東南アジア四次元日記
A travel essay in which the author quits his company and wanders through Southeast Asia, encountering strange temples, statues, gardens, and townscapes.
Work Information
Searching for strange things, Southeast Asia slips into another dimension.
One of Miyata Tamaki’s representative early travel books. Rather than famous sights, it follows eccentric forms, local behavior, detours, and failures.
Review Summaries
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Reader response is limited in the sources checked, but the work is noted for the clarity of its subject and the individuality of its voice. Its premise and style may divide readers.
Book Information
- Publisher
- 旅行人
- Published
- 1997-06-20
- Pages
- 220 pages
- Language
- 日本語
- ISBN-13
- 9784947702104
- ISBN-10
- 4947702109
- Price
- 1430 JPY
- Category
- 本/ノンフィクション/歴史・地理・旅行記/紀行文・旅行記
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Reviews
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四次元空間のヘンなものへの目線・ふんだんな写真がたまらない
「四次元日記」です。 近年の作『晴れた日は巨大仏を見に』『四次元温泉日記』などが示すように、著者はこの初期作品のころから、ふつうに辺境を旅するのではなく、「ナナメに」いわば異様な四次元的なものだけを見ようと、旅をしていたことがわかります。 本作は香港のタイガーバームガーデンを皮切りに、ミャンマー、ベトナム、タイの民俗学的な遊園地やお寺、奇妙な祭りなどをたどっており、たとえばその中の一章「不思議盆栽調べ」(ハノイ)はのちに、『ふしぎ盆栽ボンノンボ』という一冊になるなど、基本的には異国の生活にふれたい旅人というより,民俗学的、あるいは文化人類学的興味が根底にあるのだなと思います。 そういうものに関心がある人なら、たまらない入り口をちらつかせてくれる本です。 バンコクの地獄寺の異形の彫像、日本の富士塚と同じ発想の築山,ミャンマーのオカマが霊媒をつとめる祭りなど、ふんだんな写真を見ているだけでも面白い。 しかし、ハノイの日本料理店で、旅行者なのに日本料理を教えろと強要されたり、ミャンマーでのオーバーステイを何とか言いくるめて出国する話、ナッカドゥという霊媒のオカマたちにせまられる話など、ふつうの旅の笑いをまぶした部分と、上述の民俗学的興味が微妙なバランス感です。 旅のすれちがいや勘違いネタをもっと期待する人には多少ものたりなく(この初期作品では独特の文体がやや強引でスベッているところもあります)、もっと祭りや宗教関係にのめりこんでほしい私のような読者には、表面のおもしろさだけで(もちろんかなりおもしろいのですが)中途半端に収拾しているという不満もあり、その点で☆4つかと思いました。 しかし本の値段無視ともいえる写真のふんだんさは捨てがたく、みうらじゅん氏を思わせるノンセンスなつっこみの角度も後年作を予告している感じで、さまざまな意味でむずがゆいようなカラフルな面白さでした。
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まだまだ真面目
宮田氏が会社を辞めた直後の話です。このあとどんどん旅行というテーマから外れていくことを考えると、このころはまだまだ真面目に旅行しています。宮田ファンとしてはもっとふざけろ!というべきところです(笑)。 とはいえ宮田氏独特のふざけた文章はこの時点で完成されています。特に冒頭のミッキーフリークのガキとの戦いは必見です。
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東南アジアの”ヘンなもの”にこだわる旅
作者が10年間のサラリーマン生活を辞めて旅に出た時の、心から開放された喜びで溢れている。 しかし旅というのは日常の真反対にある”非日常”だからこそ価値があることを、作者はこの後の創作活動で思い知ることになる。 この本をわたしはクアラルンプールのチャイナタウンにあるバックパッカー宿で読んだ。 気に入った表現を抜粋すると 「街灯のオレンジ色の光が差し込んで、無言の車内をふぁふぁっとなめるように照らしていき、それがとんでもない場末の地に連れて行かれるようで心もとない。」 (上手いな~) この人がハードボイルドものを書いたら読んでみたいと思った。
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爆笑旅行記
1997年旅行人より刊行。 2001年文春文庫PLUSとして刊行。 2010年幻冬舎文庫として刊行。 という不死鳥のような旅行記。 その間に第3回酒飲み書店員大賞(2007年)受賞。 10年勤めた会社を辞めて旅に出た著者。その最初の旅をつづった爆笑旅行記。 10年以上も前の旅行記なんて、普段は見向きもしない私。 が、「宮田珠己大好き」に加えて変な表紙に魅せられて、購入してしまった。 う〜む、面白い。 バックパッカーの行程には、いろいろ面白いことがありそうだが、その面白さを宮田珠己調が最大限に増幅。 この独特の文体は誰もが認める笑いがある。 「ピンチだ、ピンチ。わたしがピンチ」って、笑っている場合じゃないけれど、でも爆笑。 つくづく娯楽に徹した楽しい本。元気がもらえる。 でその後この人はどうしているの?と思ったら『スットコランド日記』(2009年刊)『スットコランド日記 深入り』(2010年刊)をお試しください。 なんだかいい感じに父親で、息子のサッカーを応援したり、貧乏だと言いながら家を買ったりしています。 そしてやや陰陰滅滅として、たまに亡霊のように東南アジア旅行の思い出が出てきたりしています。
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面白いよ
―「はじめに」より抜粋 ・・・「その会社には大学を卒業してから十年近く勤めていた。十年である。気の遠くなるような年月だ。事実、私は仕事中によく気が遠くなって、会議室で休んだり、近くの喫茶店でコーヒーを飲んだりしたものだ。映画館で映画を観ていたこともあった。言っておくが、サボっていたのではない。そのぐらい仕事を幅広くとらえていたのである。その証拠に、もしそのまま勤めていれば、五年後ぐらいには青年管理職となり、やがては次期社長、それも凄腕経営者として日本経済界に君臨、ゴーストライターを使って自伝『超・前向き』を出すという出世コースが約束されていたのだが、残念ながら約束した相手が誰だったか忘れてしまった。どこかの占い師だったような気もする。」 冒頭で抱腹絶倒の面白さ。全部読むのに時間かかった。
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阿呆写真にふきだしてしまう
今回は、語り口調やツッコミが弱く感じられた。 写真は面白いのだが…。 途中までは☆3つで進んでいく。 第十章オカマ網、大突破からあとがきで巻き返す。 総評、面白い。
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娯楽本
海外で一人旅をしていた時、旅先で出会った方におすすめされた本です。 読み終わった後の率直な感想は、 くだらない(悪い意味ではなく) です。 これほどくだらない本は久々に読みました。 しかし、それが筆者の求めていたものだと思うので、 娯楽本として楽しく読みました。 気休めにどうぞ!
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笑笑笑。
宮田珠己さん、ごくごく最近知ったんですけど、もの凄く面白いですね。この軽妙な語り口、クセになります。 通勤時、電車の中で読んでたんですが、周りの人には確実に怪しい奴だと思われてるはずです。だって肩揺すりながら笑ってしまいました。