日本の文学賞

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石川 逸子

いしかわ いつこ

Ishikawa Itsuko

プロフィール

性別
女性
生誕
1933-02-18 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
詩人, 中学校教員
活動期間
1956年〜

学歴

お茶の水女子大学
史学科
国: 日本

受賞歴

H氏賞(第11回)
1961
対象作品: 狼・私たち
結果: winner
地球賞(第11回)
1986
対象作品: 千鳥ケ淵へ行きましたか
結果: winner
女性文化賞(第15回)
2011
結果: winner

受賞・候補エディション

H氏賞 1回登壇
  1. 受賞作: 狼・私たち

    石川逸子の第二詩集。社会の傷や見捨てられた者たちへの視線を、怒りと哀しみを含む言葉で描き、戦後の現実に向き合う社会派詩人としての出発点を示す。

    狼の気配と「私たち」の声を重ね、戦後社会の傷を詩へ刻む。

    141ページ
    現代詩社会派戦後怒り見捨てられた子ども
  1. 『ロンゲラップの海』は、マーシャル諸島ロンゲラップ環礁の被曝と海の記憶に向き合う詩集です。核実験の影を、遠い出来事としてではなく、海と人間の身体に残る痛みとして言葉にします。

    海に残る核の傷を、詩の声として聞き取る作品です。

    161ページ
    核実験ロンゲラップ記憶

作品

代表作

日に三度の誓い―石川逸子詩集

1956年 詩集

初期詩集。個人的誓いや日常の感覚を詩的に表現した作品群。

日常自己

狼・私たち

1960年 詩集

代表的詩集の一つ。戦後日本の感覚や個人の声を探る作品を収める。

戦後個人

ヒロシマ連祷

1982年 詩集

原爆被害や被爆者への追悼と記憶を扱った詩集。

原爆追悼記憶

千鳥ケ淵へ行きましたか

1986年 詩集

戦没者への思いと追憶を主題にした詩作群。社会的記憶を問い直す詩が多い。

戦争追憶平和

ロンゲラップの海

2011年 詩集

広島・ナガサキだけでなく、アジア太平洋地域の戦争や核の問題に視野を広げた詩集。

地域性歴史

全著作

  • 日に三度の誓い―石川逸子詩集
  • 狼・私たち―詩集
  • 海もえる――石川逸子詩集
  • 子どもと戦争――石川逸子詩集
  • ヒロシマ連祷―石川逸子詩集
  • 泳ぐ馬―詩集
  • 石川逸子詩集(日本現代詩文庫)
  • ヒロシマ・死者たちの声
  • 詩集 ゆれる木槿花
  • 詩集 砕かれた花たちへのレクイエム
  • 千鳥ヶ淵へ行きましたか(増補版)
  • 定本 千鳥ケ淵へ行きましたか
  • ロンゲラップの海―詩集
  • 詩文集 哀悼と怒り―桜の国の悲しみ(共著)
  • たった一度の物語―アジア・太平洋戦争幻視片
  • 新編 石川逸子詩集
  • 道昭―三蔵法師から禅を直伝された僧の生涯
  • 中学生の春夏秋冬
  • 教師たちの憂鬱
  • 無名戦没者たちの声―千鳥ヶ淵と昭和
  • 「従軍慰安婦」にされた少女たち
  • てこな―女たち
  • ぼくは小さな灰になって…。―あなたは劣化ウランを知っていますか?(共著)
  • 〈日本の戦争〉と詩人たち
  • われて砕けて―源実朝に寄せて
  • 引き裂かれながら、私たちは書いた―在韓被爆者の手記(共編)
  • オサヒト覚え書き―亡霊が語る明治維新の影

作風・主題

文体
社会性の強い詩風追悼的・証言的な語り
頻出モチーフ
戦争原爆追憶平和

評価・遺産

戦争・原爆・女性の問題を主題に据えた社会派詩人。長年にわたり地域や被害者の記憶を伝える活動を続け、詩作と出版活動を通じて平和や記憶の継承に貢献した。

豆知識

  • 1982年から29年間にわたり、季刊ミニコミ誌「ヒロシマ・ナガサキを考える」全100号を発行した。
  • 西田敏行、山田洋次、黒柳徹子らと共に「平和のための戦争展」の呼びかけ人を務めた。