日本の文学賞

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ジュリアン・シモンズ

ジュリアン・シモンズ

Julian Symons

プロフィール

性別
男性
生誕
1912-05-30 (ロンドン)
死没
1994-11-23 (ケント) 82歳
国籍
イギリス
言語
英語
居住地歴
ロンドン → ケント

経歴

職業
推理作家, 評論家, 詩人
活動期間
1945年〜1994年
所属
ディテクションクラブ
所属団体
ディテクションクラブ, アメリカ探偵作家クラブ(参加・選考・受賞の関わり)
影響を受けた人物
アガサ・クリスティー, ジョン・ディクスン・カー, エドガー・アラン・ポー

受賞歴

ゴールド・ダガー賞(クロスド・レッド・ヘリング賞)
1957
対象作品: 殺人の色彩
主催: 英国犯罪作家協会(Crime Writers' Association)
結果: 受賞
シルバー・ダガー賞
1960
対象作品: 犯罪の進行
主催: 英国犯罪作家協会(Crime Writers' Association)
結果: 受賞
エドガー賞 長編賞
1961
対象作品: 犯罪の進行
部門: 長編賞
主催: アメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America)
結果: 受賞
マルティン・ベック賞
1971
対象作品: 二月三十一日
主催: スウェーデン推理作家アカデミー(Svenska Deckarakademin)
結果: 受賞
スウェーデン推理作家アカデミー賞(グランドマスター)
1977
主催: スウェーデン推理作家アカデミー
結果: 受賞
エドガー賞 特別賞
1973
対象作品: ブラッディ・マーダー―探偵小説から犯罪小説への歴史
主催: アメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America)
結果: 受賞
アメリカ探偵作家クラブ 巨匠賞
1982
主催: アメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America)
結果: 受賞(巨匠賞)
ダイヤモンド・ダガー賞
1990
部門: 功労賞
主催: 英国推理作家協会(Crime Writers' Association)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 二月三十一日

    『二月三十一日』はジュリアン・シモンズによる作品で、1987年に早川書房から図書として刊行された。

    ジュリアン・シモンズの受賞歴の中で記録される『二月三十一日』。

    218ページ
    受賞作作品早川書房

作品

代表作

殺人の色彩

1957年 推理小説

中産階級の男性が不倫や殺意に絡む複雑な人間関係に巻き込まれる心理描写重視の作品。

心理描写中産階級の崩壊倫理的曖昧さ

犯罪の進行

1960年 犯罪小説

犯罪の発生から解決までを通して登場人物の心理や動機に焦点を当てた作品。エドガー賞受賞作。

動機分析犯行と正義

シャーロック・ホームズの復活

1975年 パスティーシュ/探偵小説

1920年代のシャーロック・ホームズもののパスティーシュ。テレビ俳優を主人公に据え、ホームズ物語の文脈を利用した探偵譚。

過去と演技探偵像の再解釈

The Blackheath Poisonings

1978年 歴史ミステリ

19世紀末風の舞台設定で一家に起きる連続毒殺事件を描く長編。テレビ映画化された作品。

家族の秘密毒殺歴史的背景
映像化・舞台化
  • [テレビ映画] The Blackheath Poisonings(テレビ映画) (1992)

全著作

  • 非実体主義殺人事件
  • 殺人の色彩
  • 犯罪の進行
  • ブラッディ・マーダー―探偵小説から犯罪小説への歴史
  • シャーロック・ホームズの復活
  • The Blackheath Poisonings

翻案

  • The Blackheath Poisonings(テレビ映画化 1992)
  • 自分を殺した男(映画化 'Arthur? Arthur!' 1969)

作風・主題

文体
心理描写を重視する現代的犯罪小説寄りの作風簡潔で観察眼の鋭い文体ブラックユーモアの使用
頻出モチーフ
一般人が犯罪に巻き込まれる構図倫理的ジレンマ家族や近親者の秘密

評価・遺産

ジュリアン・シモンズは戦後の英国推理・犯罪小説の重要な作家であり評論家でもあった。犯罪小説史に関する著作や評論で高く評価され、エドガー賞やゴールド・ダガー賞など主要賞を受賞、ディテクションクラブ会長を務めるなどジャンル形成に寄与した。

資料所蔵先

  • ブリティッシュ・ライブラリー(所蔵資料)
  • スウェーデン国立図書館(関連目録)

大衆文化への影響

  • 『殺人の色彩』が「史上最高の推理小説100冊」に選出

豆知識

  • 兄は伝記作家のA. J. A. シモンズ(A. J. A. Symons)。
  • 14歳で学校を退学した経歴がある。
  • 戦時中は一時王立装甲部隊に所属し、その後免役となった。