日本の文学賞

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松山 巖

まつやま いわお

Matsuyama Iwao

ペンネーム: 垣芝折多『偽書百選』刊行時に用いた変名

プロフィール

性別
男性
生誕
1945-07-11 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都

経歴

職業
小説家, 文芸評論家, 建築評論家, 翻訳者, 大学講師
活動期間
1978年〜
所属
東京理科大学(非常勤講師), 法政大学(非常勤講師), 東京芸術大学(非常勤講師)
所属団体
伊藤整文学賞選考委員
影響を受けた人物
江戸川乱歩, 三島由紀夫

学歴

東京芸術大学
建築学科 / 建築学科
国: 日本

受賞歴

日本推理作家協会賞(第38回)
1985
対象作品: 乱歩と東京―1920都市の貌
部門: 評論その他の部門
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞
サントリー学芸賞
1993
対象作品: うわさの遠近法
主催: サントリー学芸賞
結果: 受賞
伊藤整文学賞(第7回)
1996
対象作品: 闇のなかの石
主催: 伊藤整文学賞
結果: 受賞
読売文学賞(第48回)
1997
対象作品: 群衆―機械のなかの難民
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
日本建築学会賞(文化賞)
部門: 文化賞
主催: 日本建築学会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 第38回(1985年) 評論その他の部門

    『乱歩と東京 1920都市の貌』は、松山巌による評論。江戸川乱歩の探偵小説を、1920年代東京の都市文化や風景の変容と結びつけて読み解く。

    乱歩の探偵小説を、都市東京の誕生とともに読み直す。

    227ページ
    江戸川乱歩東京都市論
伊藤整文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 闇のなかの石

    都市、建築、記憶をめぐる思索を重ねる評論的作品です。

    都市、建築、記憶をめぐる思索を重ねる評論的作品です。

    257ページ
    作品紹介

作品

代表作

乱歩と東京―1920都市の貌

1984年 評論

江戸川乱歩の作品を手掛かりに、1920年代の東京の都市像や文化的背景を分析する評論。

江戸川乱歩都市論1920年代探偵小説

まぼろしのインテリア

1985年 建築評論

インテリアや居住空間を巡る文化史的な考察をまとめた評論集。

建築インテリア居住文化史

うわさの遠近法

1993年 評論/エッセイ

噂や伝聞が作る言説と社会的景観を考察する評論集。

言説社会論文化批評

偽書百選

1994年 パロディ/私家本

垣芝折多の変名で刊行された、実在しない奇書・珍書を紹介するパロディ的書誌趣味の刊行物。

パロディ書誌学的遊び架空の書物

闇のなかの石

1995年 小説

都市の闇や人間の孤独をテーマに据えた小説作品。

都市孤独記憶

群衆―機械のなかの難民

1996年 評論

群衆や機械化された社会における個人のあり方を考察した評論集。

群衆機械現代社会

日光

1999年 紀行/文化論

日光の歴史や文化を踏まえた観察・評論。

観光歴史文化財

松山巖の仕事

2001年 評論集

評論・エッセイを中心にまとめた著作集。

評論建築文学

全著作

  • 乱歩と東京―1920都市の貌
  • まぼろしのインテリア
  • 世紀末の一年 一九〇〇年=大日本帝国
  • 都市という廃墟 二つの戦後と三島由紀夫
  • うわさの遠近法
  • 偽書百選(垣芝折多名義)
  • 闇のなかの石
  • 銀ヤンマ、匂いガラス
  • 群衆―機械のなかの難民
  • 日光
  • 松山巖の仕事
  • ラクちゃん
  • くるーりくるくる
  • 住み家殺人事件 建築論ノート
  • 建築はほほえむ
  • 猫風船
  • ちょっと怠けるヒント
  • 須賀敦子の方へ
  • ちちんぷいぷい
  • 本を読む。 松山巖書評集

作風・主題

文体
建築的視点による精緻な描写と分析評論的・随筆的な文体ユーモアとパロディの要素
頻出モチーフ
都市建築群衆記憶孤独

評価・遺産

建築・都市論と文芸評論を横断する独自の視点で知られる評論家・作家。江戸川乱歩研究や都市論を通じて評価され、複数の文学賞・学術賞を受賞した。教育者としても大学で非常勤講師を務めた。

豆知識

  • 東京芸術大学建築学科を卒業後、建築設計事務所を設立して住宅設計に携わった。
  • 1985年に『乱歩と東京―1920都市の貌』で第38回日本推理作家協会賞(評論その他部門)を受賞した。
  • 『偽書百選』は垣芝折多の変名で刊行されたパロディ的書物である。
  • 伊藤整文学賞の選考委員を務めたことがある。