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第3回(1972年) 受賞受賞作: 石の血脈
『石の血脈』は、半村良によるジャンル小説。受賞時期の文学・出版状況を映し、題名が示す人物、場所、事件を軸にした表現が作品の核になっている。
『石の血脈』は、受賞作として残る題材の強さと作者の視点を伝える作品である。
530ページ受賞作ジャンル小説昭和期の文学作者の視点
半村 良
はんむら りょう
Hanmura Ryo
別名:
清野 平太郎
ペンネーム:
半村 良(小説家として用いた筆名。本名は清野平太郎。)
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1933-10-27 (東京府東京市葛飾区)
- 死没
- 2002-03-04 (東京都渋谷区) 68歳
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 東京都葛飾区(出生) → 石川県能登地方(疎開 1942-1945) → 北海道苫小牧市(1984-1987) → 東京都浅草(1987-1999頃) → 栃木県鹿沼市(1999-2001頃) → 群馬県前橋市(2001) → 東京都調布市(2001-2002、家族のもとへ)
経歴
- 職業
- 小説家, 脚本家, 放送関係者(初期)
- 活動期間
- 1962年〜2002年
- 所属
- 日本SF作家クラブ(事務局長経験あり)
- 所属団体
- 日本SF作家クラブ
- 影響を受けた人物
- 小松左京(交友・影響関係)
- 影響を与えた人物
- 伝奇ロマン系および架空戦記ジャンルの後続作家達
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都立両国高等学校 | — | — | — | 卒業 1952 | 日本 |
東京都立両国高等学校
期間:
卒業 1952
卒業年:
1952
国:
日本
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1962 | ハヤカワ・SFコンテスト(入選) | 収穫 | — | 早川書房 | 入選 |
| 1972 | 星雲賞(日本長編部門) | 石の血脈 | 日本長編部門 | 日本SFファングループ/星雲賞選考委員会 | 受賞 |
| 1973 | 泉鏡花文学賞 | 産霊山秘録 | — | 泉鏡花文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 1975 | 直木賞 | 雨やどり | — | 直木賞選考委員会 | 受賞 |
| 1988 | 日本SF大賞 | 岬一郎の抵抗 | — | 日本SF作家クラブ/日本SF大賞選考委員会 | 受賞 |
| 1993 | 柴田錬三郎賞 | かかし長屋 | — | 柴田錬三郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2002 | 日本冒険小説協会大賞(特別賞) | — | 特別賞 | 日本冒険小説協会 | 受賞 |
ハヤカワ・SFコンテスト(入選)
1962
対象作品:
収穫
主催:
早川書房
結果:
入選
星雲賞(日本長編部門)
1972
対象作品:
石の血脈
部門:
日本長編部門
主催:
日本SFファングループ/星雲賞選考委員会
結果:
受賞
泉鏡花文学賞
1973
対象作品:
産霊山秘録
主催:
泉鏡花文学賞選考委員会
結果:
受賞
直木賞
1975
対象作品:
雨やどり
主催:
直木賞選考委員会
結果:
受賞
日本SF大賞
1988
対象作品:
岬一郎の抵抗
主催:
日本SF作家クラブ/日本SF大賞選考委員会
結果:
受賞
柴田錬三郎賞
1993
対象作品:
かかし長屋
主催:
柴田錬三郎賞選考委員会
結果:
受賞
日本冒険小説協会大賞(特別賞)
2002
部門:
特別賞
主催:
日本冒険小説協会
結果:
受賞
受賞・候補エディション
星雲賞
1回登壇
泉鏡花文学賞
1回登壇
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第1回(1973年) 受賞受賞作: 産霊山秘録
『産霊山秘録』は半村良による文学作品で、泉鏡花文学賞の受賞作として位置づけられている。作品は当時の文学的関心や作家の表現上の特色を伝える一冊である。
泉鏡花文学賞が評価した『産霊山秘録』は、半村良の表現をたどる入口となる作品である。
文学受賞作表現
直木三十五賞
1回登壇
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受賞作: 雨やどり
『雨やどり』は、半村良による小説。題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が1974年の受賞作として評価された。
雨やどりは、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。
296ページ歴史と人物人間心理物語性
日本SF大賞
1回登壇
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第9回(1988年) 受賞受賞作: 岬一郎の抵抗
『岬一郎の抵抗』は半村良による、想像力を軸に、人間や社会のあり方を問い直す作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。
『岬一郎の抵抗』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。
594ページ想像力社会抵抗未来
柴田錬三郎賞
1回登壇
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第6回(1993年) 受賞受賞作: かかし長屋
かかし長屋は、半村良による文学作品。時代や土地の空気を背景に、人間関係、記憶、選択の重みを描く物語として位置づけられる。
かかし長屋は、半村良の作風と主題が凝縮された受賞作品です。
文学人間関係記憶
作品
代表作
石の血脈
1971年 伝奇ロマン/伝奇SF民俗的な要素とSF的発想を融合させた長編。伝奇的要素と現代的テーマを織り交ぜた作品。
伝奇家系・血脈民俗
戦国自衛隊
1974年 架空戦記/SF現代の自衛隊が戦国時代にタイムスリップするという架空戦記の先駆的作品。戦史と現代の衝突を描く。
タイムトラベル歴史改変軍事倫理
映像化・舞台化
- [映画] 戦国自衛隊 / 深作欣二 (1979)
- [映画(原案)] 戦国自衛隊1549 (2005)
岬一郎の抵抗
1988年 人情小説×SF人情物とSF要素を融合した作品。社会的テーマを背景に個人の抵抗と葛藤を描く。
人情社会批評SF的要素
全著作
- 収穫
- 石の血脈
- 産霊山秘録
- 戦国自衛隊
- 雨やどり
- 岬一郎の抵抗
- 太陽の世界
- 妖星伝(全7巻)
- かかし長屋
- 晴れた空
翻案
- 戦国自衛隊(映画化 1979)
- 新宿馬鹿物語(映画 1977、原作)
- 雨やどり(NHKドラマ 1975、原作)
作風・主題
- 文体
- 伝奇ロマン伝奇SFの融合人情小説的描写奇想豊かなプロット
- 頻出モチーフ
- 伝説・民俗歴史改変家族・血脈再軍備や軍事への警鐘
健康
-
肺炎2002-03肺炎により2002年3月4日に死去。活動の終結。
評価・遺産
半村良は伝奇ロマンとSFを融合させた独自の作風で知られ、日本の伝奇SFジャンルの開拓者とみなされる。『戦国自衛隊』は架空戦記の源流と評され、多数の映像化で大衆文化にも影響を与えた。
関連学会
- 日本SF作家クラブ
資料所蔵先
- 半文居(公式サイト)
大衆文化への影響
- 映画『戦国自衛隊』(1979)ほか映像化で広く知られる
引用
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自分でもよくわからないんですけど……だいたい店の女の子につけるような要領で、ラ行の多いやつを入れて、開口音で始まって……。
出典: 吉行淳之介『恐怖対談』 (新潮文庫, 1980) 対話より (1980年)
豆知識
- 本名は清野平太郎。
- 短編『収穫』で1962年にハヤカワ・SFコンテスト入選しデビュー。
- ペンネームの由来には諸説あるが本人は薬品のネーミング法等を参考に語呂で選んだと語っている。
- 馬主としてハーフェンダールという名の馬を保有していたことがある(ペンネームもじり)。
- 『戦国自衛隊』は1979年に映画化され、2005年にリメイクされた。