日本の文学賞

← ホームに戻る

パトリック・ネス

パトリック・ネス

Patrick Ness

プロフィール

性別
男性
生誕
1971-10-17 (アメリカ合衆国 バージニア州 フェアファックス郡)
国籍
アメリカ合衆国, イギリス
言語
英語
居住地歴
アメリカ合衆国(バージニア州 フェアファックス郡) → イギリス(1999年以降在住)

経歴

職業
作家, ジャーナリスト
活動期間
2003年〜

学歴

南カリフォルニア大学
英文学部 / 英文学
国: アメリカ合衆国
英文学を専攻しているとされる

受賞歴

ガーディアン賞
2008
対象作品: 心のナイフ(The Knife of Never Letting Go)
主催: The Guardian
結果: winner
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞
2008
対象作品: 心のナイフ(The Knife of Never Letting Go)
主催: ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞実行委員会
結果: winner
コスタ賞(児童文学部門)
2009
対象作品: 問う者、答える者(The Ask and the Answer)
部門: 児童文学部門
主催: コスタ賞
結果: winner
カーネギー賞
2011
対象作品: 人という怪物(Monsters of Men)
主催: 英国図書館協会(カーネギー賞)
結果: winner
カーネギー賞
2012
対象作品: 怪物はささやく(A Monster Calls)
主催: 英国図書館協会(カーネギー賞)
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 人々の思考が〈ノイズ〉として聞こえる町で育った少年トッドが、沈黙を抱えた少女と出会い逃走するヤングアダルトSF。監視、暴力、ジェンダー、共同体の秘密を、疾走感のある冒険として描く。

    『The Knife of Never Letting Go』

    496ページ
    SFジェンダー変化

作品

代表作

心のナイフ(The Knife of Never Letting Go)

2008年 ヤングアダルト、SF

混沌とした世界で声(他者の思考の「声」)が聞こえる少年の葛藤と成長を描く三部作の第一作。

喪失成長権力と倫理声(内面の可視化)
翻訳
  • 心のナイフ(上・下)

問う者、答える者(The Ask and the Answer)

2009年 ヤングアダルト、SF

Chaos Walkingシリーズ第二作。第一作の続きで、戦争・政治・倫理が深く描かれる。

戦争権力道徳的ジレンマ
翻訳
  • 問う者、答える者(上・下)

人という怪物(Monsters of Men)

2010年 ヤングアダルト、SF

Chaos Walkingシリーズ完結編。登場人物たちの決断とその結末を描く。

犠牲責任人間性
翻訳
  • 人という怪物(上・下)

怪物はささやく(A Monster Calls)

2011年 児童文学、ファンタジー

シヴォーン・ダウドの原案を元にパトリック・ネスが執筆した、闘病と喪失をテーマにした情感豊かな物語。

喪失癒し想像力
映像化・舞台化
  • [映画] 怪物はささやく / J. A. Bayona (2016)
翻訳
  • 怪物はささやく(池田真紀子 訳)

まだなにかある(More Than This)

2013年 YA、哲学的フィクション

死後あるいは別の現実を彷徨う青年を描く、存在や記憶を問う物語。

アイデンティティ現実と記憶
翻訳
  • まだなにかある(上・下、三辺律子 訳)

CLASS/クラス(Class)

2016年 テレビドラマ(脚本)

ドラマシリーズの脚本など、テレビ向けの仕事も手掛ける。

若者学園ドラマ

The Crash of Hennington

2003年 一般向けフィクション

初期の長編作品の一つ。

Topics About Which I Know Nothing

2005年 短編集

短編をまとめた作品集。

The Crane Wife

2013年 一般向けフィクション

大人向けの長編作品。

全著作

  • The Crash of Hennington (2003)
  • Topics About Which I Know Nothing (2005)
  • Chaos Walking 三部作(心のナイフ 2008、問う者、答える者 2009、人という怪物 2010)
  • A Monster Calls(2011)
  • More Than This(2013)
  • The Crane Wife(2013)

翻案

  • 怪物はささやく(映画、2016)

作品の翻訳

  • 怪物はささやく(池田真紀子 訳)
  • 混沌の叫び(「心のナイフ」「問う者、答える者」「人という怪物」金原瑞人・樋渡正人 訳)
  • まだなにかある(三辺律子 訳)

作風・主題

文体
直接的で感情に訴える語り口現実主義と幻想要素の混在
頻出モチーフ
喪失成長道徳的ジレンマ声(内面の可視化)

評価・遺産

ヤングアダルト文学を中心に国際的に評価される作家。複数の主要賞受賞や映画化を通じて、若年層文学と一般文学の橋渡しを行った。

関連学会

  • 王立文学協会フェロー

大衆文化への影響

  • 怪物はささやく(映画化 2016)

豆知識

  • 南カリフォルニア大学で英文学を学んだ
  • 2008年にガーディアン賞およびジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞を受賞
  • 『怪物はささやく』はシヴォーン・ダウドの原案を基に執筆された