太宰治賞
1回登壇
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第9回(1973年) 受賞
みやお とみこ
Miyao Tomiko
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高坂高等女学校 | — | — | — | 〜1943 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1962 | 女流新人賞 | 連 | — | 婦人公論 | 受賞 |
| 1973 | 太宰治賞 | 櫂 | — | 筑摩書房 | 受賞 |
| 1977 | 女流文学賞 | 寒椿 | — | 女流文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 1979 | 直木三十五賞 | 一絃の琴 | — | 直木賞選考委員会 | 受賞 |
| 1982 | 吉川英治文学賞 | 序の舞 | — | 吉川英治文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 1989 | 文藝春秋読者賞 | 松風の家 | — | 文藝春秋 | 受賞 |
| 1989 | 紫綬褒章 | — | — | 日本政府 | 受章 |
| 1995 | エランドール賞(特別賞) | 藏 | — | エランドール賞実行委員会 | 受賞 |
| 1996 | 日本酒大賞 | — | — | 日本酒大賞実行委員会 | 受賞 |
| 1998 | 勲四等宝冠章 | — | — | 日本政府 | 受章 |
| 2008 | 菊池寛賞 | — | — | 菊池寛賞選考委員会 | 受賞 |
| 2009 | 文化功労者 | — | — | 日本政府 | 顕彰 |
| 2010 | 親鸞賞 | 錦 | — | 親鸞賞選考委員会 | 受賞 |
高知の花柳界で育った四人の女性の運命を、戦争と戦後の荒波の中に描く宮尾登美子の長編。才覚と意地で生き抜こうとする女たちの人生を、愛惜をこめた語りでたどる。
花柳界を生きる四人の女の明暗が、戦争の嵐の中で分かれていく。
『一絃の琴』は、宮尾登美子が土佐の一絃琴をめぐる女性たちの矜持と情念を描いた長編小説である。伝統芸能を受け継ぐことの厳しさと、師弟・家族・時代の軋みが重なり合う。
一絃の音色に魅せられた女性たちの誇りと執念が、時代を越えて響く。
京都・西陣の呉服商、菱村吉蔵が斬新な織物を生み出し、やがて法隆寺の錦の復元へ挑む。錦に魅入られた男の創作への執念と、その人生に影を落とす女たちの愛と哀しみを重ねて描く長編小説。
絢爛たる錦に人生を賭けた男と、その周囲の女たちの哀歓を描く。
生家の遊廓や花柳界での体験を基に、時代に翻弄されながら逞しく生きる女性の姿を描いた自伝的長編。
芸道をめぐる人間模様を繊細に描いた作品。著者の取材に基づく人物描写が特徴。
実在の女性をモデルに、悲劇的かつ劇的な生涯を描いた長編。映画化やドラマ化もされた代表作の一つ。
伝統芸能を題材に、時代背景の中で揺れる人間関係と女性の生き方を描いた作品。映画化・ドラマ化され評価を受けた。
幕末の女性、天璋院篤姫の生涯を題材にした歴史小説。丹念な取材に基づく人物描写が高く評価された。
家族と財産を巡る人間ドラマを描いた長編。1995年に映画化され、著者の代表作の一つとなった。
高知の出自を生かした自伝的作品や、徹底した取材に基づく歴史小説で知られる。多くの作品が映画・テレビ化され、戦後女性史や芸道物の重要な書き手として国内で高く評価された。多数の文学賞や国家による栄典を受けた。
徹底した取材を重ね、時代に翻弄される女性たちを緻密に描く作家である。