日本の文学賞

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ささめや ゆき

ささめや ゆき

Sasameya Yuki

別名: 細谷正之
ペンネーム: 細谷正之版画や油彩画を発表していた本名名義(1970年代〜1980年代)

プロフィール

性別
男性
生誕
1943-08-02 (東京都大田区蓮沼町(蓮沼町))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都大田区蓮沼町(出生) → 逗子(育ち) → パリ(短期留学・1970年ごろ) → ニューヨーク(短期留学・1971年ごろ) → シェルブール(シェルブール美術学校での留学・1972年)

経歴

職業
版画家, イラストレーター, 絵本作家, 画家
活動期間
1973年〜
影響を受けた人物
民話やフォークロアの伝統, 宮沢賢治(作品の挿絵を担当)
影響を与えた人物

学歴

御茶の水美術学院
期間: 1968(入学)
国: 日本
1968年入学、在学中に二科展に入選
パリ(現地での研修)
期間: 1970(短期研修)
国: フランス
絵画を学ぶための短期滞在
ニューヨーク(研修)
期間: 1971(短期研修)
国: アメリカ合衆国
絵画研修のための滞在
シェルブール美術学校
期間: 1972(留学)
国: フランス
1972年に在籍して美術を学ぶ

受賞歴

小学館絵画賞
1995
対象作品: ガドルフの百合
主催: 小学館
結果: 受賞
講談社出版文化賞(さしえ賞)
1999
対象作品: 『真幸くあらば』『秋が匂って』『眠れるままの女』など(挿絵作品)
部門: さしえ賞
主催: 講談社
結果: 受賞
日本絵本賞
2000
対象作品: あしたうちにねこがくるの
主催: 日本絵本賞委員会
結果: 受賞
赤い鳥さし絵賞
2009
対象作品: 彼岸花はきつねのかんざし
主催: 赤い鳥編集部(主催)
結果: 受賞
JRA賞 馬事文化賞
2017
対象作品: さっ太の黒い子馬
主催: 日本中央競馬会(JRA)
結果: 受賞
ドメルホフ国際版画コンクール 銀賞
1985
対象作品: ルーが来た日(銅版画)
主催: ドメルホフ国際版画コンクール
結果: 銀賞

受賞・候補エディション

  1. 宮沢賢治の幻想的な短編に、ささめやゆきの絵を重ねた画文集。雷雨の夜に白い百合へ思いを凝らすガドルフの姿を、鮮烈な色彩と静かな不安の中に描く。

    宮沢賢治の幻想的な短編に、ささめやゆきの絵を重ねた画文集。

    30ページ
    宮沢賢治幻想百合絵本
  1. 戦時下の広島で暮らす少女が不思議な子ぎつねと心を通わせる児童文学。穏やかな日々と原爆による喪失を、彼岸花の鮮やかなイメージに重ねて描く。

    『彼岸花はきつねのかんざし』は、朽木祥・ささめやゆきによる受賞作として、題材の奥にある人の記憶と関係を見つめる作品である。

    180ページ
    広島戦争児童文学喪失

作品

代表作

ガドルフの百合

1996年 児童書/挿絵

宮沢賢治の作品に彩りを与えた挿絵で知られる一冊。幻想的で静謐な版画風の作風が特徴。

自然幻想民話的要素

あしたうちにねこがくるの

2000年 絵本

親しみやすい線と色彩で描かれた絵本。子ども向けの温かな日常をテーマにしている。

家族動物日常の温もり

彼岸花はきつねのかんざし

2008年 絵本/童話挿絵

日本の昔話や風景を彷彿とさせる挿絵で評価された作品。伝統的なモチーフと繊細な描写が特徴。

民話自然季節感

さっ太の黒い子馬

2016年 絵本

馬と人との絆をやさしく描いた物語。競馬文化への関心を高める作品としてJRA賞を受賞。

動物成長

全著作

  • 看板物語
  • ブリキの音符
  • ガドルフの百合
  • あしたうちにねこがくるの
  • 彼岸花はきつねのかんざし
  • さっ太の黒い子馬
  • ヘッセの夜 カミュの朝
  • ほんとうらしくうそらしく

作風・主題

文体
版画に近い繊細で平面的なタッチ静謐で抑制された色使い民話的・寓話的な表現
頻出モチーフ
動物(猫、馬など)自然(季節の花や風景)民話・昔話の要素

評価・遺産

版画家としての技法と絵本作家としての温かな描写を併せ持つ作家。国内外で展覧会を行い、児童文学・挿絵の分野で高い評価を受けている。

記念館・博物館

  • 泉美術館(ささめやゆきの展覧会) 神奈川県鎌倉市(展示開催)
  • Bunkamura ギャラリー(個展開催) 東京都渋谷区(展示開催)

引用

  • 出版社からの依頼で絵本も手がけるようになったが、実は今でも「絵本作家」だとは思えない。
    出典: 『MOE』通巻291号(2004年) (2004年)

豆知識

  • かつては「細谷正之」名義で版画や油彩を発表していた。
  • 1972年にシェルブール美術学校で学んだ。
  • 2000年に『あしたうちにねこがくるの』で第6回日本絵本賞を受賞。