日本の文学賞

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大濱 普美子

おおはま ふみこ

Ohama Fumiko

プロフィール

性別
女性
生誕
東京都
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都 → ドイツ・フランクフルト・アム・マイン(1995年〜)

経歴

職業
小説家, 日本語教師
活動期間
2009年〜
影響を受けた人物
倉橋由美子, 樋口一葉

学歴

慶應義塾大学文学部
文学部 / フランス文学
学位: 学士(文学)
卒業年: 1980
国: 日本
パリ第7大学(Université Paris Diderot/パリ・ディドロ大学)
修士課程 / 外国語としてのフランス語
学位: 修士
卒業年: 1987
国: フランス

受賞歴

泉鏡花文学賞
2022
対象作品: 陽だまりの果て
主催: 泉鏡花文学賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

泉鏡花文学賞 1回登壇
  1. 『陽だまりの果て』は、大濱普美子による幻想短編集で、記憶や生と死の境を往還する六篇を収録する。

    Hidamari no Hate is a fantasy short-story collection by Fumiko Oohama, containing six stories that move across memory and the boundary between life and death.

    376ページ
    幻想文学短編集記憶生と死

作品

代表作

たけこのぞう

2013年 短編集

短編を収めた処女短編集。家族や記憶、日常の些細な出来事を繊細に描く。

記憶家族日常孤独

猫の木のある庭

2009年 短編(単行本化・文庫化あり)

短編「猫の木のある庭」を含む作品。静かな庭や猫の存在を通して記憶や関係性を描く。

記憶の揺らぎ静謐な風景動物と人間の関係

十四番線上のハレルヤ

2018年 長篇 / 中編

駅や旅路をモチーフにした物語。人々の断片的な記憶や出会いを織り込む。

出会い記憶旅路

陽だまりの果て

2022年 短編集

第三短篇集として刊行された短編集。端正で静謐な文体で記憶や人間の内面を掘り下げる作品群。

記憶内面不穏さ

三行怪々

2024年 短編集・エッセイ集

2024年刊。短い文章を連ねたスタイルの作品集。

凝縮された表現断章不思議

全著作

  • たけこのぞう(2013)
  • 十四番線上のハレルヤ(2018)
  • 陽だまりの果て(2022)
  • 猫の木のある庭(短編初出2009/文庫版 2023)
  • 三行怪々(2024)

作風・主題

文体
端正で静謐な文体擬古文調への憧れ文法的正確さを重視する表現
頻出モチーフ
記憶の揺らぎ猫や庭などの静かな風景女性の内面描写

評価・遺産

2022年の泉鏡花文学賞受賞により注目を集めた。端正で静謐な文体と記憶や日常を掘り下げる作風が評価され、文庫化やメディアでの紹介が増えている。

引用

  • 書かざるを得ない心理療法のようなもの。小説を書いていると悪夢を見なくなる。
    出典: インタビュー(好書好日/朝日新聞書評) (2022年)
  • 鏡花が選考していたら間違いなく推していた。
    出典: 泉鏡花文学賞 選考評(選考委員:金井美恵子) (2022年)

豆知識

  • 1958年東京都生まれ。父はフランス文学者である。
  • 1995年よりドイツ・フランクフルトに移住し、日本語教師を務めながら創作を続ける。
  • 短編「猫の木のある庭」は2009年に文芸誌掲載、後に文庫化され話題となった。
  • 自身は擬古文調に憧れがあり、樋口一葉や倉橋由美子を好むと公言している。