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第16回(1984年) 受賞受賞作: 征たれざる国
『征たれざる国』は、ジェフ・ライマンが架空の国を通じて暴力、支配、記憶、語りの力を描く中編である。幻想的な設定を用いながら、政治的抑圧と個人の生の傷を寓話的に浮かび上がらせる。
征服されない国の物語が、抑圧と記憶の傷を寓話として浮かび上がらせる。
144ページ寓話政治的抑圧記憶幻想 -
第19回(1987年) 受賞受賞作: Love Sickness
病と愛が社会制度に組み込まれた未来を描き、身体の変化と感情の自由を問うSF短編。のちの長編へつながる世界観の核を持つ作品である。
Love Sicknessは、ジェフ・ライマンの表現の核を伝える一作である。
400ページ文学記憶社会人間関係 -
第37回(2005年) 受賞受賞作: Air: Or, Have not Have
『Air: Or, Have not Have』は、jeff-rymanによる作品です。2005年のbritish sf association awardで評価された作品で、題名が示す人物や場所、出来事を軸に物語性や言葉の力を伝えます。
『Air: Or, Have not Have』は、受賞時に注目された主題と語りを手がかりに読む作品です。
文学賞受賞作同時代の表現物語と記憶
ジェフ・ライマン
ジェフ・ライマン
Jefu Raiman
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1951-05-09 (カナダ)
- 国籍
- カナダ
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- カナダ(出生) → アメリカ合衆国(11歳で移住) → イギリス(1973年以降在住)
経歴
- 職業
- 小説家, SF作家, ファンタジー作家
- 活動期間
- 1976年〜
- 所属
- マンチェスター大学(創作指導等)
- ノミネート
- 2006年 ヒューゴー賞 ノヴェレット部門 候補: 「ポル・ポトの美しい娘」
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| カリフォルニア大学ロサンゼルス校 | — | 歴史・英語の単位取得 | — | — | アメリカ合衆国 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1985 | 世界幻想文学大賞 | 征たれざる国 | — | 世界幻想文学大賞運営団体 | winner |
| 1985 | 英国SF協会賞 | 征たれざる国 | — | 英国SF協会 | winner |
| 1990 | ジョン・W・キャンベル記念賞 | The Child Garden | — | ジョン・W・キャンベル記念賞委員会 | winner |
| 1999 | フィリップ・K・ディック賞 | 253 | — | フィリップ・K・ディック賞運営団体 | winner |
| 2006 | アーサー・C・クラーク賞 | エア | — | アーサー・C・クラーク賞選考委員会 | winner |
| 2006 | 英国SF協会賞 | エア | — | 英国SF協会 | winner |
| 2006 | ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞 | エア | — | Tiptree Award委員会 | winner |
| 1988 | 英国SF協会賞 | Love Sickness | — | 英国SF協会 | winner |
受賞・候補エディション
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第4回(1990年) 受賞受賞作: The Child Garden
『The Child Garden』は、ジェフ・ライマンのSF長編。癌が克服された一方で寿命が短くなった未来の英国を舞台に、遺伝子工学、集合知、芸術、愛を絡めて描く。
病と知性が再設計された未来で、芸術と愛が抵抗の形になる。
400ページSF遺伝子工学集合知芸術愛 -
第20回(2006年) 受賞受賞作: エア
情報ネットワーク「エア」が世界を覆う近未来を舞台に、中央アジアの村に暮らす女性が新しい時代へ踏み出していくSF長編。技術変化と生活共同体の揺らぎを描く。
世界を覆う通信の風が、村の暮らしを変えていく。
475ページSF情報社会共同体変化
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第17回(1998年) 受賞受賞作: 253: The Print Remix
『253: The Print Remix』は、ジェフ・ライマンによるSF、文学賞の作品。フィリップ・K・ディック賞で評価された作品として、作者の関心や時代性が表れた一作である。
フィリップ・K・ディック賞で注目された、ジェフ・ライマンの個性がうかがえる作品。
SF文学賞フィリップ・K・ディック賞
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第15回(2005年) 受賞受賞作: Air
中央アジアの村に暮らす女性を中心に、全世界を覆う新しい通信技術が共同体と身体感覚を変えていく様子を描くSF長編。技術の到来が、ジェンダー、家族、貧困、近代化の問題を一挙に露出させる。
世界をつなぐ空気のような技術が、村の暮らしと自己認識を変えていく。
400ページSF通信技術ジェンダー共同体近代化
作品
代表作
征たれざる国
1984年 中編/短編(幻想)カンボジア旅行を素材にした作品の一つ。作者のカンボジア体験に基づく中編作品。
The Warrior Who Carried Life
1985年 ファンタジーライマンの初期長編の一つ。ファンタジー要素を含む長編作品。
The Child Garden
1989年 SF社会・言語・生物学的テーマを扱う長編。1990年ジョン・W・キャンベル記念賞受賞作。
Was...
1992年 リビジョニスト・ファンタジーリビジョニスト・ファンタジーと評される成熟した作品。
253
1996年 実験的SF/電子文学地下鉄車両内の乗客を描く実験的長編。1999年フィリップ・K・ディック賞受賞。
Lust
2001年 短編/中篇短めの作品集や中篇として扱われる作品。
エア
2005年 SF通信と言語、テクノロジーの普及がもたらす影響を巡る小説。アーサー・C・クラーク賞等受賞。
The King's Last Song
2006年 歴史小説/現代小説アンコール遺跡やカンボジアの歴史を巡る長編。ジャヤーヴァルマン7世の時代と近現代を行き来する物語。
全著作
- The Diary of Translator (デビュー作)
- The Unconquered Country(征たれざる国)
- The Warrior Who Carried Life
- The Child Garden
- Was...
- 253
- Lust
- エア
- The King's Last Song
作風・主題
- 文体
- 現実性を志向する文体(マンデーンSFの提唱者)実験的な物語形式を採ることがある
- 頻出モチーフ
- カンボジアと記憶言語とコミュニケーションテクノロジーの社会的影響
評価・遺産
ジェフ・ライマンはマンデーンSFの提唱者として知られ、カンボジアを題材とした作品群や『エア』などで国際的に評価され多数の賞を受賞している。
豆知識
- 6歳の時に母の新聞コラムに掲載され最初の出版経験があると語っている
- 11歳でアメリカに移住し、1973年以降はイギリスで主に活動している
- 公に同性愛者であることを表明している