日本の文学賞

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エルモア・レナード

エルモア・レナード

Elmore Leonard

プロフィール

性別
男性
生誕
1925-10-11 (ニューオーリンズ、ルイジアナ州、アメリカ合衆国)
死没
2013-08-20 (ブルームフィールドヒルズ、ミシガン州、アメリカ合衆国) 87歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ニューオーリンズ(幼年期) → ダラス(転居) → オクラホマシティ(転居) → メンフィス(転居) → デトロイト(長年の居住地) → ブルームフィールドヒルズ(晩年)

経歴

職業
小説家, 脚本家, コピーライター
活動期間
1950年〜2013年
影響を受けた人物
エーリヒ・マリア・レマルク, レイモンド・チャンドラー, ダシール・ハメット
影響を与えた人物
デニス・レヘイン, ピーター・レナード(息子), クエンティン・タランティーノ(映画化を通じて影響)

学歴

デトロイト大学
英語・哲学
学位: Bachelor of Arts
期間: 1946-1950
卒業年: 1950
国: アメリカ合衆国
復員後に入学し、英語と哲学の学位を取得して卒業

受賞歴

エドガー賞(最優秀長篇賞)
1984
対象作品: ラブラバ
主催: アメリカ探偵作家クラブ
結果: Winner
ハメット賞(初回受賞者)
1991
対象作品: Maximum Bob
主催: 国際犯罪作家協会(北米支部)
結果: Winner
巨匠賞
1992
主催: アメリカ探偵作家クラブ
結果: Winner

受賞・候補エディション

ハメット賞 1回登壇
  1. 受賞作: Maximum Bob

    『Maximum Bob』はエルモア・レナードの犯罪小説。フロリダの判事ボブ・ギブスをめぐる脅迫と駆け引きを、レナードらしい会話の切れ味と乾いたユーモアで描く。

    フロリダの湿った空気のなかで、法廷、犯罪者、保護観察官の思惑が鋭く交差する。

    295ページ
    犯罪小説フロリダ司法ブラックユーモア

作品

代表作

The Bounty Hunters

1953年 西部劇

初期の西部劇小説。賞金稼ぎをめぐる人間模様と荒野での対決を描く。

正義と復讐荒野

オンブレ(Hombre)

1961年 西部劇

偏見と勇気をテーマにした西部劇。映画化もされた代表作の一つ。

偏見個人の勇気
映像化・舞台化
  • [映画] 太陽の中の対決 / Martin Ritt (1967)

The Big Bounce

1969年 クライム/犯罪小説

非西部劇への転換を示した作品。犯罪と偶然が交錯するストーリー。

犯罪機知
映像化・舞台化
  • [映画] 悪女のたわむれ (1969)
  • [映画(リメイク)] ビッグ・バウンス / George Armitage (2004)

Mr. Majestyk

1974年 アクション/犯罪

平凡な男が抗争に巻き込まれていくアクション中心の物語。映画化の元となった。

暴力正義
映像化・舞台化
  • [映画] マジェスティック (1974)

City Primeval(野獣の街)

1980年 クライム/ハードボイルド

都市犯罪と腐敗を描く長編。デトロイト近辺の空気感を反映している。

腐敗暴力

La BRAVA(ラブラバ)

1983年 クライム/スリラー

レナードの文体が広く評価された作品。犯罪と人間関係を冷徹に描写する。

犯罪人間関係

Glitz(グリッツ)

1985年 クライム/サスペンス

賭博やリゾートを舞台にした犯罪劇。ベストセラーとなった。

賭博裏社会

Get Shorty(ゲット・ショーティ)

1990年 クライム/コメディ

犯罪世界と映画業界を交差させたユーモアあふれる作品。映画化され大ヒット。

映画産業犯罪とユーモア
映像化・舞台化
  • [映画] ゲット・ショーティ / Barry Sonnenfeld (1995)

Rum Punch(ラム・パンチ)

1992年 クライム

銀行強盗と裏切りを描くクライム小説。タランティーノによって映画化された。

犯罪裏切り
映像化・舞台化
  • [映画] ジャッキー・ブラウン / Quentin Tarantino (1997)

Out of Sight(アウト・オブ・サイト)

1996年 クライム/ロマンス

逃亡中の犯罪者と連邦保安官の関係を描く、犯罪と官能が交差する物語。ソダーバーグ監督で映画化。

逃亡危険な恋
映像化・舞台化
  • [映画] アウト・オブ・サイト / Steven Soderbergh (1998)

3:10 to Yuma(決断の3時10分)

1954年 西部劇

短編として知られる作品で、何度も映画化された。

勇気法と秩序
映像化・舞台化
  • [映画] 決断の3時10分 (1957)
  • [映画(リメイク)] 3時10分、決断のとき / James Mangold (2007)

全著作

  • The Bounty Hunters(1953)
  • The Law at Randado(1954)
  • Escape from Five Shadows(1956)
  • オンブレ(Hombre)(1961)
  • The Big Bounce(1969)
  • The Moonshine War(1969)
  • Valdez is Coming(1970)
  • Mr. Majestyk(1974)
  • Fifty-Two Pickup(1974)
  • Swag(1976)
  • Unknown Man No.89(1977)
  • The Hunted(1977)
  • The Switch(1978)
  • Gunsights(1979)
  • City Primeval(1980)
  • Gold Coast(1980)
  • Split Images(1981)
  • Cat Chaser(1982)
  • Stick(1983)
  • La BRAVA(1983)
  • Glitz(1985)
  • Bandits(1987)
  • Touch(1987)
  • Freaky Deaky(1988)
  • Killshot(1989)
  • Get Shorty(1990)
  • Maximum Bob(1991)
  • Rum Punch(1992)
  • Pronto(1993)
  • Riding the Rap(1995)
  • Out of Sight(1996)
  • Cuba Libre(1998)
  • Be Cool(1999)
  • Pagan Babies(2000)
  • Tishomingo Blues(2002)
  • A Coyote's in the House(2003)
  • Mr. Paradise(2004)
  • The Complete Western Stories(2004)
  • The Hot Kid(2005)
  • Comfort to the Enemy(2006)
  • Up in Honey's Room(2007)
  • Elmore Leonard's 10 Rules of Writing(2007)
  • Road Dogs(2009)

翻案

  • 決断の3時10分(3:10 to Yuma) - 映画化(1957, 2007)
  • オンブレ(Hombre) - 映画化(1967)
  • ゲット・ショーティ(Get Shorty) - 映画(1995)
  • ジャッキー・ブラウン(Rum Punch 原作) - 映画(1997)
  • アウト・オブ・サイト(Out of Sight) - 映画(1998)
  • ビー・クール(Be Cool) - 映画(2005)

作風・主題

文体
簡潔で無駄のない文体乾いたユーモアと会話中心の描写
頻出モチーフ
犯罪と正義の境界冷徹な会話男臭い世界観法のあいまいさ

評価・遺産

エルモア・レナードは、簡潔でテンポの良い文体と登場人物の会話によって現代犯罪小説に大きな影響を与えた。多数の作品が映画化され、米国内外で高い評価を受けた。

関連学会

  • アメリカ探偵作家クラブ

大衆文化への影響

  • 多数の映画化によりハリウッドやポップカルチャーに影響を与えた
  • 作家の執筆ルールは執筆指南として広く引用される

引用

  • 読み飛ばされがちな部分は書かないようにしろ。
    出典: Elmore Leonard's 10 Rules of Writing(2007) (2007年)

豆知識

  • 本名はエルモア・ジョン・レナード・ジュニア
  • 第二次世界大戦中、シービー(米海軍建設部隊)に従軍(1943–1946)
  • ニックネームは「ダッチ」
  • 子供が5人おり、息子ピーター・レナードも作家