北区 内田康夫ミステリー文学賞
1回登壇
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第4回(2006年) 区長賞受賞作: 志乃の桜
高田郁が時代小説家として知られる以前に発表した短編ミステリー。桜をめぐる情景と人の心の動きを軸に、後年の作品にも通じる情感を備えた作品である。
桜の記憶が、人の思いと小さな謎を結びつける。
短編ミステリー桜人情
たかだ いく
Takada Iku
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013 | 大阪ほんま本大賞(Osaka Book One Project)第1回 受賞 | 銀二貫 | — | Osaka Book One Project 実行委員会 | winner |
| 2008 | 日経小説大賞(第2回) 最終候補 | 銀二貫 | — | 日本経済新聞出版社 | finalist |
高田郁が時代小説家として知られる以前に発表した短編ミステリー。桜をめぐる情景と人の心の動きを軸に、後年の作品にも通じる情感を備えた作品である。
桜の記憶が、人の思いと小さな謎を結びつける。
高田郁の時代小説。仇討ちで父を失った少年が、大坂天満の寒天問屋に銀二貫で救われ、丁稚として生き直していく。商い、人情、火事による喪失、再起への努力が重なり、町人の世界に根差した成長物語となっている。
銀二貫で救われた少年が、商いと人情の町で生きる力を育てる。
父を仇討ちで失った武士の子・鶴乃輔(のちの松吉)が、天満の寒天問屋「井川屋」に迎えられて丁稚から商人へと成長する人情物語。寒天(糸寒天)や餡、練り羊羹など食と職人技をめぐる試行錯誤、火災と再建、商人の矜持と人と人の絆が温かく描かれる。
高田郁は、上方の商人文化や食文化をテーマにした時代小説で広く知られ、読者からの支持を得ている。『銀二貫』は刊行後に各メディアで取り上げられ、テレビドラマ化、宝塚や松竹での舞台化を通じて大衆文化にも定着した。
「なあ、善次郎、私はええ買い物、したなあ」