日本の文学賞

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ジャック・リッチー

ジャック・リッチー

Jack Ritchie

別名: John George Reitci
ペンネーム: スティーヴ・オコンネル一部作品で使用した別名(短編等)

プロフィール

性別
男性
生誕
1922-02-26 (アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 ミルウォーキー)
死没
1983-04-25 (アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 ミルウォーキー(在郷軍人局病院)) 61歳
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語

経歴

職業
推理作家, 短編作家
活動期間
1953年〜1983年

学歴

ミルウォーキー教員養成大学
国: アメリカ合衆国
大学卒業後、第二次世界大戦で米陸軍に入隊。終戦後は実家の洋裁店を手伝いながら短編を執筆。

受賞歴

エドガー賞(最優秀短編賞)
1982
対象作品: 「エミリーがいない」
部門: 短編
主催: アメリカ探偵作家クラブ (MWA)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

エドガー賞 1回登壇
  1. ジャック・リッチー『エミリーがいない』は、受賞時の文脈で評価された作品である。作品名が示す主題を軸に、時代や社会、個人の経験を読み解く構成を持つ。

    エミリーがいないは、受賞作としての輪郭を保ちながら、作者の関心を凝縮して伝える。

    332ページ
    文学賞受賞作時代背景人間と社会

作品

代表作

クライム・マシン

1961年 短編推理小説

殺し屋リーヴズの元にタイムマシンで目撃したと主張する男が現れ、次第に真相へと向かうユーモアを含んだ短編。

ブラックユーモア時間(タイムパラドックス)犯罪
翻訳
  • 『クライム・マシン』(好野理恵訳ほか)

エミリーがいない

1981年 短編推理小説

夫アルバートが妻エミリーの不在を主張し続ける中、隣人が彼を殺人容疑で告発するが、真相は意外な仕組みによるものである短編。

欺瞞視点のずれユーモアを含むサスペンス
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] ロアルド・ダール劇場:エミリーがいない (1982)
  • [テレビドラマ(リメイク)] エミリーがいない (2003)
翻訳
  • 「エミリーがいない」(好野理恵訳)

カーデュラ探偵社(短編集)

1977年 短編シリーズ(探偵もの・ユーモア)

亡命して私立探偵となったカーデュラ伯爵を主人公にした短編シリーズ。作中の描写から読者にドラキュラを想起させるユーモア要素がある。

パロディ怪奇的ユーモア私立探偵

ヘンリー・ターンバックルの冒険

1987年 短編集(探偵コメディ)

ミルウォーキー市警のヘンリー・S・ターンバックル部長刑事を主人公にした短編シリーズをまとめた全集的な一冊(没後刊)。

警察ものコメディ推理のズレ

全著作

  • クライム・マシン(晶文社/河出文庫) 2005
  • 10ドルだって大金だ(河出書房新社) 2006
  • ダイアルAを回せ(河出書房新社) 2007
  • カーデュラ探偵社(河出文庫) 2010
  • ジャック・リッチーのあの手この手(早川書房) 2013
  • ジャック・リッチーのびっくりパレード(早川書房) 2016

翻案

  • 『ロアルド・ダール劇場』に『エミリーがいない』が収録(1982年)
  • 『エミリーがいない』テレビドラマ化(2003年)

作品の翻訳

  • 多数の短編が日本語訳され、複数の短編集として刊行されている(例:クライム・マシン、カーデュラ探偵社 等)。

作風・主題

文体
簡潔でリズミカルな文章ブラックユーモアを含む軽妙な語り口
頻出モチーフ
どんでん返し日常と非現実の混在探偵・警察もののパロディ

健康

  • 心臓発作
    1983-04-25
    1983年4月25日に在郷軍人局病院で心臓発作により死去

評価・遺産

短編の名手として350編以上の作品を残し、ユーモアと巧妙なトリックを兼ね備えた作風でミステリ雑誌の常連作家となった。日本でも数多くの短編集が翻訳・刊行されている。

大衆文化への影響

  • 『エミリーがいない』がTVドラマ化され、英米で放映・再録されている。

豆知識

  • 短編を中心に350篇以上の作品を残したとされる。
  • 本名はジョン・ジョージ・レイチ(John George Reitci)。
  • 一部作品をスティーヴ・オコンネル名義で発表している。
  • 1982年にエドガー賞の最優秀短編賞を受賞した。
  • 1983年にミルウォーキーの在郷軍人局病院で心臓発作により死去し、陸軍葬が行われた。