日本の文学賞

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赤坂 真理

あかさか まり

Akasaka Mari

プロフィール

性別
女性
生誕
1964-05-13 (東京都杉並区高円寺)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都杉並区高円寺

経歴

職業
小説家, エッセイスト, 文芸評論家, 編集者, 講師
活動期間
1995年〜
所属
文化学院 総合芸術学科 文芸コース 講師, 法政大学 客員教授(日本文学), 株式会社アップルシード・エージェンシー 契約作家
ノミネート
第120回芥川賞(1998年下半期)候補:『ヴァイブレータ』, 第122回芥川賞(1999年下半期)候補:『ミューズ』

学歴

吉祥女子高等学校
国: 日本
慶應義塾大学
法学部 / 政治学科
学位: 学士
国: 日本

受賞歴

野間文芸新人賞
2000
対象作品: ミューズ
主催: 野間文化財団
結果: 受賞
毎日出版文化賞
2012
対象作品: 東京プリズン
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
司馬遼太郎賞
2012
対象作品: 東京プリズン
主催: 司馬遼太郎賞選考委員会
結果: 受賞
紫式部文学賞
2013
対象作品: 東京プリズン
主催: 紫式部文学賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

三島由紀夫賞 1回登壇
  1. 受賞作: ヴァニーユ

    『ヴァニーユ』は、赤坂真理による小説・評論。受賞対象となった作品で、題名が示す人物、場所、記憶、社会的状況を軸に読ませる。

    ヴァニーユは、小説・評論としての輪郭と赤坂真理の関心が重なる作品。

    受賞作小説・評論現代文学
  1. 受賞作: ミューズ

    『2000』は作者による受賞作。作品名が示す主題を軸に、人物や時代の感触を読ませる。

    『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。

    文学賞受賞作人間関係時代の感触
  1. 受賞作: 東京プリズン

    16歳の少女マリが、現代の「東京裁判」に向き合う形で戦争責任と戦後日本の精神史をたどる長編小説。個人の記憶、家族、占領、バブル以後の社会を重ね、日本の戦後が本当に終わったのかを問い直す。

    戦争を忘れても、戦後は終わらない。

    441ページ
    戦後日本東京裁判記憶家族歴史認識
司馬遼太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 東京プリズン

    アメリカで暮らす少女の視点から、戦後日本、天皇制、家族の記憶を問い直す長編。個人史と国家の記憶が交錯し、平成の現在へ続く傷を描く。

    少女の裁判劇を通して、戦後日本の未決の問いが浮かび上がる。

    441ページ
    戦後日本家族史歴史認識
紫式部文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 東京プリズン

    『東京プリズン』は、赤坂真理による作品で、2013年の受賞・選出作として記録されている。河出書房新社の書誌情報で刊行が確認でき、作品単体の書籍として扱える。

    東京プリズンは、赤坂真理の受賞・選出作として書誌確認を行った作品。

    441ページ
    受賞作書誌確認文学賞

作品

代表作

蝶の皮膚の下

1997年 小説

身体や欲望を巡る短編風の作品群を含む長編。女性の身体性や内面を扱う。

身体欲望アイデンティティ

ヴァイブレータ

1999年 小説

都会の男女の関係と孤独、身体性を描いた代表作の一つ。後に映画化された。

都市孤独身体
映像化・舞台化
  • [映画] ヴァイブレータ / 廣木隆一 (2003)

ヴァニーユ

1999年 小説

官能や幻想を含む短長編を収めた作品。身体表現が特色。

官能幻想身体

コーリング

1999年 小説

複数の短編を収めた作品集。現代社会のズレや人間関係を描く。

人間関係都市疎外

ミューズ

2000年 小説

芸術と欲望、女性の主体性を巡る物語。受賞歴のある重要作。

芸術欲望女性

彼が彼女の女だった頃

2003年 小説

ジェンダーや変容を主題とした短篇連作集の性格を持つ作品。

ジェンダー変容記憶

太陽の涙

2008年 小説

個人と社会の痛みを描く長編。歴史や暴力の影響が扱われる。

歴史暴力痛み

東京プリズン

2012年 小説

都市と監獄性、歴史認識をめぐる問題作。複数の賞を受賞。

都市監獄歴史認識

箱の中の天皇

2019年 小説

象徴的な題材を通して権力や記憶を問い直す近年作。

権力記憶象徴

愛と性と存在のはなし

2020年 随筆/評論

愛、性、存在についてのエッセイ集。思想的な論考を含む。

存在

全著作

  • 蝶の皮膚の下(1997年)
  • ヴァイブレータ(1999年)
  • ヴァニーユ(1999年)
  • コーリング(1999年)
  • ミューズ(2000年)
  • 彼が彼女の女だった頃(2003年)
  • 太陽の涙(2008年)
  • 東京プリズン(2012年)
  • 箱の中の天皇(2019年)
  • 愛と性と存在のはなし(2020年)

翻案

  • ヴァイブレータ(映画化、2003年、廣木隆一監督)

作風・主題

文体
身体性を強く意識した写実的かつ冷徹な筆致都市の細部を繊細に描写する観察力
頻出モチーフ
身体欲望孤独記憶都市

評価・遺産

女性の身体や欲望を中心に据えた作品群と、映画化や複数の文学賞受賞によって知られる現代日本の作家。大学での教育活動や評論活動も行っている。

大衆文化への影響

  • ヴァイブレータ(映画化、2003年)

豆知識

  • 1990年代にボンデージやファッション系雑誌の編集長を務めた経験がある。
  • 代表作『ヴァイブレータ』は2003年に映画化された(廣木隆一監督、寺島しのぶ主演)。
  • 2015年に信濃毎日新聞で連載したエッセイの一節が訂正を要する表現を含み話題になった。