日本の文学賞

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石川 智健

いしかわ ともたけ

Ishikawa Tomotake

プロフィール

性別
男性
生誕
1985-06-17 (神奈川県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 作家, 兼業作家
活動期間
2012年〜
所属団体
日本推理作家協会
影響を受けた人物
アレクサンドル・デュマ・ペール

学歴

東洋大学
文学部
国: 日本

受賞歴

第2回ゴールデン・エレファント賞 大賞
2011
対象作品: グレイメン
主催: 国際的小説アワード「ゴールデン・エレファント賞」実行委員会
結果: 大賞 (Grand Prize)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: グレイメン

    宝石店で働く青年が職場でのいじめに追い詰められ、死を考えたところから、謎めいた組織と復讐劇に巻き込まれていくエンタテインメント小説です。冒険ミステリーとサスペンスアクションの要素を重ねた第2回ゴールデン・エレファント賞大賞作です。

    追い詰められた青年の前に現れる、灰色の復讐劇。

    441ページ
    復讐冒険ミステリー社会的孤立サスペンス

作品

代表作

グレイメン

2012年 ミステリー/サスペンス

デビュー作。陰謀と謎を軸に展開するハードなサスペンス小説。

犯罪陰謀正義の曖昧さ
翻訳
  • 英語版:Gray Men(Vertical, 2013)

エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守

2014年 経済学ミステリー/本格ミステリー

経済学の理論を手掛かりに事件を解くシリーズ第一作。

経済学ゲーム理論犯罪捜査
翻訳
  • 繁体中国語版(台湾): 靈機一動的機率(尖端出版社, 2015)

エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人

2015年 経済学ミステリー/ミステリー

ゲーム理論(ナッシュ均衡)を軸に据えた数学的要素の強い長編。

ゲーム理論推理合理性と犯罪
翻訳
  • 繁体中国語版(台湾): 靈機一動的機率2(尖端出版社, 2016)

エウレカの確率 経済学捜査員VS.談合捜査

2016年 経済学ミステリー/本格ミステリー

談合や入札操作など経済犯罪を題材にした捜査もの。

談合入札不正制度の盲点

もみ消しはスピーディーに

2014年 社会派ミステリー/エンターテインメント

企業や組織による隠蔽を巡る問題を描いた作品。のちに改題され文庫化。

隠蔽組織の倫理現代社会

60 tとfの境界線(【改題】60 誤判対策室)

2015年 リーガルミステリー/社会派ミステリー

誤判と司法制度の問題を扱う長編。改題後にテレビドラマ化され話題となる。

誤判司法改革弁護活動
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 60 誤判対策室 / 熊切和嘉 (2018)
翻訳
  • 英語版情報なし

キリングクラブ

2019年 サイコサスペンス/ミステリー

集団心理や暴力性をテーマに据えたサスペンス作品。

暴力集団心理倫理
翻訳
  • 韓国語版:킬링 클럽(2022)

小鳥冬馬の心像

2017年 ヒューマンドラマ/ミステリー

人物描写を重視したミステリー寄りの長編。

記憶アイデンティティ人間関係

ゾンビ3.0

2022年 ホラー/SF要素を含むフィクション

近未来を舞台にしたゾンビもの。文明崩壊や社会の反応を描く。

パニックサバイバル社会崩壊
翻訳
  • 韓国語版:좀비 3.0(2022)

警視庁暴力班

2023年 警察小説/ハードボイルド要素

警視庁の暴力事件を扱う捜査描写中心の作品。シリーズ展開が進む。

暴力団捜査刑事の葛藤職業倫理

全著作

  • グレイメン
  • エウレカの確率 経済学捜査員 伏見真守
  • エウレカの確率 経済学捜査員とナッシュ均衡の殺人
  • エウレカの確率 経済学捜査員VS.談合捜査
  • もみ消しはスピーディーに(改題:第三者隠蔽機関)
  • 60 tとfの境界線(改題:60 誤判対策室)
  • 法廷外弁護士・相楽圭 はじまりはモヒートで
  • 小鳥冬馬の心像
  • ため息に溺れる
  • キリングクラブ
  • 20 誤判対策室
  • 本と踊れば恋をする
  • この色を閉じ込める
  • 断罪 悪は夏の底に
  • いたずらにモテる刑事の捜査報告書
  • 私はたゆたい、私はしずむ
  • 闇の余白
  • ゾンビ3.0
  • トウキョウマンション

翻案

  • テレビドラマ化:60 誤判対策室(WOWOW 連続ドラマW、2018年、主演:舘ひろし)

作品の翻訳

  • グレイメン — 英語版:Gray Men(Vertical, 2013)
  • グレイメン — 韓国語版:그레이맨(2012)
  • エウレカの確率シリーズ — 繁体中国語版(台湾:尖端出版社, 2015〜)

作風・主題

文体
経済学やゲーム理論など学術的要素を取り入れた理知的な筆致テンポの良い会話劇と捜査描写を併せ持つ文体
頻出モチーフ
誤判と司法制度への問い合理性と非合理性の対立組織による隠蔽と市民の倫理

評価・遺産

現代の司法や経済の問題をテーマにしたミステリー作品で知られる若手作家。デビュー作で国際的な新人賞を受賞し、テレビドラマ化や海外翻訳も行われている。

関連学会

  • 日本推理作家協会

大衆文化への影響

  • WOWOWの連続ドラマWで『60 誤判対策室』が映像化

豆知識

  • 第2回ゴールデン・エレファント賞大賞受賞(2011年)でデビュー
  • 東洋大学文学部卒業
  • 日本推理作家協会会員
  • 公式X(旧Twitter)アカウント:@i_tomotake
  • 代表作の一部は海外でも翻訳刊行されている