Japanese Literary Awards

← Back to awarded works
しねるくすり

Kurashi Novel Grand Award

しねるくすり

平沼正樹

Set at a pharmaceutical university, this youth mystery follows a male student's suicide and the spread of a rumor about a drug that allows painless death. The dangerous lure of death, pharmaceutical knowledge, and student relationships intertwine in a mystery full of reversals.

pharmaceutical universityyouth mysterysuiciderumorlife and death

Work Information

A pharmaceutical coming-of-age mystery begins from the paradox that believing one can die may make living easier.

Winner of the 6th Kurashi Novel Grand Award. Centered on Kaoru Suno, the son of a rural physician, and Noel Serizawa, the grandson of a major hospital's chair, the story follows a chain of deaths at a pharmaceutical university. The online rumor of a single pill that can bring painless death exposes the students' anxieties and secrets, developing into a youth mystery grounded in pharmacological knowledge.

Review Summaries

  • The publisher presents it as a blend of pharmacology, youth drama, and mystery, centered on a chain of unexplained deaths and a rumor. Reversals intended to mislead the reader are also emphasized.

  • Reader responses note that, despite the heavy subject, pharmaceutical knowledge is woven into the story and it also reads as a youth novel. Some responses find the premise around death weighty and unsettling.

Book Information

Publisher
産業編集センター
Published
2019-10-16
Pages
314 pages
Language
日本語
Size
18.8 x 12.8 x 2.5 cm
ISBN-13
9784863112407
ISBN-10
4863112408
Price
1430 JPY
Category
本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド

第6回「暮らしの小説大賞」受賞作は、薬学×青春×ミステリー! 「いつでも死ねると思ったら、生きていくのがラクになった」 舞台は薬科大学。何不自由なく青春を謳歌していたはずの男子学生の自殺から、不可解な死の連鎖が始まった。 同じ頃、SNSでは「たった一錠で、痛みも苦しみもなく死ねる薬」があると噂になっていて…。 二転三転する事態に、あなたもきっとダマされる。謎が謎を呼ぶ薬学青春ミステリー、堂々誕生! *第6回「暮らしの小説大賞」受賞作

平沼正樹(ひらぬま まさしげ) 1974年生まれ。神奈川県小田原市出身。帝京大学文学部心理学科卒業後、アニメーション製作会社スタジオ4℃へ入社。2005年にウェルツアニメーションスタジオを設立し、日本初となる3Dアニメーション『アルトとふしぎな海の森』を監督。その後、オーディオドラマレーベルを発足し『キリノセカイ』(角川文庫より小説化)、『さくらノイズ』『盗聴探偵物語』『マネーロード』など数々の作品をプロデュース。現在は株式会社ウェルツアニメーションスタジオの経営、小説の執筆に専念している。

Reviews

  • キレイに包まれていた

    とくになし

  • 最高

    内容は本当に良かったんですけど、梱包が糞でした

  • 薬学の豆知識がハンパない

    あらすじを読んで難しいのかなという印象がありましたが、一気にスラスラと読めてしまいました。 ジャンルはミステリーとなっていますが、恋愛小説だと思います。もしくは青春小説? ただ、ミステリー要素とヒロインの儚さがページを捲る原動力になっていて、その構成が斬新。 青春恋愛小説でありながら、安楽死について深く考えさせられる本です。

  • 生きると言う事を考えて

    どこにでもあるカフェの様子から始まる。見慣れた風景。この本にすっと入り込んで行けます。心の病や傷は、医学で解明されたとしても、薬で緩和されたとしても、治す事が中々難しい。誰もが生きていれば苦しみや悲しみを乗り越えて生きていかなければならないが、いつでも死ぬる薬がある事で、救える人がいる。なんだか矛盾しているようにも思えるが、そうでもないと私も思う。これから迎える高齢化社会の問題や、引きこもりなど、社会は殺伐としている。ミステリー小説としても楽しめる作品だが、現代の社会の問題点を浮き彫りにしている作品だと思う。

  • 「いかに死に赴くか」について考えさせられるミステリ

    たった一錠「飲むだけで確実に死ぬことができる薬」。しかも、苦しむことなく眠るように安らかに死ぬことができる」はずの薬。なんて魅力的なんだろうと思ったけれど、別に自殺することを勧める話ではなかったです。何より証拠(?)に、この薬を得て、逆にいつでも死ねるんだ!と生きる勇気をもらった人たちもいます。そして芹澤さんの「死に方ってのは、生き方の中に含まれると思うか?」という問いには考えさせられました。 テーマが暗いわりには、話の雰囲気は全編を通じてとても明るいです。ミステリの部分は後半がメインですが、予想を何度か裏切られて読み応えがありました。薬にまつわるちょっと役立つ豆知識も多いです。個性的なキャラが多いですが、個人的には丸川のキャラが好きです。

  • ジャケ買いした

    由乃がおじさんにとってとても都合の良い女性過ぎて…そんなんいねーよと。 10代で美人で育ちが良くてオッサンOKって…。 基本、おじさん好きな女の子っていなくて、例外的に何か金銭関係とか何か事情があって妥協せざるを得ないか、普通にそのおじさんが芸能人でファンであるかって以外基本的にないかと。 ジャケ買いしたのですが、私には合わなかったです。テーマは良いし、最初は面白かったんですが、なんというか男性が描く恋愛物ってときどき気持ち悪いのがあるんですが、それにちょっと該当してました。

Related Literary Awards