日本の文学賞

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伊藤比呂美

いとう ひろみ

Ito Hiromi

プロフィール

性別
女性
生誕
1955-09-13 (東京都板橋区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都板橋区(出生) → 熊本市(在住・拠点) → カリフォルニア州(米国・在住/往復)

経歴

職業
詩人, 小説家, 随筆家, 翻訳者, 大学教授, 講師
活動期間
1978年〜
所属
新日本文学会, 熊本文学隊(主宰), 熊本学園大学(招聘教授), 早稲田大学(教授), 法政大学大学院(講師)
所属団体
新日本文学会, 熊本文学隊(創設)
影響を受けた人物
阿部岩夫, 岩崎迪子
ノミネート
第6回三島由紀夫賞候補(1993年、『家族アート』), 第119回芥川龍之介賞候補(1998年、『ハウス・プラント』), 第121回芥川龍之介賞候補(1999年、『ラニーニャ』)

学歴

青山学院大学
文学部 / 日本文学科
学位: 学士(文学)
国: 日本
在学中に新日本文学会の文学学校で阿部岩夫に学ぶ。詩誌『らんだむ』の創刊に参加。

受賞歴

現代詩手帖賞
1978
対象作品: 草木の空
主催: 現代詩手帖
結果: 受賞
野間文芸新人賞
1999
対象作品: ラニーニャ
主催: 野間文芸賞選考委員会
結果: 受賞
産経児童出版文化賞(ニッポン放送賞)
2002
対象作品: ビリー・ジョーの大地(訳書)
主催: 産経新聞社/ニッポン放送
結果: 受賞
高見順賞
2006
対象作品: 河原荒草
主催: 高見順賞選考委員会
結果: 受賞
萩原朔太郎賞
2007
対象作品: とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起
主催: 萩原朔太郎賞選考委員会
結果: 受賞
紫式部文学賞
2008
対象作品: とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起
主催: 紫式部文学賞選考委員会
結果: 受賞
早稲田大学坪内逍遥大賞
2015
主催: 早稲田大学
結果: 受賞
種田山頭火賞
2019
主催: 種田山頭火賞実行委員会
結果: 受賞
産経児童出版文化賞(美術賞)
2020
対象作品: なっちゃんのなつ
部門: 美術賞
主催: 産経新聞社
結果: 受賞
チカダ賞
2020
主催: チカダ賞(Cikada Prize)
結果: 受賞
熊日文学賞
2021
対象作品: 道行きや
主催: 熊日(熊日文学賞)
結果: 受賞
香梅アートアワード
2021
対象作品: 道行きや
主催: 香梅アートアワード運営
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ラニーニャ

    身体、家族、移動の感覚を奔放な言葉でつなぐ作品。気象現象の名を帯びた題名のように、個人の生と自然の大きなうねりが交差する。

    ラニーニャは、身体を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

    身体家族移動詩的表現
高見順賞 1回登壇
  1. 受賞作: 河原荒草

    『河原荒草』は、伊藤比呂美による作品で、2006年の高見順賞で受賞に選ばれた。

    高見順賞で評価された伊藤比呂美の作品。

    高見順賞受賞
萩原朔太郎賞 1回登壇
  1. 巣鴨の地蔵信仰と老い、身体、家族の記憶を自在な語りで重ねる詩的長篇。散文と詩の境界を越え、祈りと生活の声が一つの巡礼のように連なっていく。

    巣鴨の地蔵信仰と老い、身体、家族の記憶を自在な語りで重ねる詩的長篇。

    288ページ
    老い身体信仰家族
紫式部文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起

    『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』は伊藤比呂美による作品で、murasaki-shikibu-literary-award 2008-1 の受賞作です。作品名と著者名を基準に単行本・文庫・収録書籍の公開情報を確認し、作品ページに載せられる範囲の基本情報をまとめています。

    伊藤比呂美『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』。

    受賞作現代文学作者の代表的活動

作品

代表作

草木の空

1978年

デビュー作となる第一詩集。身体・日常・女性性を主題にした詩群を収める。

身体日常女性

ラニーニャ

1999年 小説

1999年刊行の小説。文体的実験と家族・女性の問題を取り上げ、評価を受けた作品。

家族女性記憶

河原荒草

2005年

詩への復帰作とされる一連の詩。自然や身体、死生観に向き合う作品を収める。

自然身体死生

とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起

2007年 小説/散文

庶民信仰や地蔵縁起を題材にした物語的エッセイとも言える作品。受賞歴を持つ代表作のひとつ。

信仰地域文化記憶

閉経記

2013年 随筆/エッセイ

身体と齢をめぐる私的な観察と思想を綴った随筆。中年期以降の女性の経験を掘り下げる。

女性の身体老い自己観察

なっちゃんのなつ

2003年 児童文学(絵本)

片山健の絵と組んだ絵本。夏をめぐる子どもの視点を描く作品で、絵の評価とともに知られる。

子ども季節家庭

全著作

  • 草木の空
  • 伊藤比呂美詩集
  • 青梅
  • 感情線のびた
  • テリトリー論II
  • 良いおっぱい悪いおっぱい
  • おなか ほっぺ おしり
  • 主婦の恩返し
  • 家族アート
  • わたしはあんじゅひめ子である 伊藤比呂美詩集
  • コドモより親が大事
  • 居場所がない!
  • あーあった
  • ラニーニャ
  • 伊藤ふきげん製作所
  • またたび
  • 万事OK
  • おめめ とじてね
  • なっちゃんのなつ
  • 日本ノ霊異ナ話
  • 河原荒草
  • ミドリノオバサン
  • コヨーテ・ソング
  • とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起
  • 女の絶望
  • 続・伊藤比呂美詩集
  • たどたどしく声に出して読む歎異抄
  • 閉経記
  • 犬心
  • 父の生きる
  • 木霊草霊
  • ショローの女
  • いつか死ぬそれまで生きる
  • 伊藤ふきげん製作所 思春期をサバイバルする
  • 野犬の仔犬チトー

作家による翻訳

  • お母さんは……(翻訳)
  • ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ寓話(翻訳)
  • 月にあいにいったアギサ(翻訳)
  • 現代語訳 樋口一葉・にごりえ他(訳)
  • きみの行く道(ドクター・スース翻訳)
  • キャット イン ザ ハット(翻訳)
  • ビリー・ジョーの大地(翻訳)
  • ふしぎのたね(翻訳)
  • リフカの旅(共訳)
  • 説経節 新訳(共訳)

作風・主題

文体
身体性を前面に出す語り日常と私的経験を混ぜるエッセイ的文体詩と散文の境界を横断する実験的表現
頻出モチーフ
身体(乳房・腹部などの身体部位)家族・母性地域(熊本・巣鴨等)宗教的・民間信仰の要素

評価・遺産

1978年のデビュー以来、身体や女性の経験を主題に独自の詩世界を築き、多方面で活躍する作家。詩・小説・児童文学・翻訳など幅広い領域で評価され、国内外の文学賞を多数受賞している。

関連学会

  • 新日本文学会
  • 熊本文学隊

大衆文化への影響

  • NHK Eテレ『こころの時代』「わたしの言葉で語るお経〜詩人 伊藤比呂美」(2021年)に出演

豆知識

  • 1978年に詩集『草木の空』でデビューし、第16回現代詩手帖賞を受賞。
  • 1984年から熊本市を拠点に活動し、1997年以降はカリフォルニアと往復する生活を送る時期がある。
  • 元夫は西成彦(共著歴あり)。
  • 2008年に熊本文学隊を旗揚げ。