日本の文学賞

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髙田郁

たかだ いく

Takada Iku

プロフィール

性別
女性
生誕
兵庫県宝塚市
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 作家
ノミネート
第2回 日経小説大賞 最終候補(2008年)

受賞歴

大阪ほんま本大賞(Osaka Book One Project)第1回 受賞
2013
対象作品: 銀二貫
主催: Osaka Book One Project 実行委員会
結果: winner
日経小説大賞(第2回) 最終候補
2008
対象作品: 銀二貫
主催: 日本経済新聞出版社
結果: finalist

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 志乃の桜

    高田郁が時代小説家として知られる以前に発表した短編ミステリー。桜をめぐる情景と人の心の動きを軸に、後年の作品にも通じる情感を備えた作品である。

    桜の記憶が、人の思いと小さな謎を結びつける。

    短編ミステリー人情
  1. 第16回(2010年) 候補辞退
    受賞作: 銀二貫

    高田郁の時代小説。仇討ちで父を失った少年が、大坂天満の寒天問屋に銀二貫で救われ、丁稚として生き直していく。商い、人情、火事による喪失、再起への努力が重なり、町人の世界に根差した成長物語となっている。

    銀二貫で救われた少年が、商いと人情の町で生きる力を育てる。

    345ページ
    時代小説大坂商人寒天人情再生

作品

代表作

銀二貫

2009年 時代小説 296ページ

父を仇討ちで失った武士の子・鶴乃輔(のちの松吉)が、天満の寒天問屋「井川屋」に迎えられて丁稚から商人へと成長する人情物語。寒天(糸寒天)や餡、練り羊羹など食と職人技をめぐる試行錯誤、火災と再建、商人の矜持と人と人の絆が温かく描かれる。

人情商人文化職人技食と料理再生・復興
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 木曜時代劇「銀二貫」 / 梛川善郎 / 小島史敬 (2014)
  • [舞台(宝塚歌劇)] 銀二貫 -梅が枝の花かんざし-(宝塚雪組) / 谷正純 (2015)
  • [舞台(松竹)] 銀二貫(松竹上演) / 鍛治明彦 (2017)

全著作

  • 銀二貫(幻冬舎、2009年6月10日、ISBN 978-4-344-01683-5)
  • 銀二貫(幻冬舎文庫、2010年8月5日、ISBN 978-4-344-41532-4)
  • 銀二貫(ハルキ文庫、2022年11月15日、ISBN 978-4-758-44527-6)

翻案

  • NHK 総合『木曜時代劇 銀二貫』(テレビドラマ、2014年)
  • 宝塚歌劇団 雪組『銀二貫 -梅が枝の花かんざし-』(舞台、2015年)
  • 松竹 上演『銀二貫』(舞台、2017年)

作風・主題

文体
温かみのある人情描写上方(大阪)文化・商人文化の細やかな描写食や職人技を丁寧に描く筆致
頻出モチーフ
寒天(糸寒天)商人の矜持大火と再建食と餡・和菓子

評価・遺産

高田郁は、上方の商人文化や食文化をテーマにした時代小説で広く知られ、読者からの支持を得ている。『銀二貫』は刊行後に各メディアで取り上げられ、テレビドラマ化、宝塚や松竹での舞台化を通じて大衆文化にも定着した。

大衆文化への影響

  • NHK 総合『木曜時代劇 銀二貫』(2014年、テレビドラマ)
  • 宝塚歌劇団 雪組による舞台『銀二貫 -梅が枝の花かんざし-』(2015年)
  • 松竹による舞台上演(2017年)
  • 大阪ほんま本大賞(Osaka Book One Project)第1回受賞作品として地域での注目を集めた(2013年)

引用

  • 「なあ、善次郎、私はええ買い物、したなあ」
    出典: 『銀二貫』 (2009年)

豆知識

  • 『銀二貫』は第2回日経小説大賞で最終候補になった(2008年)。
  • 大阪の書店員らが選ぶOsaka Book One Project(第1回)の受賞作に選出された(2013年)。
  • NHKでテレビドラマ化され、2014年に放送された(全9回)。
  • 宝塚歌劇団(雪組)により舞台化された(2015年)。
  • 松竹により舞台化された(2017年)。
  • 初版:幻冬舎、2009年6月10日、296ページ、ISBN 978-4-344-01683-5。