日本の文学賞

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ローラン・ビネ

ローラン・ビネ

Laurent Binet

プロフィール

性別
男性
生誕
1972-07-19 (フランス・パリ)
国籍
フランス
言語
フランス語

経歴

職業
小説家, 大学講師
活動期間
2000年〜

学歴

パリ大学
現代文学 / 文学部
国: フランス
現代文学を専攻

受賞歴

ゴンクール賞(最優秀新人賞)
2010
対象作品: HHhH
主催: ゴンクール賞委員会
結果: Winner
リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞
2011
対象作品: HHhH
主催: Le Livre de Poche
結果: Winner
アンテラリエ賞
2015
対象作品: 言語の第七の機能 (La Septième Fonction du langage)
主催: アンテラリエ賞委員会
結果: Winner
アカデミー・フランセーズ小説大賞
2019
対象作品: 文明交錯 (Civilizations)
主催: アカデミー・フランセーズ
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: Civilizations

    アメリカ大陸がヨーロッパに征服されなかった世界で、インカ皇帝アタワルパがヨーロッパへ渡り、世界の勢力図を塗り替えていく反史小説。

    もしアメリカ大陸が征服されていなかったら、という反史の物語。

    320ページ
    オルタナティブ・ヒストリー歴史小説帝国大航海時代征服文明

作品

代表作

HHhH プラハ、1942年

2010年 歴史小説 / メタフィクション 384ページ

第二次世界大戦期の実際の事件(ナチ高官ラインハルト・ハイドリヒ暗殺)を扱いながら、歴史とフィクションの境界を問いかけるメタフィクション的作品。作者自身の視点や執筆の苦悩も織り込まれる。

第二次世界大戦暗殺歴史とフィクション
映像化・舞台化
  • [映画] ナチス第三の男 / Cédric Jimenez (2017)
翻訳
  • 高橋啓 訳(2013年、東京創元社)
  • 英語訳(2012年、各出版社)

言語の第七の機能

2015年 ミステリ / 知識人小説

言語学、記号論、知識人たちを巡る陰謀を題材にした長編。実在の思想家や批評家を素材にしつつ、軽妙な風刺と知的な謎解きを組み合わせている。

言語権力と知識パロディと風刺
翻訳
  • 高橋啓 訳(2020年、東京創元社)

文明交錯

2019年 歴史小説 / 代替史

既存の歴史観を揺さぶる視点で、文明の接触と衝突を描き直す長編。ヨーロッパ中心主義への異議申し立てや、文化交流の複雑性をテーマにしている。

文明の衝突と交流歴史の再解釈
翻訳
  • 橘明美 訳(2023年、東京創元社)

全著作

  • Forces et faiblesses de nos muqueuses (2000)
  • La Vie professionnelle de Laurent B. (2004)
  • HHhH (2010)
  • Rien ne se passe comme prévu (2012)
  • La Septième Fonction du langage (2015)
  • Qu'est-ce que la gauche ?(共著、2017年)
  • Civilizations (2019)

翻案

  • HHhH → 映画『ナチス第三の男』 (2017)

作品の翻訳

  • HHhH(高橋啓訳、2013年、東京創元社)
  • 言語の第七の機能(高橋啓訳、2020年、東京創元社)
  • 文明交錯(橘明美訳、2023年、東京創元社)

作風・主題

文体
皮肉的メタフィクション的知的な風刺
頻出モチーフ
歴史の再解釈言語と権力学者や知識人の私生活

評価・遺産

ローラン・ビネは歴史とフィクションの境界を問い直す作風で国際的な評価を受けた。HHhHなどで若手作家として注目を集め、欧米の批評誌や読者から高い評価を得ている。作品は翻訳・映像化され、日本でも広く紹介されている。

資料所蔵先

  • フランス国立図書館(BnF)

大衆文化への影響

  • HHhHの映画化(邦題『ナチス第三の男』, 2017)

豆知識

  • X(旧Twitter)アカウント: @LaurentBinetH
  • 代表作HHhHはニューヨーク・タイムズの2012年の注目書籍に選出