日本の文学賞

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相星 雅子

あいほし まさこ

Aiboshi Masako

プロフィール

性別
女性
生誕
1937-10-23 (関東州大連市(満洲国))
死没
2019-03-12 81歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大連(出生) → 奉天(終戦時) → 鹿児島市(引揚げ後・活動拠点)

経歴

職業
小説家, 随筆家, コラムニスト
活動期間
1973年〜2019年
所属
日本ペンクラブ, 九州文学(同人), 小説春秋(創刊・編集発行), 鹿児島ペンシルクラブ(代表), 南日本新聞新春文芸 小説部門 選考委員(2008-2016)
所属団体
日本ペンクラブ

学歴

鹿児島県立甲南高等学校
文芸部(高校)
期間: 1953-1956
卒業年: 1956
国: 日本
家庭の事情で大学進学を断念
放送大学
期間: 1997-2001
卒業年: 2001
国: 日本
1997年に入学、4年間で単位を取得して卒業

受賞歴

南日本文学賞
1990
対象作品: 下関花嫁
主催: 南日本新聞社
結果: 受賞
鹿児島県芸術文化奨励賞
1995
主催: 鹿児島県
結果: 受賞

受賞・候補エディション

南日本文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 下関花嫁

    『下関花嫁』は、相星雅子による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。

    受賞作として読まれてきた『下関花嫁』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。

    受賞作文学作品記憶時代

作品

代表作

みなみのポプラ

1989年 短編小説集

1989年刊の短編集。『時代』『敗北』『夜汽車』『転生』『白い花』『分身』『遠い町』『光景』『結び目』などを収録する。

郷愁女性の人生戦後の記憶

下関花嫁

1990年 短編集

1990年刊。表題作『下関花嫁』ほかを収録。表題作で第18回南日本文学賞を受賞した。収録作に「文字の花嫁」「木馬」「下関花嫁」「賎民」などがある。

家族結婚身分差別

華のときは悲しみのとき — 知覧特攻おばさん 鳥浜トメ物語

1992年 ノンフィクション(伝記)

知覧の特攻基地で若者たちを見送った女性・鳥浜トメの物語を描いたノンフィクション作品。

戦争と遺族記憶と語り地方の歴史

おんなの言葉365日

1991年 コラム集

1991年刊のコラム集。日常の視点から女性の言葉や思いを綴る一冊。

日常生活言葉と女性

おそれたまえ百万人の隠れ王を

2005年 随筆集

2005年刊の随筆集。地域や戦争、日常についての散文を収める。

回想地方文化女性の視点

膿む季節 相星雅子小説選集 3

2013年 選集(短編集)

2013年刊の選集(第3巻)。「包丁の記」「腋の下」「さよならはきらい」などを収録する。

老いと記憶日常の細部女性の関係

全著作

  • みなみのポプラ(1989年)
  • 下関花嫁(1990年)
  • 華のときは悲しみのとき 知覧特攻おばさん鳥浜トメ物語(1992年)
  • おんなの言葉365日(1991年)
  • おそれたまえ百万人の隠れ王を(2005年)
  • 膿む季節 相星雅子小説選集 3(2013年)

作風・主題

文体
現実描写を軸とした淡々とした語り口地方の暮らしを掬い取る観察眼戦後世代の記憶を内省的に描く手法
頻出モチーフ
戦争の記憶女性の人生と家族郷愁と地域社会日常の細部

評価・遺産

鹿児島を拠点に地域文壇を支え、同人誌の創刊や講演会開催、カルチャースクールでの指導を通じて後進の育成に尽力した作家。地方文学の発展と戦争の記憶の継承に寄与したと評価される。

関連学会

  • 日本ペンクラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(蔵書・典拠)
  • VIAF(識別子)
  • CiNii(書誌データベース)

豆知識

  • 評論家の八木俊樹は実弟である。
  • 西鹿児島駅(現・鹿児島中央駅)近くで母と喫茶店を営んだ時期がある。
  • 1973年に文芸同人誌『原色派』で小説を書き始める。
  • 1994年に同人誌『小説春秋』を創刊し編集発行人を務めた。
  • 1990年に『下関花嫁』で第18回南日本文学賞を受賞した。
  • 1997年に鹿児島ペンシルクラブを設立し代表を務めた。
  • かごしま九条の会の呼びかけ人の一人であり、平和運動にも参加した。