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第18回(1985年) 受賞受賞作: 銀のうさぎ
『銀のうさぎ』は、最上一平による児童文学作品で、子どもの目に映る世界を軸に、冒険心や不安、成長の瞬間を描く。読みやすい物語性の中に、家族や仲間との関係を考えさせる余韻がある。
銀のうさぎは、受賞時の評価対象となった作品性を、時代・表現・読者への届き方の面から伝える。
児童文学自然心の成長
最上 一平
もがみ いっぺい
Mogami Ippei
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1957-04-11 (山形県西村山郡朝日町)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 児童文学作家
- 活動期間
- 1984年〜
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 山形県立上山明新館高等学校(旧 上山農業高等学校) | — | — | — | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1985 | 日本児童文学者協会新人賞(第18回) | 銀のうさぎ | — | 日本児童文学者協会 | Winner |
| 2001 | 日本児童文学者協会賞(第41回) | ぬくい山のきつね | — | 日本児童文学者協会 | Winner |
| 2001 | 新美南吉児童文学賞(第19回) | ぬくい山のきつね | — | 新美南吉児童文学賞選考委員会 | Winner |
| 2010 | ひろすけ童話賞(第21回) | じぶんの木 | — | ひろすけ童話賞選考委員会 | Winner |
| 2019 | 日本絵本賞(第24回) | たぬきの花よめ道中 | — | 日本絵本賞実行委員会 | Winner |
| 2024 | 産経児童出版文化賞(第71回)JR賞 | じゅげむの夏 | JR賞 | 産経新聞社 | Winner |
| 2024 | 小学館児童出版文化賞(第73回) | じゅげむの夏 | — | 小学館 | Winner |
受賞・候補エディション
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第41回(2001年) 受賞受賞作: ぬくい山のきつね
過疎の山里で暮らすおトラばあさんと、ぬくい山のきつねをめぐる児童文学。話し相手を得た老女のつかの間の幸福を中心に、山村の日々をていねいに生きる人々のユーモアとたくましさを描く。
山里の小さな出会いが、老いの日々にぬくもりを灯す。
174ページ山村老い孤独人と自然ユーモア
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第19回(2001年) 受賞受賞作: ぬくい山のきつね
『ぬくい山のきつね』は、最上一平による作品。新美南吉児童文学賞の2001年回で受賞に選ばれ、同時代の文学・出版の中で評価された。
新美南吉児童文学賞で受賞となった、最上一平の『ぬくい山のきつね』。
174ページ児童文学成長家族
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第21回(2010年) 受賞受賞作: じぶんの木
『じぶんの木』は、最上一平による作品。子どもの目線に寄り添いながら、成長や発見の瞬間を物語としてわかりやすく伝える児童文学。
『じぶんの木』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。
32ページ記憶時間人間関係表現の力
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第71回(2024年) JR賞受賞作: じゅげむの夏
山あいの天神集落で暮らす小学4年生のぼくたちは、筋ジストロフィーの親友・かっちゃんの「川へダイブしたい」という願いをかなえようとする。子どもたちにとって大人への一歩でもある夏のならわしを前に、友情と命の時間をみずみずしく描く児童文学。
親友の願いをかなえるため、四人の少年が忘れがたい夏へ踏み出す。
128ページ友情成長生と死夏休み山里
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第73回(2024年) 受賞受賞作: じゅげむの夏
天神集落の小学4年生、明、山ちゃん、シューちゃん、かっちゃんは、夏休みに自分たちなりの冒険を始める。進行性の筋ジストロフィーとともに暮らすかっちゃんが望む川へのダイブをかなえようとする日々を通して、友情と命をめぐる思いをみずみずしく描く児童文学。
親友の願いをかなえるため、四人の小学4年生が夏の冒険へ踏み出す。
128ページ友情夏休み冒険病気とともに生きること命
作品
代表作
銀のうさぎ
1984年 児童文学(絵本/童話)心温まる物語。幼年向けのやさしい語り口で家族や友情を描く。
ぬくい山のきつね
2000年 児童文学(童話)山間の自然とそこに住む動物たちを通してやさしさと連帯を描く作品。
じぶんの木
2009年 絵本自分だけの居場所や成長を象徴する木をめぐる幼児向けの物語。
たぬきの花よめ道中
2019年 絵本たぬきの物語をユーモアと温かさをもって描いた作品。
じゅげむの夏
2024年 児童文学夏を舞台にした児童向け作品。親しみやすい語り口で地域と子どもの営みを描く。
全著作
- 銀のうさぎ
- かみなり雲がでたぞ
- 「火の用心」が聞こえた
- ぐみ色の涙
- ブーちゃんの秋
- キャベツ畑で夢を見た
- あな
- 友だちなんていわない
- なまず
- 星のまつり
- 雪がわらったよ
- 広野の馬
- 空を走る電車
- せなかをとんとん
- 大きなさかな
- ぼくの大イワナ
- きょうとあしたのさかいめ
- ぬくい山のきつね
- ヤギになっちゃうぞ
- オニヤンマ 空へ
- おとうさんの木
- おばけバッタ
- 七海と大地のちいさなはたけ 春のおくりもの
- 七海と大地のちいさなはたけ 冬のあいぼう
- 七海と大地のちいさなはたけ 秋のかいぞく
- 七海と大地のちいさなはたけ 夏のきせき
- バッタの足
- 山のかぼちゃ運動会
- ビーズのてんとうむし
- ラッキーセブン
- じぶんの木
- 山からの伝言
- ゆっくり大きくなればいい
- ちょんまげくらのすけ
- 夏のサイン
- 千年もみじ
- ともだちのはじまり
- 黄金の夏休み
- すすめ! 近藤くん
- 今日はあそぼう!
- 幸運をよぶ朝ごはん
- ユッキーとともに
作風・主題
- 文体
- やさしい語り口子どもに寄り添う視点自然描写を重視した叙述
- 頻出モチーフ
- 自然動物季節の移ろい家族と友情
評価・遺産
最上一平は、自然や動物を題材にしたやさしい語り口の児童文学作家として評価されている。長年にわたり多くの絵本や童話を発表し、複数の児童文学賞を受賞している。
豆知識
- 山形県西村山郡朝日町出身。
- 上山農業高等学校(現 山形県立上山明新館高等学校)卒業。