoka, a desert jack-of-all-trades, accepts an escort job for a young man bound for a forbidden land.

Published as a semi-finalist in the 10th Fantasia Feature-Length Novel Award, this is the first novel in the series. Centering on Honoka, who fights with iaijutsu, it is a cyber fantasy of a sand-covered world, machine technology, and the Third, beings with abilities beyond those of humans.

Book Information

Publisher
KADOKAWA
Published
1999-01-01
Pages
328 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784829128633
ISBN-10
4829128631
Price
1 JPY
Category
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

Amazon.co.jp: 蒼い瞳の刀使い: ザ・サード (富士見ファンタジア文庫 94-1) : 星野 亮, 後藤 なお: 本

Reviews

  • ヒロイン火乃香の魅力一点勝負!

    1999年1月刊行……ということで、ちょうど20年ぶりの再読! マジか!? 大戦で荒廃した近未来、というベタな設定のSFアクション物。銃火器もロボットも出てくる世界観なのに主人公の主武器が刀だったりするのもお約束。再読して気づいたのは意外に戦闘シーンが少ないのですね。その分”鋼の谷”を前にしたクライマックスの戦いは密度がとても濃いです。 プロットは王道かつオーソドックスなもので、ヒロイン火乃香の魅力一点勝負!といっていいのでは。イラストではロリなイメージですが、本編ではどちらかといえばワイルド系のような。貧乳だけど。 荒廃した世界の支配者は額に第三の目を持つ「ザ・サード」。イラストになると第三の目が卑猥なのであります。

  • ・・・ふむふむ

    自分はアニメから入ったのですが、少々主人公が強すぎる気がします。 旅の途中襲い来る敵を次々と刀一本で、しかも生身で倒すなんてすこし現実離れしすぎでは?と感じました。 ストーリーとしては結構楽しめます。 自分探しの旅とでも言いましょうか、人間の心をテーマにした哲学的SF作品です。

  • すべての答えはここに、人好きする少女の笑顔の中に。

    かつて大戦があった。 その後何世紀にも渡ってこの星に未だ残る大きな傷跡を、人は「鋼の谷」と呼び恐れた。 機械知性体のボギーと何でも屋を営む少女、火乃香は 偶然助けた青年イクスの依頼でその谷へ向かうことになるが、 それは彼女自身のアイデンティティーに迫る旅の始まりでもあった。 テクノスタブーと呼ばれる機械改造を生業とする男ザンカンのもとへ向かう火乃香。 ザ・サードに制御されている機械技術は、こっそりと取り引きしなければ手に入らないのだ。 彼の娘ミリーと久々に会えたことを喜ぶもつかの間、 彼らは突如支配階級ザ・サードの最強の機械知性体、蒼い殺戮者(ブルーブレイカー)に命を狙われる。 心無く殺戮をただ繰り返すため存在する蒼い殺戮者に、火乃香は愛刀一本で立ち向かうが…。 世紀末に突如本屋に登場したこのシリーズに偶然にも出会えて本当に幸せだったと思います。 思春期の頃の私の人格形成に大きく貢献してくれたザ・サード。 1990年代の作品らしく、終末論が世界観に大きく機能しており、 風の谷のナウシカなどが好きな人はとても楽しめる設定だと思います。 大戦の名残が絡んでないストーリーの方が珍しいくらい、火乃香が生まれる何百年も前の 戦争がこの世界観では尾を引いています。 ザ・サードとは、大戦で人間により壊滅状態の地球に突然現れた新種の人類です。 統治し、星を管理するけれども、人間を支配するでもない、謎の生命体。 彼らと火乃香の関係性が第1作目の肝であり、今後もこの小説の軸であることは間違いないでしょう。 皮肉屋でありながらも火乃香の一番の理解者ボギー、ザ・サードの幹部である浄眼機やフィラ・マリーク、 ザ・サードよりさらに謎を持つ美青年イクス、仲良しの純真な少女ミリー、最強の査察軍兵器、蒼い殺戮者…。 非常に魅力的なキャラクターが彩りを添え、シリアスであっても決して暗い印象を持たせない作風は見事です。 そして何といっても魅力的なのは主人公の火乃香。 男性作家にしてはかなりリアルに気取っていない等身大の女の子を描いている方ではないでしょうか。 さすがは当時ドラゴンマガジンで「彼女にしたい主人公」第1位を獲得しただけはありますね。 第1作目にして筆者のデビュー作でもある「蒼い瞳の刀使い」は、これから壮大な冒険が始まるのではないか、という 幕開けにふさわしい緻密で丁寧な作品であると言えます。 派手な展開はまだありませんが、先が気になる素晴らしい構成でした。 砂漠の風景の熱っぽさや土埃が感じられる文体も好きです。 ギャグも少なく、ドラゴンマガジンのライトノベルにしては硬派な印象ですので、ラノベの軽さが苦手な人にもオススメです。 火乃香に身を任せ、あなたも広大な砂漠の大地に旅に出てみませんか? 自分は何なのか、何のために生きているのか、悩んでいる若い人にこそこの物語は強く訴えてくれるでしょう。 生きることは、こんなにも素晴らしいのだと。

  • ハイレベル

    今までにない、完成度の高いものです。 作者独自の世界観があるのは当然として、 主役をとんでもなく魅力的に見せることが出来る作家ですね。 気がついたらもう惹かれている・・・ そんな話ですね。

  • 荒野に生きるソードダンサー

    星野亮の「ザ・サード」シリーズでもっとも自分が評価したいのはこの一作目。 砂漠に生きるなんでも屋の火乃香という少女の旅の話。刀振り回して小さめのロボット出てきて結構SF。 文明が発達しないように作っちゃいけない機械の条例みたいのがあったり、戦車が喋ったり、ワクワクしてくる。 ぶっちゃけこれ以降はすべて蛇足といっても過言じゃないのは、それだけ一巻におもしろさが凝縮されてしまっているからだと思う。 最近、絵師変更等あったが、この一巻は綺麗な視点で評価されてほしいところ。

  • 鉄人の料理

    ザ・サードシリーズの第一巻となる『蒼い瞳の刀使い(ソード・ダンサー)―ザ・サード』。快作です。 主人公火乃香、相棒のボギーをはじめとして、ちょい役や敵役にいたるまで、キャラクターやメカを極めて魅力的に描いています。それでいていわゆるキャラクター小説には陥っていません。料理にたとえるならば、一つ一つの具材にもしっかりと味付けされている、といったところでしょうか。 後藤なおのイラストもよくはまっています。料理でいえば味だけでなく見た目にも美しいといった感じです。 世界設定、ストーリー展開、SF的ネタの盛り込み、主に火乃香とボギーのかけあいに代表される各キャラ同士の絡み、どれを取っても素晴らしく、常に楽しくページを繰ることができて、良い読後感を心の栄養として残してくれます。またも料理でいえば美味いだけでなく栄養満点でもある、といったところです。 著者星野亮は肉体派だそうで、腕立て伏せなども常人離れしたレベルでできる体力を有しているらしいです。鉄人の技なのですね。

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