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第2回(1977年) 受賞受賞作: 流れのほとり
北の原野へ向かう少女麻子の目を通して、川のきらめき、家族、友だち、炭鉱町の暮らしを描く回想の物語である。自然の大きさと子どもの生活が、細やかな感覚で結びつく。
北の川のほとりで、少女の記憶と暮らしが静かに流れ出す。
496ページ樺太自然家族少女の成長
神沢 利子
かんざわ としこ
Kanzawa Toshiko
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1924-01-29 (福岡県戸畑市(現:北九州市))
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 福岡県戸畑市(生誕) → 東京 → 北海道 → 樺太(旧称) → 兵庫県西宮市 → 神奈川県逗子市 → 神奈川県横浜市
経歴
- 職業
- 児童文学作家, 作詞家
- 活動期間
- 1958年〜
- 所属
- 子どもの本・九条の会(代表団員)
- 所属団体
- 子どもの本・九条の会
- 影響を受けた人物
- 佐藤春夫
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 文化学院 | 文学部(在学中は美術部から転部) | 文学科 | — | 〜1943 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1975 | 産経児童出版文化賞 | あひるのバーバちゃん | — | 産経新聞社 | Winner |
| 1977 | 日本児童文芸家協会賞 | 流れのほとり | — | 日本児童文芸家協会 | Winner |
| 1979 | 日本児童文学者協会賞 | いないいないばあや | — | 日本児童文学者協会 | Winner |
| 1979 | 野間児童文芸賞 | いないいないばあや | — | 野間出版文化財団 | Winner |
| 1981 | 産経児童出版文化賞 | ゆきがくる? | — | 産経新聞社 | Winner |
| 1989 | 産経児童出版文化賞 | おやすみなさいまたあした | — | 産経新聞社 | Winner |
| 1990 | 産経児童出版文化賞(大賞) | タランの白鳥 | — | 産経新聞社 | Winner (Grand Prize) |
| 1992 | 日本童謡賞 | おめでとうがいっぱい | — | 日本童謡協会 | Winner |
| 1996 | 路傍の石文学賞 | 神沢利子コレクション(業績) | — | 路傍の石文学賞運営委員会 | Winner |
| 1996 | モービル児童文化賞 | 神沢利子コレクション(業績) | — | モービル(協賛) | Winner |
| 1996 | 巖谷小波文芸賞 | 神沢利子コレクション(業績) | — | 巖谷小波賞選考委員会 | Winner |
| 2004 | 小学館児童出版文化賞 | 鹿よ おれの兄弟よ | — | 小学館 | Winner |
| 2005 | 講談社出版文化賞 | 鹿よ おれの兄弟よ | — | 講談社 | Winner |
受賞・候補エディション
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第19回(1979年) 受賞受賞作: いないいないばあや
『いないいないばあや』は神沢利子による作品で、1979-1回の受賞作として位置づけられる。
『いないいないばあや』は、神沢利子の表現と受賞当時の文学的関心を伝える作品である。
児童文学成長想像力
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第17回(1979年) 受賞受賞作: いないいないばあや
『いないいないばあや』は、神沢利子による児童文学で、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。
神沢利子の視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。
成長想像力家族と社会
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第37回(1990年) 大賞受賞作: タランの白馬
『タランの白馬』は、神沢利子による受賞作。刊行確認を行った作品として確認できる。
神沢利子の受賞作『タランの白馬』。
受賞作文学
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第18回(1995年) 受賞
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第18回(1996年) 受賞受賞作: 神沢利子コレクション 全5巻
『神沢利子コレクション 全5巻』は、神沢利子による路傍の石文学賞の対象作。作品名が示す題材を軸に、人物、時代、場所、記憶の手触りをたどる作品として読める。
神沢利子コレクション 全5巻という題名のもと、神沢利子が対象に向き合う姿勢が前面に出る作品。
受賞作路傍の石文学賞人物と時代記憶
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第53回(2004年) 受賞受賞作: 鹿よ おれの兄弟よ
自然と人間のつながりを、鹿をめぐる物語として描く児童文学。神沢利子の物語とG・D・パウリーシンの絵が響き合い、野生への畏敬と親しみを伝える。
『鹿よ おれの兄弟よ』は、神沢利子による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。
36ページ自然鹿兄弟児童文学
作品
代表作
いたずらラッコのロッコ
1968年 児童文学/絵本いたずら好きなラッコを主人公にしたやさしい物語。友情や自然との関わりを描く。
くまの子ウーフ
1969年 児童文学/童話くまの子ウーフを中心とした連作童話。子どもの視点から世界をやわらかく描く。
銀のほのおの国
1972年 児童文学幻想的な要素を含む児童向け長編。象徴的な描写と詩的な文体が特徴。
そりになったブナの木
1974年 児童文学自然と人々の営みを温かく描いた物語。子どもの想像力を刺激する一編。
流れのほとり
1976年 児童文学川辺を舞台にした心温まる物語。日常の細やかな心情描写が評価された。
タランの白鳥
1989年 児童文学寓話的な要素を持つ作品。深い主題性と叙情性で高い評価を受けた。
鹿よ おれの兄弟よ
2004年 児童文学自然や生命を見つめる静かな物語。晩年の代表作の一つ。
ちびっこカムのぼうけん
1961年 児童文学雑誌連載から単行本化された作品。後に人形アニメとして映像化された。
- [人形アニメ] ちびっこカムのぼうけん(人形アニメ) (1976)
全著作
- タンポポのうた(1958)
- いたずらラッコのロッコ(1968)
- くまの子ウーフ(1969)
- 銀のほのおの国(1972)
- 流れのほとり(1976)
- タランの白鳥(1989)
- 鹿よ おれの兄弟よ(2004)
翻案
- ちびっこカムのぼうけん — 人形アニメ(1976)
作風・主題
- 文体
- やわらかく詩的な文体子どもの視点に寄り添う叙述
- 頻出モチーフ
- 動物自然家族と日常の風景
評価・遺産
戦後日本の児童文学を代表する作家の一人。多数の名作と長年にわたる業績により児童文学界の重鎮とされる。作品は子どもの視点と自然への眼差しで広く支持されている。
関連学会
- 日本児童文芸家協会
- 日本児童文学者協会
豆知識
- 1958年『タンポポのうた』でデビューした。
- 本名は古河トシ。
- 2024年1月に100歳を迎えた。
- 児童文学のほか作詞も手がけている。