日本の文学賞

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ヘレン・マクロイ

ヘレン・マクロイ

Heren Makuroi

ペンネーム: ヘレン・クラークソン一部作品で用いたペンネーム

プロフィール

性別
女性
生誕
1904-06-06 (アメリカ合衆国・ニューヨーク)
死没
1994-12-01 (アメリカ合衆国・ニューヨーク) 90歳
国籍
アメリカ
言語
英語

経歴

職業
推理作家, ジャーナリスト
活動期間
1927年〜1990年
所属
アメリカ探偵作家クラブ(MWA), ユニバーサル・ニュース・サービス(勤務経験)
所属団体
アメリカ探偵作家クラブ
影響を受けた人物
アーサー・コナン・ドイル(シャーロック・ホームズ)

学歴

パリ大学(ソルボンヌ)
期間: 1923-1927
国: フランス
在学中に新聞社での記者活動と並行して執筆を開始

受賞歴

MWA 評論賞
1953
主催: アメリカ探偵作家クラブ(MWA)
結果: 受賞
ネロ・ウルフ賞
対象作品: 読後焼却のこと
主催: 不明
結果: 受賞
巨匠賞
1990
主催: アメリカ探偵作家クラブ(MWA)
結果: 受賞
EQMM 短編小説コンテスト 第2席
1946
対象作品: 東洋趣味
部門: 短編
主催: Ellery Queen's Mystery Magazine
結果: 第2席

受賞・候補エディション

  1. ボストンの下宿屋を営むハリエット・サットンは、誰かを殺す計画を示すメモを見つける。やがて入居者の一人が殺され、容疑はベトナム帰還兵である彼女の息子にも向けられる。ハリエットは精神科医探偵ベイジル・ウィリング博士に助けを求め、閉ざされた家の住人たちの不安と秘密をたどっていく。

    一通の不穏なメモが、古い下宿屋に暮らす人々の秘密と殺意をあぶり出す。

    187ページ
    心理ミステリーベイジル・ウィリング下宿屋ベトナム帰還兵家族への疑念閉鎖空間

作品

代表作

死の舞踏

1938年 推理小説

デビュー作。ベイジル・ウィリング博士シリーズの初期作品で、本格ミステリ要素を含む長編。

推理心理分析
翻訳
  • 死の舞踏(板垣節子 訳)

暗い鏡の中に

1950年 怪奇・推理

怪奇要素と心理描写を織り交ぜた作品。短編や長編を通じて恐怖とミステリが交錯する。

超自然恐怖
翻訳
  • 暗い鏡の中に(高橋豊 訳/新訳あり)

幽霊の2/3

1956年 推理・怪奇

幽霊や怪奇現象を絡めた長編。ベイジル・ウィリング博士シリーズの一作。

幽霊論理と非論理の対立
翻訳
  • 幽霊の2/3(守屋陽一 訳/駒月雅子 新訳あり)

読後焼却のこと

1980年 推理小説

後期の長編作品。読後の倫理や記憶をめぐるテーマを扱う。

倫理記憶
翻訳
  • 読後焼却のこと(山本俊子 訳)

全著作

  • 死の舞踏 (Dance of Death)
  • 月明かりの男 (The Man in the Moonlight)
  • ささやく真実 (The Deadly Truth)
  • あなたは誰? (Who's Calling?)
  • 家蝿とカナリア (Cue for Murder)
  • 暗い鏡の中に (Through a Glass, Darkly)
  • 幽霊の2/3 (Two-Thirds of a Ghost)
  • 割れたひづめ (Mr. Splitfoot)
  • 読後焼却のこと (Burn This)

作風・主題

文体
本格ミステリから怪奇・ホラー、SFまで横断する多様な文体心理描写と合理的推理を重視する筆致
頻出モチーフ
心理分析幽霊・超自然現象倫理的ジレンマ

評価・遺産

短編の名手として日本でも評価され、近年では未訳長編の翻訳が進み再評価されている。MWA会長や同クラブの巨匠賞受賞など、アメリカ推理界での功績が大きい。

関連学会

  • アメリカ探偵作家クラブ

豆知識

  • 1950年代に女性として初めてMWA会長に就任した。
  • 日本では短編が先に紹介され「短編の名手」として知られた。
  • ヘレン・クラークソンの名義でも作品を発表している。