日本の文学賞

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ヨハンナ・シニサロ

ヨハンナ・シニサロ

Johanna Sinisalo

ペンネーム: ヨハンナ・シニサロ作家として使用される筆名

プロフィール

性別
女性
生誕
1958-06-22 (ソダンキュラ, フィンランド)
国籍
フィンランド
言語
フィンランド語

経歴

職業
小説家, 脚本家, 編集者
活動期間
1974年〜2025年
影響を受けた人物
ミシェル・トゥルニエ

学歴

タンペレ大学
文学・演劇学部(副専攻:ジャーナリズム、社会心理学)
国: フィンランド
文学と演劇を専攻、ジャーナリズムと社会心理学を副専攻として履修

受賞歴

フィンランディア賞
2000
対象作品: Ennen päivänlaskua ei voi
主催: Finlandia賞授与委員会
結果: winner
ジェームズ・ティプトリー・ジュニア賞(タイ)
2004
対象作品: Ennen päivänlaskua ei voi
主催: Otherwise Award / Tiptree委員会
結果: winner (tied)
ネビュラ賞(ノミネート)
2009
対象作品: Baby Doll
主催: ネビュラ賞(SFWA)
結果: nominated
Atorox賞
1986
対象作品: Suklaalaput
部門: best Finnish science fiction short story
主催: Atorox賞
結果: winner
Atorox賞
1989
対象作品: Hanna
部門: best Finnish science fiction short story
主催: Atorox賞
結果: winner
Atorox賞
1993
対象作品: Punatähti
部門: best Finnish science fiction short story
主催: Atorox賞
結果: winner
Atorox賞
1994
対象作品: Kharonin lautta
部門: best Finnish science fiction short story
主催: Atorox賞
結果: winner
Atorox賞
1997
対象作品: Me vakuutamme sinut
部門: best Finnish science fiction short story
主催: Atorox賞
結果: winner
Atorox賞
2001
対象作品: Tango merellä
部門: best Finnish science fiction short story / novelette
主催: Atorox賞
結果: winner
プロメテウス賞
2017
対象作品: Auringon ydin
部門: Best Novel
主催: Prometheus賞(Libertarian Futurist Society)
結果: winner
プロ・フィンランディア勲章
2022
主催: ライオン勲章(Order of the Lion of Finland)
結果: recipient

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Not Before Sundown

    フィンランドを舞台に、若い写真家が傷ついたトロールを自宅に匿ったことから、欲望、支配、野生との境界が揺らいでいく幻想小説。神話的存在を現代都市へ持ち込み、クィアな関係性と人間中心の視線を問い直す。

    神話の闇から現れた小さな獣が、都市生活の奥に隠れた欲望を照らし出す。

    220ページ
    都市幻想クィアな欲望神話と野生人間中心主義への問い
  1. 受賞作: The Core of the Sun

    『The Core of the Sun』は、ヨハンナ・シニサロによる受賞作。受賞記録で確認できる作品名と著者名をもとに、書誌識別子は単行本・文庫・短編集として独立刊行が確認できる場合だけ記録する方針で整理した。現時点では雑誌や掲載媒体の識別子を流用せず、作品情報を受賞データに沿って保持している。

    『The Core of the Sun』は、受賞歴と刊行状況を切り分けて確認すべき作品である。

    文学受賞作刊行確認

作品

代表作

Ennen päivänlaskua ei voi

2000年 ファンタジー / スペキュレイティブ・フィクション

フィンランドの現代社会を舞台に、トロールと人間の関係を扱った長編。社会的な疎外や他者性、愛と欲望を描く。

他者性欲望社会規範
映像化・舞台化
  • [映画化オプション] Ennen päivänlaskua ei voi(映画化オプション)
翻訳
  • Ennen päivänlaskua ei voi

Linnunaivot

2008年 SF / ファンタジー

実験的な要素を含む長編で、人間と動物の知性や行動をめぐる物語。

知性動物実験
翻訳
  • Linnunaivot

Enkelten verta

2011年 ファンタジー / スペキュレイティブ・フィクション

神話的要素や象徴性を含む物語で、血や儀式、アイデンティティの問題を扱う。

神話儀式アイデンティティ
翻訳
  • Enkelten verta

Auringon ydin

2013年 ディストピア / SF

近未来のディストピアを描き、身体改造や社会制度、ジェンダーに関する問題を掘り下げる作品。

ジェンダー身体改造ディストピア
翻訳
  • Auringon ydin

全著作

  • Ennen päivänlaskua ei voi (2000)
  • Sankarit (2003)
  • Lasisilmä (2006)
  • Linnunaivot (2008)
  • Möbiuksen maa (2010)
  • Enkelten verta (2011)
  • Salattuja voimia (2012)
  • Auringon ydin (2013)
  • Iron Sky - Renaten tarina (2018)
  • Vieraat (2020)
  • Ukkoshuilu (2021)

翻案

  • Iron Sky(脚本チーム参加)
  • Ennen päivänlaskua ei voi(映画化オプション、権利取得あり)

作品の翻訳

  • Ennen päivänlaskua ei voi — 英語訳: Not Before Sundown / Troll
  • Auringon ydin — 英語訳: The Core of the Sun

作風・主題

文体
幻想的かつ風刺的で、社会批評を含む叙述象徴的でイメージに富んだ文体
頻出モチーフ
他者性(モンスター/異物)女性の身体と社会規範変異と技術/制度への批評

評価・遺産

フィンランドの現代スペキュレイティブ文学を代表する作家の一人。国内外で多数の賞を受賞し、作品は20か国語以上に翻訳されている。映画やテレビ、コミック分野でも活動し、その多面的な仕事ぶりが評価されている。

大衆文化への影響

  • Not Before Sundown の映画化企画(権利取得・オプション)

豆知識

  • 短編小説でAtorox賞を複数回受賞している。
  • 作品は20か国語以上に翻訳されている。
  • 小説以外にコミック、テレビやラジオの脚本、アンソロジー編集も手がけている。