日本の文学賞

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佐藤 貴美子

さとう きみこ

Sato Kimiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1933-07-10 (大阪府大阪市淀川区)
死没
2014-11-28 81歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪府大阪市淀川区 → 名古屋市

経歴

職業
小説家
活動期間
1964年〜2014年
所属
愛知リアリズム研究会, 日本民主主義文学会(名古屋支部)

学歴

椙山女学園中学校・高等学校
国: 日本
椙山女学園中学・高等学校卒業後、電話局(電電公社)に就職。労働組合のサークル誌に作品を掲載し文学活動を開始。

受賞歴

多喜二・百合子賞
1985
対象作品: 母さんの樹
主催: 多喜二・百合子賞選考委員会
結果: 受賞
『文化評論』新人賞
1964
対象作品: 初江
主催: 文化評論
結果: 入賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 母さんの樹

    家族と母性をめぐる記憶を、樹のイメージに託して描く児童文学作品。身近な生活の中にある痛みと支え合いを、読み手に届く平明な言葉で表している。

    『母さんの樹』は、佐藤貴美子の受賞作として、題名に込められた象徴から人間の記憶や感情を照らし出す。

    児童文学母性家族記憶

作品

代表作

母さんの樹

1985年 長編小説

戦後の庶民生活や母と家族の関係を描いた長編。作者の社会的関心や労働者・女性の視点が反映されている。映画化もされ話題となった。

家族労働女性
映像化・舞台化
  • [映画] 母さんの樹

銀の林

長編小説

名張毒ぶどう酒事件を冤罪と位置づけ、被告の再審請求運動に参加した経験を基に社会的問題を掘り下げた長編。

冤罪社会運動正義

わたしのカルメン

1986年 自伝

自伝的エッセイ。自身の人生、文学活動、労働運動や女性としての経験を綴る。

自伝女性史労働

初江

1964年 短編小説

短編。1964年に『文化評論』の新人賞に入賞し、全国誌への掲載が増えるきっかけとなった作品。

出発点女性日常

全著作

  • 初江
  • 母さんの樹
  • 銀の林
  • わたしのカルメン

翻案

  • 母さんの樹(映画化)

作風・主題

文体
写実主義的記述社会派文学労働・女性の視点
頻出モチーフ
母と家族労働の現場冤罪・正義地域コミュニティ

評価・遺産

佐藤貴美子は労働や女性の視点を持つ社会派作家として評価され、多喜二・百合子賞受賞など業績がある。名張毒ぶどう酒事件の再審運動への参加など文学以外での社会的貢献も残した。

関連学会

  • 日本民主主義文学会
  • 愛知リアリズム研究会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(NDL)

大衆文化への影響

  • 『母さんの樹』が映画化される

豆知識

  • 椙山女学園中学校・高等学校出身で、卒業後に電電公社(のちのNTT)に就職した。
  • 労働組合のサークル誌に作品を発表して文学活動を開始した。
  • 1985年に『母さんの樹』で多喜二・百合子賞を受賞した。
  • 名張毒ぶどう酒事件を冤罪とし、被告の再審請求運動に参加した。
  • 自伝『わたしのカルメン』(1986年、青木書店)を刊行している。