日本の文学賞

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神吉 拓郎

かんき たくろう

Kanki Takuro

ペンネーム: 拓郎俳号(俳句で用いる), 尊鬼俳号(俳句で用いる)

プロフィール

性別
男性
生誕
1928-09-11 (東京府麻布)
死没
1994-06-28 (東京都) 65歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
麻布(東京都)

経歴

職業
放送作家, 小説家, 俳人, 随筆家
活動期間
1949年〜1994年
所属
日本文藝家協会, 日本放送作家協会
所属団体
日本文藝家協会, 日本放送作家協会, 東京やなぎ句会
影響を受けた人物
神吉三郎

学歴

麻布中学校・高等学校
国: 日本
成城高等学校(旧制)
国: 日本
文科卒業(旧制・高等学校)

受賞歴

直木三十五賞
1983
対象作品: 私生活
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: Winner
グルメ文学賞(第1回)
1984
対象作品: たべもの芳名録
主催: グルメ文学賞実行委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 私生活

    「私生活」は、神吉拓郎による受賞作。受賞歴により注目された作品として、作者の問題意識と語りの特色を示す一作である。

    受賞作「私生活」を入口に、作者の表現世界へ導く。

    受賞作日本文学表現

作品

代表作

私生活

1983年 小説

都会生活の哀愁を描いた作品。短篇・中篇を含み、直木三十五賞受賞作となった。

都会生活哀愁人間描写

たべもの芳名録

1984年 随筆

食や暮らしにまつわる随筆を集めた作品。グルメ文学賞(第1回)受賞作。

暮らしエッセイ

ブラックバス

1981年 小説

釣り(ブラックバス)を題材にした作品。直木賞最終候補となった。

釣りスポーツ人間模様

男性諸君

1971年 随筆

エッセイ集(初期の著作)。

社会観察ユーモア

東京気侭地図

1981年 随筆

東京を舞台にしたエッセイや風俗描写を収めた一書。

東京街歩き風俗

曲がり角

1985年 小説

明日という日

1986年 小説

夢のつづき

1988年 小説

全著作

  • 男性諸君
  • 東京気侭地図
  • ブラックバス
  • 無着成恭の詩の授業
  • ラグビーにトライ/ラグビー音痴に捧げる本(共編・野坂昭如)
  • 私生活
  • たべもの芳名録
  • タマに別れの接吻を
  • 笑う魚
  • 芝の上のライオンたち
  • 曲がり角
  • 明日という日
  • 私流 アゲイン(のち「たたずまいの研究」として中公文庫)
  • 洋食セーヌ軒
  • ベルトの穴
  • 夢のつづき
  • 食・味事典:漢字百話 食・甘・辛・鹵・香・皿の部
  • フツーの家族
  • おらんだ恋歌
  • みんな野球が好きだった
  • 或る日のエノケン
  • 花の頃には
  • 友あり駄句あり三十年―恥多き男づきあい春重ね(共著)
  • 神吉拓郎傑作選 1 珠玉の短編(編:大竹聡)
  • 神吉拓郎傑作選 2 食と暮らし編(編:大竹聡)

作風・主題

文体
都会生活の哀愁を描く観察眼に富んだ洒脱な文体随筆と小説を横断する軽やかな語り
頻出モチーフ
都会スポーツ(野球・ラグビー)俳句

評価・遺産

放送作家としての経歴を経て小説・随筆に転じ、都市生活の哀愁や食文化を題材にした作品で知られる。代表作『私生活』で直木三十五賞を受賞し、食や暮らしに関する随筆でも評価を得た。俳句活動や文芸団体での活動も行った。

関連学会

  • 日本文藝家協会
  • 日本放送作家協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著者情報)
  • VIAF / ISNI 等の典拠データ

豆知識

  • 父は英文学者の神吉三郎。
  • 1949年にNHKに入局し、放送台本を執筆した(トリローグループなど)。
  • 1968年に放送の世界から引退し、以後小説・エッセイを中心に執筆。
  • 『私生活』で第90回直木三十五賞を受賞(1983年)。
  • 俳号は「拓郎」「尊鬼」。
  • 2016年に『神吉拓郎傑作選』が刊行された(編:大竹聡)。
  • 代表作は食や都会の生活を題材にするものが多い。