日本の文学賞

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松下 竜一

まつした りゅういち

Matsushita Ryuichi

プロフィール

性別
男性
生誕
1937-02-15 (大分県中津市)
死没
2004-06-17 (大分県中津市) 67歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
作家, 歌人, 小説家
活動期間
1969年〜2004年
影響を受けた人物
上野英信

学歴

大分県立中津北高等学校
期間: 〜1956
卒業年: 1956
国: 日本

受賞歴

講談社ノンフィクション賞
1982
対象作品: ルイズ - 父に貰いし名は
主催: 講談社
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ルイズ-父に貰いし名は

    松下竜一『ルイズ-父に貰いし名は』は、受賞時の文脈で評価された作品である。作品名が示す主題を軸に、時代や社会、個人の経験を読み解く構成を持つ。

    ルイズ-父に貰いし名はは、受賞作としての輪郭を保ちながら、作者の関心を凝縮して伝える。

    文学賞受賞作時代背景人間と社会

作品

代表作

豆腐屋の四季

1969年 歌集/記録文学

豆腐屋としての生活や若者の心情を素朴な短歌と記録的筆致で綴ったデビュー作。地方の暮らしの機微を描き出し話題となった。

暮らし青春労働地方文化
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 豆腐屋の四季 (1969)

風成の女たち

1972年 ルポルタージュ

臼杵湾の漁村でセメント工場誘致に反対する女性たちの闘いを取材し記録したルポルタージュ。地域の環境問題と住民運動を描く。

環境問題住民運動女性の役割

ルイズ - 父に貰いし名は

1982年 ノンフィクション

甘粕事件で殺害された大杉栄と伊藤野枝の娘である伊藤ルイの半生をたどった評伝的ノンフィクション。

歴史伝記政治史

狼煙を見よ

1987年 ノンフィクション/記録文学

東アジア反日武装戦線“狼”部隊などの事件を取材し、政治闘争と思想を描いた力作。

政治運動思想犯罪と社会

全著作

  • 豆腐屋の四季
  • 風成の女たち
  • ルイズ - 父に貰いし名は
  • 狼煙を見よ
  • 砦に拠る
  • 暗闇の思想を
  • 5000匹のホタル
  • 底ぬけビンボー暮らし

翻案

  • テレビドラマ『豆腐屋の四季』(1969-1970)
  • 舞台『かもめ来るころ』 (初演2008)

作風・主題

文体
記録的筆致庶民的視点平易で率直な表現
頻出モチーフ
自然暮らしの細部反公害・反開発平和と抵抗

健康

  • 小児期の肺炎・右眼失明
    幼年期
    高熱による右目失明。以後の生活に影響を与えた。
  • 多発性肺嚢胞症(診断:41歳)/慢性肺疾患
    成人期(中年期以降)
    頻繁な入院や療養を要しつつ執筆活動を続けた。
  • 小脳出血
    2003年
    2003年に倒れリハビリを行った。

評価・遺産

松下竜一は地方に根ざした視点から短歌やルポルタージュ、ノンフィクションを通じて環境保護や平和運動に深く関与した作家である。草の根の住民運動を記録し影響を与え、地域の資料は中津市の図書館に寄贈された。

記念館・博物館

  • 中津市立小幡記念図書館(寄贈資料あり) 大分県中津市

資料所蔵先

  • 中津市立小幡記念図書館蔵書・直筆原稿

大衆文化への影響

  • テレビドラマ化された『豆腐屋の四季』や2016年以降の舞台化などがある。

豆知識

  • 幼少期の肺炎で右目を失明した。
  • 若年期に家業の豆腐屋を手伝い、その経験が作風に影響した。
  • 『草の根通信』は30年以上に渡り発行され380号で終刊した。