日本の文学賞

← ホームに戻る

大村 彦次郎

おおむら ひこじろう

Omura Hikojiro

プロフィール

性別
男性
生誕
1933-09-27 (東京市茅場町(日本橋区))
死没
2019-08-30 85歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
編集者, 文芸評論家
活動期間
1959年〜2019年
所属
講談社, 短歌研究社, 日本ペンクラブ
所属団体
日本ペンクラブ
影響を受けた人物
谷崎精二
影響を与えた人物
野坂 昭如, 井上 ひさし, 長部 日出雄, 村上 龍, 村上 春樹, 池波 正太郎, 笹沢 左保

学歴

早稲田大学
文学部 / 国文科
学位: 学士
期間: 1952-1959
卒業年: 1959
国: 日本
1952年に政経学部に入学、のち学士入学で文学部国文科に進学して卒業

受賞歴

新田次郎文学賞
1999
対象作品: 文壇栄華物語
主催: 新田次郎文学賞選考委員会
結果: Winner
長谷川伸賞
2006
対象作品: 時代小説盛衰史
主催: 長谷川伸賞選考委員会
結果: Winner
大衆文学研究賞
2006
対象作品: 時代小説盛衰史
主催: 大衆文学研究賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 文壇栄華物語

    近代文学を支えた作家や編集者、出版社の人間模様をたどる文壇史の作品。文学が生まれる場の華やぎと葛藤を、人物の交錯から浮かび上がらせる。

    文壇栄華物語は、文壇史を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

    文壇史近代文学作家出版

作品

代表作

文壇うたかた物語

1995年 文芸評論・エッセイ

文壇の人間模様や編集現場を回顧したエッセイ集。

文壇史編集の現場回顧録

文壇栄華物語

1998年 評論・ノンフィクション

戦後から現代に至る文壇の栄華と変遷を描いた作品。編集者としての立場から多くの逸話を綴る。

文壇の栄華出版史編集者の視点

文壇挽歌物語

2001年 エッセイ・回想録

文壇の没落や変化を見つめた回想的エッセイ。個人と業界の変遷を描く。

没落と変化文士の肖像

ある文藝編集者の一生

2002年 伝記・評論

楢崎勤の評伝を含む、編集者の仕事と生涯を描いたノンフィクション。

伝記編集の仕事

時代小説盛衰史

2005年 評論・歴史文芸研究

時代小説(歴史小説)の隆盛と衰退を分析した研究的著作。大衆文学の文脈で歴史を検証する。

大衆文学時代小説史出版と読者

全著作

  • 文壇うたかた物語(1995)
  • 文壇栄華物語(1998)
  • 文壇挽歌物語(2001)
  • ある文藝編集者の一生(2002)
  • 文士の生きかた(2003)
  • 時代小説盛衰史(2005)
  • 文士のいる風景(2006)
  • 万太郎・松太郎・正太郎—東京生まれの文人たち(2007)
  • 東京の文人たち(2009)
  • 荷風 百閒 夏彦がいた—昭和文人あの日この日(2010)

作風・主題

文体
明晰で事実に基づく記述編集者の視点からの証言的語り口
頻出モチーフ
文壇の舞台裏編集現場昭和の文人たち

健康

  • 下咽頭がん
    2019(診断・闘病の詳細は非公開)
    2019年に死去。闘病の末、85歳で逝去し活動を終えた。

評価・遺産

講談社の主要編集者として多くの作家を世に送り出し、文壇史や編集史に関する著作で知られる。編集者兼評論家として日本の文芸界に大きな影響を残した。

関連学会

  • 日本ペンクラブ

大衆文化への影響

  • 文壇の裏話や編集現場の描写が後の文芸研究やエッセイの素材になっている。

豆知識

  • 早稲田大学出身で、講談社で長年編集者を務めた。
  • 村上春樹や村上龍、井上ひさしらを文壇デビューさせた編集者の一人とされる。
  • 1999年に『文壇栄華物語』で新田次郎文学賞を受賞、2006年に『時代小説盛衰史』で長谷川伸賞と大衆文学研究賞を受賞した。
  • 2019年に下咽頭がんで死去、85歳没。