日本の文学賞

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花崎 皋平

はなざき こうへい

hanazaki kouhei

プロフィール

性別
男性
生誕
1931-06-22 (東京)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
著述家, 翻訳家, 詩人, 哲学者, 教員
活動期間
1954年〜
所属
北海道大学(西洋哲学 教員)
影響を受けた人物
カール・マルクス, フリードリヒ・エンゲルス, ハワード・ジン

学歴

東京大学文学部
文学部 / 哲学科
卒業年: 1954
国: 日本

受賞歴

小熊秀雄賞
2010
対象作品: アイヌモシリの風に吹かれて
結果: winner

受賞・候補エディション

小熊秀雄賞 1回登壇
  1. 『アイヌモシリの風に吹かれて』は、アイヌモシリを吹き渡る風を大きな時間の感覚として受け止める長編物語詩です。歴史、土地、民族の記憶を、詩のリズムで語り継ぐように構成されています。

    アイヌモシリを渡る風が、土地と歴史の声を詩のかたちで運びます。

    162ページ
    アイヌモシリ土地の記憶歴史物語詩

作品

代表作

静かな大地 ― 松浦武四郎とアイヌ民族

1988年 ノンフィクション(歴史・民族)

松浦武四郎の生涯とアイヌ民族の歴史・現状に対する考察をまとめた著作。アイヌの境遇に同情的な視点で論じる。

アイヌ歴史共生

生きる場の哲学 共感からの出発

1981年 哲学・思想

生活の場と共感を出発点とする社会哲学的論考。地域と共生を重視する視点を提示する。

共生地域社会哲学

アイヌモシリの風に吹かれて

2010年 長編詩

アイヌモシリ(アイヌの土地)を主題にした長編詩。文化・歴史・共生を詩的に表現した作品で、小熊秀雄賞を受賞した。

アイヌ文化

全著作

  • 明日の方へ 詩集
  • 年代記 詩集
  • マルクスにおける科学と哲学
  • 力と理性 実践的潜勢力の地平から
  • 風はおのが好むところに吹く
  • いのちをわかちあう
  • 生きる場の哲学 共感からの出発
  • 生きる場の風景 その継承と創造
  • 地域をひらく 生きる場の構築
  • 解放の哲学をめざして 衆愚は天に愚ならず
  • 学問に何ができるか
  • 静かな大地 松浦武四郎とアイヌ民族
  • 民衆主体への転生の思想 弱さをもって強さに桃む
  • 思想の海へ「解放と変革」 島々は花綵 - ヤポネシア弧は物語る
  • アイデンティティと共生の哲学
  • タイ・カンボジアを歩く 民から民へ
  • 個人 / 個人を超えるもの
  • 〈共生〉への触発 脱植民地・多文化・倫理をめぐって
  • 〈じゃなかしゃば〉の哲学 ジェンダー・エスニシティー・エコロジー
  • どこへ行く?
  • ピープルの思想を紡ぐ
  • 田中正造と民衆思想の継承
  • 風のとおる道 詩集
  • 天と地と人と 民衆思想の実践と思索の往還から
  • 生きる場の思想と詩の日々

作家による翻訳

  • ドイツ・イデオロギー(翻訳)
  • 資本論の弁証法(翻訳)

作風・主題

文体
詩的・散文的な文体哲学的・論説的表現地域や民衆に寄り添う記述
頻出モチーフ
共生民衆思想地域アイヌ文化

評価・遺産

花崎皋平は、哲学・詩・翻訳を横断する実践的な思想家・著述家であり、地域・民衆・先住民族の問題に対する継続的な関心で評価される。市民運動への参加や翻訳活動も評価され、長年にわたり地域と共生をテーマにした著作を発表している。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著作目録)

豆知識

  • 1966年に札幌での反戦運動「札幌ベ平連」の結成に加わった。
  • 1970年にデモ参加者をかばって逮捕されたが、後に釈放された。
  • 1971年に北海道大学を退職し、以降は翻訳や執筆で生活を維持した。
  • ピープルズ・プラン研究所を武藤一羊とともに創設した。