山本健吉文学賞
1回登壇
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第2回(2002年) 評論部門受賞作: そして、船は行く
平成の「殉情詩集」と呼ばれる詩集。友人への追悼、町の風景、歌謡曲的な軽みを通して、喪失と美しいものへの執着を、平明でしみる言葉に変えていく。
そして、船は行くは、井川博年の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。
84ページ現代詩追悼喪失町友情
いかわ ひろとし
Ikawa Hirotoshi
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 島根県立松江工業高等学校 | — | 造船科 | — | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2001 | 山本健吉文学賞 | そして、船は行く | — | 山本健吉文学賞選考委員会 | winner |
| 2006 | 藤村記念歴程賞 | 幸福 | — | 藤村記念歴程賞選考委員会 | winner |
| 2006 | 丸山豊記念現代詩賞 | 幸福 | — | 丸山豊記念現代詩賞選考委員会 | winner |
| 2017 | 丸山薫賞 | 夢去りぬ | — | 丸山薫賞選考委員会 | winner |
平成の「殉情詩集」と呼ばれる詩集。友人への追悼、町の風景、歌謡曲的な軽みを通して、喪失と美しいものへの執着を、平明でしみる言葉に変えていく。
そして、船は行くは、井川博年の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。
幸福という語をそのまま受け取らず、日々の記憶や時間の重なりから問い直す詩集。明るさと影が同居する題名の感触が、読む者に静かな反省を促す。
幸福は明るいだけの言葉ではなく、記憶の陰影をまとって現れる。
日常の手ざわりの中に、幸福という言葉の明るさだけでは捉えきれない揺らぎを見つめる詩集。平明な語り口の奥に、人生の時間や記憶の陰影がにじむ。
幸福という言葉の周囲に、静かな陰影が広がる。
20世紀後半から21世紀にかけて活動する日本の詩人。海や旅、記憶をテーマにした作品群で知られ、複数の文学賞を受賞している。