日本の文学賞

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フィリップ・クローデル

フィリップ・クローデル

Philippe Claudel

プロフィール

性別
男性
生誕
1962-02-02 (ドンバール=シュル=ムルト)
国籍
フランス
言語
フランス語
居住地歴
ナンシー(在勤)

経歴

職業
小説家, 映画監督, 大学教授
活動期間
1990年〜

受賞歴

ルノードー賞
2003
対象作品: 『灰色の魂』
主催: ルノードー賞選考委員会
結果: winner
マルティン・ベック賞
2006
対象作品: 『灰色の魂』
主催: ベスト・スウェーデン推理作家協会
結果: winner
高校生のゴンクール賞
2007
対象作品: 『ブロデックの報告書』
主催: 高校生のゴンクール賞運営委員会
結果: winner
ベルリン国際映画祭 エキュメニカル賞
2008
対象作品: 『ずっとあなたを愛してる』
主催: ベルリン国際映画祭 エキュメニカル審査員団
結果: winner
英国アカデミー賞 外国語映画賞
2009
対象作品: 『ずっとあなたを愛してる』
主催: 英国アカデミー賞(BAFTA)
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 灰色の魂

    第一次世界大戦下のフランスの町で起きた少女殺害事件を通し、人間の罪、記憶、沈黙の曖昧さを描く長篇小説です。

    灰色の魂は、受賞作として読まれるにふさわしい特色を持つ作品です。

    262ページ
    戦争殺人事件記憶

作品

代表作

『灰色の魂』

2003年 小説

第一次大戦前後の地方都市を舞台に、ある少女の死をめぐる人間関係と道徳的問いを描いたミステリ色のある長編小説。

罪と贖罪記憶共同体の影
翻訳
  • 『灰色の魂』 高橋啓訳、みすず書房、2004年

『リンさんの小さな子』

2005年 小説

異国で孤独に暮らす老人と、その面倒を見ることになった幼い少女との心の交流を通じて、共感や孤独、移民問題を静かに描く短めの物語。

孤独共感移民
翻訳
  • 『リンさんの小さな子』 高橋啓訳、みすず書房、2005年

『ブロデックの報告書』

2009年 小説

ある村で起きた共同体的な暴力とその“報告書”を書く主人公を通して、責任や記憶、異物排除の問題を寓話的に描いた作品。

暴力と責任歴史の記憶排他性
翻訳
  • 『ブロデックの報告書』 高橋啓訳、みすず書房、2009年

『ずっとあなたを愛してる(映画)』

2008年 映画

フィリップ・クローデル監督の長編映画。過去を抱えた女性と家族の再生を描き、国際的に評価された作品。

家族の再生過去と贖罪

全著作

  • 『灰色の魂』
  • 『リンさんの小さな子』
  • 『子どもたちのいない世界』
  • 『ブロデックの報告書』

翻案

  • 『ずっとあなたを愛してる』 (Il y a longtemps que je t'aime)
  • Tous les soleils
  • Avant l'hiver

作品の翻訳

  • 『灰色の魂』 — Japanese: 高橋啓 訳、みすず書房
  • 『リンさんの小さな子』 — Japanese: 高橋啓 訳、みすず書房
  • 『ブロデックの報告書』 — Japanese: 高橋啓 訳、みすず書房

作風・主題

文体
簡潔で抑制的な文体寓話的・象徴的表現
頻出モチーフ
孤独と疎外過去と記憶共同体の倫理

評価・遺産

現代フランス文学の重要な作家の一人として評価され、文学作品と映画の双方で国際的な評価を得ている。社会的疎外や道徳的問題を扱う作風が特色。

豆知識

  • ナンシー大学で教鞭をとっている。
  • 代表作はいくつか日本語に翻訳されている(高橋啓訳)。
  • 作家であると同時に映画監督としても活動し、映画賞を受賞している。