日本の文学賞

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勝目 梓

かつめ あずさ

Katsume Azusa

ペンネーム: 勝目 梓ペンネームとして使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1932-06-20 (東京都)
死没
2020-03-03 87歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都 → 九州(長崎など) → 長崎県

経歴

職業
小説家, エッセイスト, 俳人
活動期間
1962年〜2020年
所属
文藝首都(同人誌), 全日本俳句結社総評議会(主宰)
所属団体
日本推理作家協会, 日本ペンクラブ, 日本文藝家協会
影響を受けた人物
中上健次, 森敦

学歴

鹿児島県立伊集院高等学校
国: 日本
中退

受賞歴

小説現代新人賞
1974
対象作品: 寝台の方舟
主催: 講談社/小説現代
結果: 受賞
日本文芸大賞
1981
主催: 日本文芸大賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 寝台の方舟

    『寝台の方舟』は、勝目梓による文学作品。1974年の受賞作として、題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が評価された。

    寝台の方舟は、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

    225ページ
    人間心理時代性土地

作品

代表作

マイ・カアニヴァル

1967年 純文学

初期の代表作。都市の孤独や性の衝動を描く短編・中編。

孤独都市

花を掲げて

1969年 純文学

雑誌『文學界』に発表され直木賞候補になった作品。人間関係や周縁を描く。

家族社会的周縁暴力

寝台の方舟

1974年 小説

小説現代新人賞受賞作。復讐や暴力をめぐる物語で評価された初期重要作。

復讐暴力男たちの闘い

獣たちの熱い眠り

1978年 官能小説/バイオレンス

ベストセラーとなった代表作。性的描写と暴力描写を交えた群像劇で、映画化もされた。

官能性暴力欲望
映像化・舞台化
  • [映画] 獣たちの熱い眠り / 村川透 (1981)

全著作

  • マイ・カアニヴァル(1967)
  • 花を掲げて(1969)
  • 寝台の方舟(1974)
  • マン・フラワー号のハント旅行(1977)
  • 獣たちの熱い眠り(1978)
  • 夜を真昼に(1978)
  • 好色な狩人(1978)
  • 夜の牙(1979)
  • 処刑台の昏き祭り(1979)
  • 夜の獲物(1980)

翻案

  • 獣たちの熱い眠り(映画化、1981年・村川透監督)
  • オリオンの殺意より 情事の方程式(映画化、1978年・根岸吉太郎監督)
  • 愛欲の標的(映画化、1979年・田中登監督)

作風・主題

文体
直接的で粗削りな文体官能と暴力を混ぜ合わせる描写ハードボイルド的語り
頻出モチーフ
獣・野性報復下層社会性的倒錯

健康

  • 結核
    若年期に約3年間療養
    療養期間に作家を志した
  • 心筋梗塞
    2020-03-03(死因)
    2020年3月に心筋梗塞で死去

評価・遺産

官能性と暴力を軸にした大衆文学作家として広く知られ、多数の映画化・漫画化例を残した。俳句や評論も手がけ、ジャンル横断的な活動で知られる。

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 日本文藝家協会
  • 日本ペンクラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(典拠)
  • VIAF / WorldCat の典拠情報

大衆文化への影響

  • 多くの作品が映画化・漫画化された
  • 1970〜1990年代のポルノ/バイオレンス小説の代表的作家

豆知識

  • 幼少期に両親が離婚し母と九州へ移る
  • 鹿児島県立伊集院高等学校を中退
  • 長崎で炭鉱夫として働き労組の責任者を務めた経験がある
  • 結核で約3年間療養した時期があり、その療養中に作家を志した
  • 俳号は「一煙」、俳句の句会を長年主宰した
  • 生涯に約300冊近い著作を発表したとされる