すばる文学賞
1回登壇
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第33回(2009年) 佳作受賞作: 好去好来歌
在日台湾人の女性が、日本語を話す恋人との関係のなかで揺れながら、自分の来歴と言葉を見つめ直す。『来福の家』に収録された第33回すばる文学賞佳作。
言葉が変わると、世界の見え方も変わる。
272ページ言語移民経験アイデンティティ恋愛家族
おん ゆうじゅう
On Yuju
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京都立飛鳥高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 法政大学 | 国際文化学部 | — | 学士 | — | 日本 |
| 法政大学大学院 | 国際文化専攻(修士課程) | 国際文化専攻 | 修士 | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2009 | すばる文学賞(第33回) | 好去好来歌 | 佳作 | 集英社(すばる) | 佳作(受賞) |
| 2016 | 日本エッセイスト・クラブ賞(第64回) | 台湾生まれ 日本語育ち | — | 日本エッセイスト・クラブ | 受賞 |
| 2019 | 文化庁長官表彰 | — | — | 文化庁 | 表彰 |
| 2020 | 織田作之助賞(第37回) | 魯肉飯のさえずり | — | 織田作之助賞選考委員会 | 受賞 |
在日台湾人の女性が、日本語を話す恋人との関係のなかで揺れながら、自分の来歴と言葉を見つめ直す。『来福の家』に収録された第33回すばる文学賞佳作。
言葉が変わると、世界の見え方も変わる。
「台湾生まれ 日本語育ち」は、温又柔による受賞作である。受賞歴から確認できる中心作品として、人物、時代、社会、記憶の交差を読ませる作品として整理した。
温又柔の受賞作「台湾生まれ 日本語育ち」。
台湾と日本のあいだで揺れる家族の記憶と、結婚生活の痛みを通して、押し込められてきた声が立ち上がる長編小説。
母の記憶と結婚の痛みが重なり、押し殺してきた声が少しずつかたちを持つ。
家族や移民経験を題材にした短編集。デビュー作の短編「好去好来歌」などを収録。
家族をめぐる視点から、境界的な存在としての子どもたちのまなざしを描く長篇。
空港や移動をモチーフに、言葉や国籍が交差する風景を描く作品。
台湾の食文化や記憶を手がかりに、越境するアイデンティティを描いた長篇。織田作之助賞受賞作。
記憶や世代をめぐる短編を収めた作品集。
祝宴という場を通して家族や国籍、言葉の問題を繊細に描く長篇。野間文芸新人賞候補作。
複数の短編を収めた近作。個人の記憶と他者との関係性を主題とする。
台湾生まれ、東京育ちの作家として、日本語で書く越境文学の重要な一翼を担う。家族や記憶、言語を主題にした作風は国内外で評価され、複数の文学賞を受賞・候補となっている。
日本語は外国語ではないが、母語とも国語とも母国語とも言い切れない。