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第8回(1978年) 受賞受賞作: 夜のかげぼうし
『夜のかげぼうし』は、宮川ひろが児童文学の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『夜のかげぼうし』は、児童文学の枠組みの中で、成長と家族を印象的に浮かび上がらせる作品です。
成長家族想像力
宮川 ひろ
みやかわ ひろ
Miyagawa Hiro
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1923-03-15 (群馬県)
- 死没
- 2018-12-29 95歳
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 児童文学作家, 小学校教員
- 活動期間
- 1969年〜2012年
- 所属
- 日本児童文学者協会
- 所属団体
- 日本児童文学者協会
- 影響を受けた人物
- 坪田譲治, 今西祐行, あまんきみこ
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 群馬県女子師範学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 金華学園教員養成所 | — | — | — | — | 日本 |
群馬県女子師範学校
国:
日本
病気により中退
金華学園教員養成所
国:
日本
卒業後、公立小学校教員となる
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1978 | 赤い鳥文学賞(第8回) | 夜のかげぼうし | — | 赤い鳥文学賞 | Winner |
| 1985 | 新美南吉児童文学賞(第3回) | つばき地ぞう | — | 新美南吉児童文学賞 | Winner |
| 1990 | 日本児童文学者協会賞(第30回) | 桂子は風のなかで | — | 日本児童文学者協会 | Winner |
| 2005 | ひろすけ童話賞(第16回) | きょうはいい日だね | — | ひろすけ童話賞 | Winner |
| 2005 | 日本絵本賞(第10回) | さくら子のたんじょう日 | — | 日本絵本賞 | Winner |
赤い鳥文学賞(第8回)
1978
対象作品:
夜のかげぼうし
主催:
赤い鳥文学賞
結果:
Winner
新美南吉児童文学賞(第3回)
1985
対象作品:
つばき地ぞう
主催:
新美南吉児童文学賞
結果:
Winner
日本児童文学者協会賞(第30回)
1990
対象作品:
桂子は風のなかで
主催:
日本児童文学者協会
結果:
Winner
ひろすけ童話賞(第16回)
2005
対象作品:
きょうはいい日だね
主催:
ひろすけ童話賞
結果:
Winner
日本絵本賞(第10回)
2005
対象作品:
さくら子のたんじょう日
主催:
日本絵本賞
結果:
Winner
受賞・候補エディション
赤い鳥文学賞
1回登壇
新美南吉児童文学賞
1回登壇
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第3回(1985年) 受賞受賞作: つばき地ぞう
つばき地ぞうは、宮川ひろによる受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。
つばき地ぞうの世界へ読者を導く、受賞歴を持つ一作です。
101ページ受賞作時代と記憶人物描写
日本児童文学者協会賞
1回登壇
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第30回(1990年) 受賞受賞作: 桂子は風のなかで
『桂子は風のなかで』は宮川ひろによる児童文学作品。子どもの視点に寄り添いながら、成長、家族、友情、日常の変化を物語として描く。
『桂子は風のなかで』は、宮川ひろの表現を日本児童文学者協会賞の文脈で読むための重要な対象である。
206ページ成長家族子どもの視点
ひろすけ童話賞
1回登壇
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第16回(2005年) 受賞受賞作: きょうはいい日だね
『きょうはいい日だね』は、なかなか声を出せない一年生のしゅうへいが、担任や友だちとの活動を通して少しずつ変わっていく児童文学である。絵を描くこと、畑を耕すこと、収穫の喜びが、子どもの心を開いていく。
声を出せなかったしゅうへいが、みんなとの体験の中で一歩を踏み出す。
76ページ児童文学学校成長教師友だち
作品
代表作
るすばん先生
1969年 児童文学産休補助教員を題材にした児童向け作品。小学校教員としての経験を下地に、日常の中で子どもと大人が関わり合い成長していく様子を描く。
学校生活成長大人と子どもの関係
夜のかげぼうし
1978年 児童文学日常の風景を背景に、子どもたちの心の動きや大人との関わりを繊細に描く作品。
日常友情家族
つばき地ぞう
1984年 児童文学子どもと地域社会の温かい交流や、日常のなかの小さな出来事を通して育まれる思いやりを描いた作品。
地域思いやり日常の小さな出来事
桂子は風のなかで
1989年 児童文学子どもの視点で日常の悩みや成長を描き、読者に寄り添うような語り口が特徴の作品。
成長自己理解家族
さくら子のたんじょう日
2004年 絵本/児童文学誕生日をテーマにした絵本。子どもたちの日常や喜びをやさしく描く作品。
誕生日家族喜び
全著作
- るすばん先生
- りんごひろいきょうそう
- 木のぼり公園
- 春駒のうた
- 夜のかげぼうし
- つばき地ぞう
- 桂子は風のなかで
- きょうはいい日だね
- さくら子のたんじょう日
翻案
- 四年三組のはた(映画化・1976年)
- 先生のつうしんぼ(映画化・1977年)
- お母さんのつうしんぼ(映画化・1980年)
- 四年三組のはた(ドラマ化・1982年)
- お母さんのつうしんぼ(ドラマ化・1982年)
作風・主題
- 文体
- 日常生活の細やかな描写子どもの視点に寄り添う語り口温かく平明な文章
- 頻出モチーフ
- 学校家族小さな思いやり
評価・遺産
宮川ひろは、学校や家庭など日常の風景を通して子どもの成長や大人との関わりを描き、日本の現代児童文学において日常的な悩みや細やかな情景の描写で一定の評価を得た。多数の受賞と映像化を通じて幅広い読者に親しまれた。
関連学会
- 日本児童文学者協会
引用
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「現代のおとなの文学には、日常生活のこまごまとした悩みをどうとらえるかという読者の要求に応えていない広大な空白があり、その空白の一部を宮川作品や他の児童文学作品が埋めている。」
出典: 古田足日による評 (2010年)
豆知識
- 長男は児童文学研究者の宮川健郎。
- 多数の作品が日活児童映画で映画化された。
- 代表作の多くが学校や家庭の日常を題材としている。