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シリアスレイジ (電撃文庫 し 11-1)

Dengeki Novel Grand Prize

シリアスレイジ (電撃文庫 し 11-1)

秋芳雅人

In a world transformed by one of the worst viruses in epidemiological history, a boy aiming to become a mutant collector enters practical training. It mixes a ruined world with a school setting.

ruined worldschool lifemutationsurvivalbattle

Work Information

In a changed world, the boy aims to become a collector.

Winner of the 11th Dengeki Novel Award Encouragement Prize. Published by Dengeki Bunko on April 10, 2005. 344 pages. A boy trains to become a collector in a world reshaped by mutation.

Review Summaries

  • The setting and momentum are praised, while some readers point to sparse description and difficulty in the exposition.

Book Information

Publisher
メディアワークス
Published
2005-04-01
Pages
328 pages
Language
日本語
ISBN-13
9784840230193
ISBN-10
4840230196
Price
1 JPY
Category
本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル

シリアスレイジ (電撃文庫) [Apr 01, 2005] 白川 敏行; やすゆき

Reviews

  • 文章センスがイマイチ

    動物の遺伝子に作用し、肉体を変形・変質させるTDHというウィルスによって自然環境が激変した未来。 主人公・篤志はTDH研究のために環境調査やサンプル採取を行う“採集者(ハンター)”を目指す学生。 ある日実習中に監督官たちが突如、生徒を人質にして犯行声明を発表。 緊急事態に篤志は、昔の恩人の娘・栞を助けるためにプロのハンターたちに戦いを挑む。 読んで端的に思ったことは「とっつき難い」である。 カバーのあらすじを読んでも、話の筋がつかみ難くて購入を躊躇した。 話の筋を非常に分かりやすくすると私が上に書いた通り。 デビュー作だけあってかなり粗い作品です。 ボキャブラリが貧困なのか文才がないのか?場にそぐわない言葉がちらほらあって、小説家としての文章センスがちょっとイマイチです。 細かく世界観を作りこんでいるのは良いが、それを文章として作中で全部説明しようといようところに若さを感じる。 それが故に全体的に難い小説になってしまっている。 話の筋自体は悪くないが、小説としてはあまり出来が良くないというのも事実です。

  • 単体なら佳作

    固くて理解しにくい文章とやたらに多過ぎる科学用語。やや多めの視点移動が難点。 主人公のやり過ぎの万能ぶりとあわさって、イマイチカタルシスに乏しい。 最後の人間ドラマはそれなりに面白いだけに惜しい。 ネタバレになるが、3巻以降は完成度がさらに落ちる。 当時は酷く失望させられたものだ。

  • 最後の天然対決は一見の価値有り。

    ウィルスにより生態系に深刻な影響が及んだ世界。 主人公はその生い立ちから自分の本当の力を隠して大学生活を送っている。 「変異種採集者」になるべく、特別体育の実習を受けることから物語ははじまる。 この物語はひとえに「スイッチ」と「大原研究室の発明品」が見せ場であると勝手に解釈している。 主人公は特殊な能力である「スイッチ」を保持しているとはいえ、いわゆる天才タイプではない。 目的の為に努力を惜しまない性格により、完璧な人間に見えるかもしれないが幼き頃よりの努力の集大成である。 目的を見据えるその意思の強さ、それを実行するにたる能力を有しているのは主人公に必要な要素を兼ね備えている。 口ばかりで力もなく、何も成しえない主人公ほど見ていて苛立たしいことはない。

  • 描写が設定に深みを持たせる

    24年前に突然発生しTDHと名付けられたレトロウィルスは、致死率こそエボラ出血熱等に比べれば低いものの、後天的に遺伝子を変異させるという特徴を持っていた。つまり、人間の形質を他種に変化させるのだ。 変化のサイクルが非常に短く、多様性に富んだTDHの研究は困難を極めたが、日本人研究者5人の協力により、ワクチンを作り出すことに成功する。これにより、人類は死と変化の恐怖からまぬがれることはできた。 しかし、TDHは変化のサイクルが短いこと、進化ウィルスとしての可能性を秘めていることから、TDHの研究は現在も続けられている。そして世界各地を飛び回り、サンプルを採取する人々は、かつてのプラントハンターに擬して、レイスハンターと呼ばれる。 17歳の守屋篤志はそんなレイスハンターを目指す一人だ。飛び級入学した大学で、必要な知識・技能の習得に励んでいる。 TDHが作用したのは人類だけではない。このため、他の動物や虫たちもTDHによる形質変化を受け、凶暴化や巨大化したため、レイスハンターが赴く場所は危険地帯となった。このため、レイスハンターは、生物学的知識だけではなく冒険者としての能力も必要とされ、そのライセンス取得には厳しい条件が課せられているのだった。 そんな課程の特別実習において、テロ事件が発生する。一人犯人の拘束をまぬがれることに成功した守屋篤志は、人質となった実習生の救出を試みる。人質の中には、ワクチン作成者の一人の娘である神崎栞も含まれていた。 一種のサバイバル・アクションなのだけれど、設定と脇を固めるキャラクターが個人的に気に入った。特に、レイスハンターの基本技能として必要とされる能力を、実習の過程で細かく描写しているところが舞台設定に深みを持たせていると思う。 篤志を囲む女性キャラたちとのやりとりも、お約束といえばそうなのだが、何かツボにはまってしまう。

  • 名文章OR迷文章?

    序盤から科学雑誌ばりに、お堅い科学用語が飛び込んできます。ハードカバーを思わせる、世界観などの説明文が多いです。 他の小説には無い独自の言い回し。これを独創的と言うか、単にうるさくて分かりずらいと判断するか。(ちなみに私は後者でした)また視点がコロコロ変わるのは減点。 新種のウィルスによって、一変した世界。 独自の世界観の構築はユニークだと思いましたが、難解で独創的な文面は私のオツムでは分かり難かった。それでも、一昔前を思わせる少女マンガのような爽やかでお約束な恋愛シーンはちょっと良かったかも(イラストが特に良かった) もう少しストーリーにヒネリが欲しかった。次回作は期待しません。

  • だんだんと謎が解けていく心地よさ

    ひさびさにこういう少しずつ少しずつ謎が解けていく心地よさを 感じました。(一部予想できた場所はありましたが……) 文章は割合むずかしめ…かな。 オススメできるのは 戦闘ものやサバイバルモノが好きな方。近未来という設定に惹かれた方もいいかもしれません。 別の本で紹介すると川上稔さんの終わりのクロニクルシリーズが好きな方にもオススメできます。 300ページほどなので気軽に取ってみてください。 ああ…それと大学生であだ名が『しーくん』って……。 主人公はすでになれてしまったようです。

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