日本の文学賞

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岡野 薫子

おかの かおるこ

Okano Kaoruko

プロフィール

性別
女性
生誕
1929-02-28 (東京都)
死没
2022-01-04 92歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都(出生) → 静岡県藤枝(戦時中に両親の実家で過ごす) → 長野県黒姫山(仕事場・居住)

経歴

職業
児童文学作家, 脚本家, 編集者, 挿絵画家
活動期間
1964年〜2013年

学歴

調布高等女学校(現・田園調布学園中等部・高等部)
期間: 〜1945
卒業年: 1945
国: 日本
東京農業教育専門学校 附設女子部
期間: 〜1948
卒業年: 1948
国: 日本

受賞歴

サンケイ児童出版文化賞
1964
対象作品: 銀色ラッコのなみだ
主催: 産業経済新聞社(サンケイ)
結果: winner
NHK児童文学奨励賞
1964
対象作品: 銀色ラッコのなみだ
主催: NHK
結果: winner
動物愛護協会賞
1964
対象作品: 銀色ラッコのなみだ
主催: 動物愛護協会
結果: winner
野間児童文芸推奨作品賞
1965
対象作品: ヤマネコのきょうだい
主催: 野間文化財団
結果: winner
講談社出版文化賞
1977
対象作品: ミドリがひろったふしぎなかさ
主催: 講談社
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: ヤマネコのきょうだい

    『ヤマネコのきょうだい』は、岡野薫子が野生動物の姿を通して自立ときょうだいの結びつきを描いた動物小説である。森を素早く動き回るヤマネコの誇りと失敗を、共感をこめた清潔な筆致で描く作品として伝えられている。

    森に生きるヤマネコのきょうだいを通して、野生の誇りと成長を描く。

    動物小説野生きょうだい自立

作品

代表作

銀色ラッコのなみだ

1964年 児童文学 160ページ

北の海を舞台にしたラッコの物語。作者の動物観と自然描写が特徴。

動物自然友情

ヤマネコのきょうだい

1965年 児童文学 140ページ

ヤマネコのきょうだいの冒険と成長を描く作品。自然保護や家族の絆が主題。

家族冒険自然

ミドリがひろったふしぎなかさ

1977年 児童文学 120ページ

子どもが不思議な傘と出会い体験する小さな物語。比喩的な表現と優しい筆致が特徴。

不思議成長想像力

森のネズミの山荘便り

2002年 児童文学/シリーズ作品 96ページ

代表的な『森のネズミ』シリーズの一作。自然の暮らしと小さな出来事を綴る。

自然小さな共同体日常の発見

太平洋戦争下の学校生活

1990年 自伝的作品 200ページ

著者自身の戦時中の学校生活を振り返る回想録。教育・生活の記録としての価値がある。

戦争体験教育回想

全著作

  • 銀色ラッコのなみだ
  • ヤマネコのきょうだい
  • ミドリがひろったふしぎなかさ
  • 森のネズミの山荘便り
  • 太平洋戦争下の学校生活
  • 猫には猫の生き方がある
  • 私を呼ぶ自然の仲間
  • 森のネズミのたんけん隊
  • ボクはのら犬
  • 海の記憶

翻案

  • 岡野薫子の作品世界─文と絵と(ビデオ作品、2002)

作風・主題

文体
やさしい語り口動物の視点を大切にした描写観察に基づく細やかな自然描写
頻出モチーフ
動物自然子どもの視点共同体の温かさ

評価・遺産

児童文学の分野で長年にわたり動物や自然をテーマにした作品を多数発表し、シリーズものや自伝的作品でも知られる。挿絵を自ら手がけるなど作家として幅広い活動を行い、児童文学界の重鎮の一人と評価されている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(典拠・所蔵情報)
  • VIAF / ISNI 等の識別子による国際的典拠情報

大衆文化への影響

  • 児童文学界では長年にわたり高い評価を得ており、学校図書や児童向けの読み聞かせで親しまれている。

豆知識

  • 実業家・岡野繁蔵は大伯父に当たる。
  • 自著の挿画を自ら手がけることがある。
  • 黒姫山に仕事場を持ち、猫と暮らしていた。