日本の文学賞

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ローレンス・ブロック

ローレンス・ブロック

Rorensu Burokku

プロフィール

性別
男性
生誕
1938-06-24 (ニューヨーク州バッファロー)
国籍
アメリカ合衆国
言語
英語
居住地歴
ニューヨーク州バッファロー(出生) → ニューヨーク市(長年在住)

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
1960年〜
影響を受けた人物
レイモンド・チャンドラー, ダシール・ハメット, ロス・マクドナルド
影響を与えた人物
デニス・ルヘイン(影響を受けた作家の一人)

受賞歴

シェイマス賞
対象作品: 八百万の死にざま
部門: 最優秀長篇賞
主催: アメリカ私立探偵作家クラブ
結果: winner
シェイマス賞
対象作品: 死者との誓い
部門: 最優秀長篇賞
主催: アメリカ私立探偵作家クラブ
結果: winner
エドガー賞(長編賞)
対象作品: 倒錯の舞踏
部門: 長編賞
主催: ミステリー作家協会(MWA)
結果: winner
MWA グランドマスター賞(巨匠賞)
1994
部門: 生涯功労
主催: ミステリー作家協会(MWA)
結果: winner
PWA 生涯功労賞
2002
部門: 生涯功労
主催: アメリカ私立探偵作家クラブ
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 泥棒は詩を口ずさむ

    『泥棒は詩を口ずさむ』は、ローレンス・ブロックによるミステリで、1979年前後の受賞作として記録されている。人物や社会の輪郭を追いながら、時代の空気や価値観の揺れを読者に伝える作品である。

    ローレンス・ブロックの視点から、時代と人間の姿を静かに照らし出す受賞作。

    犯罪と謎緊張感人間心理
シェイマス賞 2回登壇
  1. マット・スカダーが酒と過去を抱えながら事件に向き合うハードボイルド長編。都市の孤独と暴力を背景に、贖罪を求める探偵像が深く刻まれる。

    八百万の死にざまは、私立探偵を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。

    294ページ
    私立探偵禁酒都市犯罪
  2. 受賞作: 死者との誓い

    ローレンス・ブロックの探偵小説で、過去の死と現在の約束が事件を動かす。乾いた会話と都市の陰影が、謎解きに重みを与える。

    『死者との誓い』は、ミステリを入口に人間の心の動きを描く作品。

    423ページ
    ミステリ探偵小説都市過去
エドガー賞 4回登壇
  1. 『夜明けの光の中に』は、ローレンス・ブロックの短編集『Some Days You Get the Bear』の邦訳に収録された表題作。マット・スカダーの回想を通じて、都会の孤独と喪失を静かに描く。

    夜の街の記憶が、夜明けの光の中で苦く浮かび上がる。

    552ページ
    都市孤独マット・スカダー
  2. 「ケラーの治療法」は、孤独な職業的殺し屋ケラーが心理療法士のもとを訪れることから始まる短編である。セラピストの元妻とその飼い犬をめぐる出来事をきっかけに、日常の会話と殺し屋としての仕事が静かに交差していく。

    心理療法士のソファに座る孤独な殺し屋ケラーを描く犯罪短編。

    655ページ
    職業的殺し屋心理療法孤独犯罪小説ケラー・シリーズ
  3. 受賞作: ケラーの責任

    『ケラーの責任』は、ローレンス・ブロックのアメリカ探偵作家クラブ賞で評価されたミステリです。題名が示すモチーフを軸に、人物の行動や時代の空気を通して主題を立ち上げる作品として読めます。

    『ケラーの責任』は、受賞時の評価対象となった主題を読者に印象づける作品です。

    655ページ
    受賞作人物描写時代性
  4. ローレンス・ブロックによる短編で、エドワード・ホッパーの絵画に着想を得たアンソロジー『In Sunlight or in Shadow』に収録された。古い自動食堂を舞台に、記憶、犯罪、都市の孤独を端正なミステリの語りで結びつける。

    ホッパー的な光と孤独のなかで、古い街の記憶が犯罪小説へ変わる。

    288ページ
    短編ミステリ都市記憶絵画への応答

作品

代表作

八百万の死にざま

1982年 ハードボイルド/クライム小説

元刑事マット・スカダーを主人公にしたハードボイルド長篇。ニューヨークを舞台に、犯罪と救済の物語を描く。

犯罪贖罪孤独
映像化・舞台化
  • [映画] 800万の死にざま / Hal Ashby (1986)
翻訳
  • 田口俊樹訳(日本語)

倒錯の舞踏

1991年 ミステリ/ハードボイルド

マット・スカダーものの一つで、複雑な犯罪と主人公の内面が絡む長篇。

暴力倫理救済

獣たちの墓

1992年 ハードボイルド/犯罪小説

誘拐や復讐をめぐる物語。後に映画化され、広く知られるようになった作品。

報復道徳的葛藤
映像化・舞台化
  • [映画] 誘拐の掟 / Scott Frank (2014)

泥棒は選べない(泥棒バーニイ・シリーズ)

1977年 ユーモア混じりの探偵小説/シリーズ作

泥棒バーニイを主人公とするシリーズの一作。軽妙な語り口と犯罪の描写が特徴。

犯罪ユーモア人物描写
映像化・舞台化
  • [映画(関連)] バーグラー/危機一髪 (1987)

全著作

  • 八百万の死にざま
  • 倒錯の舞踏
  • 獣たちの墓
  • 泥棒は選べない
  • おもしろくて得をする嘘をつくこと(作法書)

翻案

  • 獣たちの墓 → 映画「誘拐の掟」(2014)
  • 八百万の死にざま → 映画「800万の死にざま」(1986)
  • 泥棒シリーズ関連映画「Burglar」(1987)

作風・主題

文体
ハードボイルドノワール会話中心、現実的描写
頻出モチーフ
犯罪贖罪孤独ニューヨークの街並み

評価・遺産

ローレンス・ブロックは20世紀後半から21世紀にかけてのアメリカ探偵小説・ハードボイルド作家の代表的存在であり、多数のシリーズ作と短篇で広く評価されている。MWAグランドマスター受賞など多数の栄誉があり、映画化も行われたことで大衆的な認知も高い。

関連学会

  • ミステリー作家協会(MWA)
  • アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)

大衆文化への影響

  • 『獣たちの墓』は映画化され(2014)、リーチの俳優を通じて広く知られる。
  • 泥棒バーニイシリーズは軽妙な犯罪小説として翻訳や映画化関連で紹介されている。

豆知識

  • 『Telling Lies for Fun & Profit』(邦題例あり)は作法書であり作家論としても評価される。
  • 1994年にMWAグランドマスター賞受賞。
  • いくつかの作品が映画化されている(例:『獣たちの墓』→2014年映画)。
  • 多くの日本語訳は田口俊樹が担当している。