日本の文学賞

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井川博年

いかわ ひろとし

Ikawa Hirotoshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1940-12-18 (福岡市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福岡市 → 松江市 → 香港

経歴

職業
詩人, 編集者, 設備設計者
活動期間
1959年〜
所属団体
余白句会
影響を受けた人物
木原孝一, 辻征夫, 小沢信男

学歴

島根県立松江工業高等学校
造船科
国: 日本

受賞歴

山本健吉文学賞
2001
対象作品: そして、船は行く
主催: 山本健吉文学賞選考委員会
結果: winner
藤村記念歴程賞
2006
対象作品: 幸福
主催: 藤村記念歴程賞選考委員会
結果: winner
丸山豊記念現代詩賞
2006
対象作品: 幸福
主催: 丸山豊記念現代詩賞選考委員会
結果: winner
丸山薫賞
2017
対象作品: 夢去りぬ
主催: 丸山薫賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 第2回(2002年) 評論部門

    平成の「殉情詩集」と呼ばれる詩集。友人への追悼、町の風景、歌謡曲的な軽みを通して、喪失と美しいものへの執着を、平明でしみる言葉に変えていく。

    そして、船は行くは、井川博年の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。

    84ページ
    現代詩追悼喪失友情
萩原朔太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 幸福 KOFUKU

    幸福という語をそのまま受け取らず、日々の記憶や時間の重なりから問い直す詩集。明るさと影が同居する題名の感触が、読む者に静かな反省を促す。

    幸福は明るいだけの言葉ではなく、記憶の陰影をまとって現れる。

    127ページ
    詩と言葉幸福の逆説記憶
  1. 受賞作: 詩集『幸福』

    日常の手ざわりの中に、幸福という言葉の明るさだけでは捉えきれない揺らぎを見つめる詩集。平明な語り口の奥に、人生の時間や記憶の陰影がにじむ。

    幸福という言葉の周囲に、静かな陰影が広がる。

    127ページ
    詩と言葉幸福の逆説記憶

作品

代表作

見捨てたもの 井川博年詩集

1962年 詩集

深夜放送

1970年 詩集

花屋の花 鳥屋の鳥

1975年 詩集

胸の写真 詩集

1980年 詩集

待ちましょう

1989年 詩集

そして、船は行く

2001年 詩集
喪失

井川博年詩集

2003年 詩集(現代詩文庫)

幸福

2006年 詩集
日常幸福感

平凡

2010年 詩集

夢去りぬ

2016年 詩集
記憶喪失

全著作

  • 見捨てたもの 井川博年詩集 (思潮社, 1962)
  • 深夜放送 (私家版, 1970)
  • 花屋の花 鳥屋の鳥 (白川書院, 1975)
  • 胸の写真 詩集 (白馬書房, 1980)
  • 待ちましょう (1989)
  • そして、船は行く (思潮社, 2001)
  • 井川博年詩集 (思潮社, 2003)
  • 幸福 (思潮社, 2006)
  • 平凡 (思潮社, 2010)
  • 夢去りぬ (思潮社, 2016)

作風・主題

文体
現代詩抒情的で簡潔な表現日常の細部を掬い取る描写
頻出モチーフ
記憶日常

評価・遺産

20世紀後半から21世紀にかけて活動する日本の詩人。海や旅、記憶をテーマにした作品群で知られ、複数の文学賞を受賞している。

豆知識

  • 生家は船会社を営んでいた。
  • 高校は造船科を卒業し、造船所勤務を経験した。
  • 20代後半に香港を放浪した経験がある。
  • 個人誌「樽」を刊行していた。