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奇蹟の表現 (電撃文庫 ゆ 2-1)

Dengeki Novel Grand Prize

奇蹟の表現 (電撃文庫 ゆ 2-1)

朝宮運河

Shima lost his family and his body in a violent conflict, and now seeks a way to live again with a cybernetic body. The story blends hard-boiled atmosphere with a sense of regeneration.

hard-boiledcyborgrevengeregenerationviolence

Work Information

A wounded man walks again with a mechanical body.

Winner of the 11th Dengeki Novel Award Silver Prize. Published by Dengeki Bunko on February 10, 2005. 264 pages. A hard-boiled story about a man who lost his family in a conflict and goes on living with a cybernetic body.

Review Summaries

  • It tackles heavy material directly, but the character relationships remain the main draw. Many readers want to continue with the series.

Book Information

Publisher
メディアワークス
Published
2005-02-01
Pages
255 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784840229197
ISBN-10
4840229198
Price
1 JPY
Category
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

Amazon.co.jp: 奇蹟の表現 (電撃文庫 ゆ 2-1) : 結城 充考, KEI: 本

Reviews

  • 硬派な復讐ものです

    かつて家族を殺した相手が、今度は仕事の依頼主を殺しに来る、という話です 生きる糧を見失っていた主人公が、再び殺し屋に挑みに行くシーンが良いです

  • 儚いばかりで、パンチが弱すぎます

    「宝物」のために修道院の子供たちを巻き込んだ犯罪組織と、一個人の確執の物語です。 ライトノベル版レオン、ハードボイルドと言うと聞こえがいいですが、 その実、緊迫感があるようで無いような雰囲気で物語は読み進められます。 まず主人公以外の描写が少なすぎる(ほとんど無い)ので、物語の随所で現れる重要な情報や 敵の動きに重さがありません。結果としてご都合主義に感じられます。 作中で人が死んだり子供が誘拐されたりするのですが、これもさらりとし過ぎていて 儚いばかりで、あまり心に残りません。 主人公とヒロインのことはとことん掘り下げているんですが、 ハードボイルドとしても人情モノとしても、いまひとつパンチが弱い作品だと思います。

  • 二時間の洋画がライトノベルに。

    イノシシの頭をもつサイボーグという、一風変わった主人公。 これがすごい。 彼の一挙一動全てが、まるで本当に『そこにいる』かのような、リアルな存在感を感じさせてくれます。 舞台の雰囲気は20世紀後半のアメリカ。 妻と子供を殺され、それを期に裏の世界から足を洗った主人公。 そんな彼が娘の面影を持った少女との出会いによって、再び裏の世界の抗争に足を踏み入れていく……という、 舞台や設定、ストーリーは、まさしくハリウッド映画という印象。 なにより著者の先生が、物語にマッチした文章で最後まで作品を書ききっているという点が素晴らしいと思いました。 ただ、終始緊迫した雰囲気の漂う作品なので、読む間に休憩を挟まないと辛い人もいるかもしれません。

  • 父親と娘のよう

    ある事情からサイボーグの体を持つ42歳の男と、神の信じる元気な女の子の話。 文庫の帯に、同じく電撃文庫作家さんである高畑京一郎さんのコメントで「ライトノベル版レオン」という言葉がありましたが、確かに。 本そのものはぱっと見、ファンタジックかな?と思いつつ、中身は比較的、現実感がありました。こどもの誘拐の頻発と「宝物」を巡る駆け引き。何がどう繋がっていくのか、主人公は女の子を守りきれるのか。 修道院が舞台の一部ということもあってか、端々でちょっと宗教色が濃いかな、と思う部分も。その独特の色が話の展開にも大きく関わってくるのですが。 欲を言えば主人公に比べて脇役にあと一押し出番が欲しかったかと。せっかくいろんな特徴があるのに勿体無い気がしました。 本編以外の見所としては、裏表紙のイラスト。これは……実際に見てみないことには(笑) 設定が面白いので続巻が出ないかな、と期待もする一冊でした。

  • 男の生き様とでも言いましょうか

    ライトノベルの装丁をしていますがこれは良質なハードボイルドです。 組織の抗争により全身をサイボーグ化した男と、 その境遇ゆえに身の置き所を信仰にしかもてなくなってしまった 少女の言うなれば心の回復を綴った物語とでもいうのでしょうか。 主人公によって大人の男の生き様、責任の取り方を学ばされたような そんな読了感がえられる、ハリウッドというよりはフランス系の 映画のような作品です。

  • 話には心打たれるモノがあるのですが。

    映像として頭に浮かんでくる文章はすごくいいです。表現力では第十一回電撃小説大賞受賞作品の中でもダントツだと思います。 ストーリーにもすごく好感が持てました。 ただ、終始せっぱ詰まった空気が漂っているために、作品の波が伝わってきにくい……かな。 ほのぼのというか、息抜きできるシーンというか、肩の力を抜いて読めるシーンを入れてくれれば、盛り上がるシーンや手に汗握るシーンにもより深く入り込むことが出来たと思うのですが(これを対比効果というらしい)……。 大賞、金賞を逃した理由は僕には分かりませんが、この高い文章力を生かして、次回以降の作品も頑張ってもらいたいです。

  • 辛口のお話が好きな方に

    驚くほどにハードボイルドな作品。 本当にびっくり。 表紙からは想像も付かなかったですね。 銃に臓器売買。殺人と、そしてある教会のお話。 辛口のお話が好きな方は読んでみてはどうでしょう。

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