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第23回(1991年) 長編部門受賞作: The Fall of Hyperion
『ハイペリオン』に続く長編で、巡礼者たちの物語の帰結と、銀河規模の政治・戦争・人工知能の謎を描く。キーツをめぐる文学的モチーフと壮大なSF設定が重なり合う。
時間の墓標が開くとき、個人の巡礼は銀河全体の運命へつながっていく。
528ページスペースオペラ人工知能詩宗教
ダン・シモンズ
ダン・シモンズ
Dan Simmons
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1948-04-04 (イリノイ州ピオリア, アメリカ合衆国)
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- コロラド州(在住)
経歴
- 職業
- 作家
- 活動期間
- 1982年〜
- 影響を受けた人物
- ハーラン・エリスン
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| セントルイス・ワシントン大学 | — | — | — | — | アメリカ合衆国 |
セントルイス・ワシントン大学
国:
アメリカ合衆国
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1986 | 世界幻想文学大賞 | 『カーリーの歌』 | — | 世界幻想文学大賞運営団体 | Winner |
| 1990 | ヒューゴー賞 | 『ハイペリオン』 | — | ワールドコン(世界SF大会) | Winner |
| 1990 | ローカス賞 | 『ハイペリオン』 | — | ローカス誌 | Winner |
| 1995 | 星雲賞(海外長編賞) | 『ハイペリオン』 | 海外長編賞 | 全米空想科学小説作家協会(SFWA) | Winner |
| 1991 | ローカス賞 | 『ハイペリオンの没落』 | — | ローカス誌 | Winner |
| 1992 | イギリスSF協会賞 | 『ハイペリオンの没落』 | — | イギリスSF協会 | Winner |
| 1998 | ローカス賞 | 『エンディミオンの覚醒』 | — | ローカス誌 | Winner |
| 2004 | ローカス賞 | 『イリアム』 | — | ローカス誌 | Winner |
| 1990 | ローカス賞 | 『殺戮のチェスゲーム』 | — | ローカス誌 | Winner |
| 1990 | ブラム・ストーカー賞 | 『殺戮のチェスゲーム』 | — | ホラー作家協会(HWA) | Winner |
世界幻想文学大賞
1986
対象作品:
『カーリーの歌』
主催:
世界幻想文学大賞運営団体
結果:
Winner
ヒューゴー賞
1990
対象作品:
『ハイペリオン』
主催:
ワールドコン(世界SF大会)
結果:
Winner
ローカス賞
1990
対象作品:
『ハイペリオン』
主催:
ローカス誌
結果:
Winner
星雲賞(海外長編賞)
1995
対象作品:
『ハイペリオン』
部門:
海外長編賞
主催:
全米空想科学小説作家協会(SFWA)
結果:
Winner
ローカス賞
1991
対象作品:
『ハイペリオンの没落』
主催:
ローカス誌
結果:
Winner
イギリスSF協会賞
1992
対象作品:
『ハイペリオンの没落』
主催:
イギリスSF協会
結果:
Winner
ローカス賞
1998
対象作品:
『エンディミオンの覚醒』
主催:
ローカス誌
結果:
Winner
ローカス賞
2004
対象作品:
『イリアム』
主催:
ローカス誌
結果:
Winner
ローカス賞
1990
対象作品:
『殺戮のチェスゲーム』
主催:
ローカス誌
結果:
Winner
ブラム・ストーカー賞
1990
対象作品:
『殺戮のチェスゲーム』
主催:
ホラー作家協会(HWA)
結果:
Winner
受賞・候補エディション
英国SF協会賞
1回登壇
シオドア・スタージョン記念賞
1回登壇
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第7回(1993年) 受賞受賞作: 最後のクラス写真
『最後のクラス写真』は、異様な状況の教室に立ち続ける教師を描く短編。ホラーの設定を使いながら、教育、責任、失われた子どもたちへの愛情を痛切に浮かび上がらせる。
崩壊した教室でなお授業を続ける姿が、恐怖と慈しみを同時に残す。
428ページ教師と生徒ホラーと哀惜責任の物語
作品
代表作
『ハイペリオン』
1989年 サイエンス・フィクション遠未来を舞台にした群像的なSF叙事詩。巡礼者たちの物語と謎の存在「シュライク」を巡る構成で知られる。
時間宗教信仰運命
翻訳
- 酒井昭伸訳(早川書房)
『ハイペリオンの没落』
1990年 サイエンス・フィクション『ハイペリオン』の続編にあたる作品。宇宙規模の陰謀と個々の人物の運命を描く。
文明衝突運命犠牲
翻訳
- 酒井昭伸訳(早川書房)
『エンディミオン』
1996年 サイエンス・フィクションハイペリオン四部作の後半三部作に関わる作品群の一部。新たな主人公たちが登場する。
救済宗教旅
翻訳
- 酒井昭伸訳(早川書房)
『エンディミオンの覚醒』
1997年 サイエンス・フィクションエンディミオンの続編で、シリーズの主要テーマの完結へ向かう物語。
犠牲愛政治
翻訳
- 酒井昭伸訳(早川書房)
『カーリーの歌』
1985年 ホラーカルカッタ(コルカタ)を舞台にしたホラー小説。暗く暴力的な要素を含む。
狂気宗教的儀礼文化衝突
翻訳
- 柿沼瑛子訳(早川書房)
『殺戮のチェスゲーム』
1989年 ホラー / サスペンス心理的ホラーと超自然的要素を組み合わせた長編。人間の意志と操作をめぐるサスペンス。
操作暴力心理戦
翻訳
- 柿沼瑛子訳(早川書房)
『サマー・オブ・ナイト』
1991年 ホラー少年時代の夏を描いたホラー小説。小さな町で起きる不可解な事件と恐怖がテーマ。
喪失友情記憶
翻訳
- 田中一江訳(扶桑社)
『ザ・テラー 極北の恐怖』
2007年 歴史ホラー / 冒険極北探検隊を題材にした歴史的ホラー。極地での生存と超自然的恐怖を描く。
生存自然の脅威孤立
映像化・舞台化
- [テレビドラマ] ザ・テラー (2018)
翻訳
- 嶋田洋一訳(早川書房)
『イリアム』
2003年 サイエンス・フィクションホメロスの『イーリアス』と未来の科学を織り交ぜた大作。古典とSFの融合が試みられている。
古典と現代神話人間性
翻訳
- 酒井昭伸訳(早川書房)
『オリュンポス』
2005年 サイエンス・フィクション『イリアム』の続編にあたる作品。叙事詩的な構成とSF的設定が展開される。
神話再解釈文明の命運
翻訳
- 酒井昭伸訳(早川書房)
『ドルード』
2009年 歴史フィクション / ミステリチャールズ・ディケンズの晩年とロンドンを舞台にした歴史的フィクション。謎と執着が中心。
執着作家と作品暗闇
全著作
- 『ハイペリオン』
- 『ハイペリオンの没落』
- 『エンディミオン』
- 『エンディミオンの覚醒』
- 『カーリーの歌』
- 『殺戮のチェスゲーム』
- 『サマー・オブ・ナイト』
- 『ザ・テラー 極北の恐怖』
- 『イリアム』
- 『オリュンポス』
- 『ドロッド』
翻案
- 『ザ・テラー』:テレビドラマ化(2018年)
作品の翻訳
- 『ハイペリオン』:酒井昭伸訳(早川書房)
- 『カーリーの歌』:柿沼瑛子訳(早川書房)
作風・主題
- 文体
- 叙事的で詳細な場面描写ジャンルを跨ぐ語り
- 頻出モチーフ
- 宗教と信仰時間/運命死と救済
評価・遺産
ダン・シモンズはSFとホラーを横断する作品群で国際的に評価され、多数の主要賞を受賞した。叙事詩的な構成や古典と現代を結ぶ発想で後続作家にも影響を与え、作品はいくつか映像化されている。
大衆文化への影響
- 『ザ・テラー』のテレビドラマ化(2018年)が話題となった
豆知識
- 小学校で教鞭を取りながら創作を始めた
- 短編「黄泉の川が逆流する」で『トワイライト・ゾーン』誌のコンテストに入選しデビューした
- 公式サイト: http://www.dansimmons.com/