日本の文学賞

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キャサリン・M・ヴァレンテ

キャサリン・M・ヴァレンテ

Kyasarin M. Varente

プロフィール

性別
女性
生誕
1979-05-05 (アメリカ合衆国・ワシントン州シアトル)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語

経歴

職業
小説家, 詩人, 文芸評論家
活動期間
2004年〜

学歴

カリフォルニア大学サンディエゴ校
古典文学
国: アメリカ合衆国
エジンバラ大学
古典文学
国: イギリス

受賞歴

ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞
2006
対象作品: 孤児の物語(夜の庭園にて)
部門: 長編
主催: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞委員会
結果: Winner
ミソピーイク賞(一般文芸部門)
2008
対象作品: 孤児の物語
部門: 一般文芸
主催: ミソピーイク協会
結果: Winner
ローカス賞(ノヴェラ部門)
2012
対象作品: 静かに、そして迅速に
部門: ノヴェラ
主催: ローカス誌
結果: Winner
シオドア・スタージョン記念賞
2017
対象作品: The Future Is Blue(邦題)
部門: 短編
主催: シオドア・スタージョン記念賞委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 庭にいる孤児の少女が、目の周りに刻まれた物語を語り始める幻想小説。物語の中にさらに物語が開く構造で、神話、民話、怪物、王女、旅人が連鎖していく。

    千夜一夜物語を思わせる入れ子構造で広がる、濃密な幻想譚。

    496ページ
    幻想神話物語内物語孤児変身
  1. 受賞作: The Future is Blue

    『The Future is Blue』は、キャサリン・M・ヴァレンテによる受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『The Future is Blue』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶

作品

代表作

孤児の物語〈1〉夜の庭園にて

2006年 ファンタジー

複数の物語を入れ子状に織り込んだ幻想的な長編。民話的要素と物語の中の物語が重なる構成。

物語の中の物語民話
翻訳
  • 『孤児の物語〈1〉夜の庭園にて』

孤児の物語〈2〉硬貨と香料の都にて

2007年 ファンタジー

第一巻と対になる続篇。幻想的な都市を舞台にした物語群を収める。

民話都市伝説復讐と救済
翻訳
  • 『孤児の物語〈2〉硬貨と香料の都にて』

パリンプセスト

2009年 ポストモダン/ファンタジー

記憶と都市をめぐるポストモダン的要素を含む作品。

記憶都市
翻訳
  • 『パリンプセスト』

デスレス(Deathless)

2011年 ファンタジー/神話再解釈

ロシア民話の要素を取り入れた成人向けファンタジー。

神話再解釈愛と犠牲
翻訳
  • 『デスレス』

静かに、そして迅速に

2011年 SF/ノヴェラ

技術と孤独をテーマにした短いSF作品。

テクノロジーアイデンティティ
翻訳
  • 「静かに、そして迅速に」

The Future Is Blue

2016年 短編/環境SF

環境と喪失を扱った短編作品。

環境喪失
翻訳
  • 『The Future Is Blue』収録作品(邦訳あり)

全著作

  • 『孤児の物語〈1〉夜の庭園にて』井辻朱美訳、東京創元社、2013年
  • 『孤児の物語〈2〉硬貨と香料の都にて』井辻朱美訳、東京創元社、2013年
  • 『宝石の筏で妖精国を旅した少女』水越真麻訳、早川書房、2013年
  • 『パリンプセスト』井辻朱美訳、東京創元社、2019年
  • 『マインクラフト ジ・エンドの詩』金原瑞人・松浦直美訳、竹書房、2020年
  • 『デシベル・ジョーンズの銀河【スペース】オペラ』小野田和子訳、早川書房、2024年

作品の翻訳

  • 『孤児の物語』シリーズ(日本語訳あり)
  • 『パリンプセスト』(日本語訳あり)

作風・主題

文体
叙情的で装飾的な文体ポストモダン的な語り
頻出モチーフ
物語の入れ子構造民話と神話の再構成変身と旅路

評価・遺産

ポストモダン的手法と民話的想像力を融合した作風で知られ、近年の米英の幻想文学において独自の地位を築いている。短編・長編ともに評価が高く、複数の主要SF/幻想文学賞を受賞している。

豆知識

  • シアトル生まれ。
  • カリフォルニア大学サンディエゴ校、エジンバラ大学で古典文学を学んだ。
  • 公式サイトが存在する: http://www.catherynnemvalente.com