日本の文学賞

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穂村 弘

ほむら ひろし

Homura Hiroshi

ペンネーム: ほむらひろし絵本・児童書の翻訳などで用いる表記

プロフィール

性別
男性
生誕
1962-05-21 (北海道札幌市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
北海道札幌市 → 神奈川県相模原市 → 神奈川県横浜市 → 愛知県名古屋市(昭和区で育つ)

経歴

職業
歌人, 詩人, 批評家, 翻訳家, エッセイスト, 絵本翻訳者, 作詞家
活動期間
1986年〜
所属
歌誌「かばん」所属, SS-PROJECT(ニューウェーブ短歌の企画集団)
所属団体
歌誌「かばん」, SS-PROJECT(企画集団), 読売新聞・読書委員(2003-2004), 朝日新聞・書評委員(2009-2012), 文藝賞 選考委員(2020年就任)
影響を受けた人物
塚本邦雄, 大島弓子

学歴

北海道大学
文I系
期間: 1981(在学・退学)
国: 日本
在学中に短歌に興味を持ち、退学
上智大学
文学部 / 英文学科
学位: Bachelor of Arts
期間: 1983-1987
卒業年: 1987
国: 日本
卒業論文はアーネスト・ヘミングウェイについて

受賞歴

角川短歌賞
1986
対象作品: シンジケート(連作)
主催: 角川書店
結果: 次席(Runner-up)
伊藤整文学賞
2008
対象作品: 短歌の友人
部門: 評論部門
主催: 伊藤整文学賞選考委員会
結果: 受賞(Winner)
短歌研究賞
2008
対象作品: 楽しい一日
主催: 短歌研究賞選考委員会
結果: 受賞(Winner)
アルス・エレクトロニカ(インタラクティブ部門)
2008
対象作品: 火よ、さわれるの(石井陽子とのコラボ作品)
部門: インタラクティブ部門
主催: アルス・エレクトロニカ
結果: 栄誉賞(Honorary Award)
ようちえん絵本大賞(特別賞)
2013
対象作品: あかにんじゃ
主催: ようちえん絵本大賞実行委員会
結果: 受賞(Special Prize)
講談社エッセイ賞
2017
対象作品: 鳥肌が
主催: 講談社
結果: 受賞(Winner)
若山牧水賞
2018
対象作品: 水中翼船炎上中
主催: 若山牧水賞選考委員会
結果: 受賞(Winner)

受賞・候補エディション

角川短歌賞 1回登壇
  1. 受賞作: シンジケート

    穂村弘の第一歌集につながる短歌作品。現代都市の感覚、恋愛の不安定さ、会話のずれを軽やかで鋭いことばに変え、ニューウェーブ短歌の重要な起点となった。

    都市に生きる若い感覚を、乾いたユーモアと切実さのある短歌にした。

    144ページ
    ニューウェーブ短歌都市恋愛会話
伊藤整文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 短歌の友人

    『短歌の友人』は穂村弘による作品で、伊藤整文学賞で受賞に選ばれた。河出書房新社から2007年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。

    『短歌の友人』

    266ページ
短歌研究賞 1回登壇
  1. 受賞作: 楽しい一日

    『楽しい一日』は穂村弘による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。

    『楽しい一日』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。

    受賞作著者の作風同時代性
  1. 受賞作: 鳥肌が

    日常のなかに潜む違和感や不意の不安を、穂村弘らしい観察眼とユーモアで掬い上げるエッセイ集。子ども、犬、家族、よその家のルールなど、ありふれた場面がふと奇妙に見える瞬間を重ねていく。

    いつもの日常が、少し角度を変えた瞬間にぞくりとする。

    248ページ
    日常の違和感不安とユーモア私的観察現代短歌的感性
若山牧水賞 1回登壇
  1. 穂村弘の第四歌集。日常のなかに突然あらわれる違和感やユーモアを、明るさと不穏さが同居する短歌として編み上げる。

    穂村弘の第四歌集。

    210ページ
    短歌現代短歌ユーモア

作品

代表作

シンジケート

1990年 歌集

第一歌集。連作「シンジケート」を中心に収め、ニューウェーブ短歌を代表する作品群。

現代生活若さ言語遊戯

ドライ ドライ アイス

1992年 歌集

第二歌集。作者が「夏休みの自由研究のような感覚」を目指したとされる実験的な短歌集。

実験性日常性

手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)

2001年 歌集(対話形式)

第三歌集。『まみ』という一人称を通して現代の愛の形を少女の視点から描く、対話構成の作品。

少女対話

ラインマーカーズ ― The Best of Homura Hiroshi

2003年 ベスト選集

代表歌を集めたベスト版。初期からの作品を再編集して収録。

代表作集回顧

水中翼船炎上中

2018年 歌集

第四歌集。現代社会への観察を鋭く織り込んだ作品群で若山牧水賞を受賞。

社会観察都市不穏さ

鳥肌が

2016年 エッセイ集

エッセイ集。細やかな観察とユーモアを交えた私的エッセイで講談社エッセイ賞を受賞。

日常観察回想ユーモア

全著作

  • シンジケート
  • ドライ ドライ アイス
  • 手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)
  • ラインマーカーズ ― The Best of Homura Hiroshi
  • 水中翼船炎上中
  • 短歌という爆弾 ― 今すぐ歌人になりたいあなたのために
  • 短歌の友人
  • 世界音痴
  • 鳥肌が
  • ぼくの短歌ノート
  • はじめての短歌
  • スナーク狩り(翻訳)

翻案

  • ハルカトミユキの楽曲への作詞提供(「そんな海はどこにもない」等)

作家による翻訳

  • ちずのえほん(サラ・ファネリ著・翻訳)
  • ボタン(サラ・ファネリ著・翻訳)
  • それでもへっちゃら(トッド・パール原著・翻訳)
  • スナーク狩り(ルイス・キャロル著・翻訳)

作風・主題

文体
口語的で親しみやすい表現ユーモアと機知現代語による実験的短歌(ニューウェーブ短歌)
頻出モチーフ
日常の細部若さと狂気少女的視点や対話都市と風景

健康

  • 緑内障
    2020年代(公表は2025年)
    視力低下や生活への影響を踏まえた創作活動への言及がある

評価・遺産

ニューウェーブ短歌を代表する歌人の一人として、短歌の大衆化や現代的な表現の拡張に寄与。エッセイや翻訳、メディア出演を通じて幅広い読者に影響を与えた。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館所蔵(著作・稿本等)

大衆文化への影響

  • NHKラジオ『ラジオ深夜便』でのコーナー「ほむほむのふむふむ」
  • NHK全国学校音楽コンクール(高等学校の部)課題曲『メイプルシロップ』の作詞担当(2015)

引用

  • 短歌は、時代や社会を定点観測するものであるとともに、歴史や形式、さらに言えば日本とは何かを考えさせるものである。
    出典: インタビュー / 各種エッセイ(出典: Wikipedia記事の要約) (2001年)
  • 詩歌は若さの狂気ともいうべき、あの特殊なテンションが武器になりうる。
    出典: 評論・インタビュー(出典: Wikipedia記事の要約) (2001年)

豆知識

  • 上智大学在学中に卒業論文をヘミングウェイについて執筆した。
  • 翻訳・絵本の多くは『ほむらひろし』名義で発表している。
  • X(旧Twitter)アカウント @homurahiroshi を運用している。
  • NHK全国学校音楽コンクールの課題曲の作詞を担当した(2015)。
  • ニューウェーブ短歌運動の中心人物の一人として知られる。