-
第8回(1995年) 候補受賞作: 見張り塔から ずっと
『見張り塔から ずっと』は重松清による受賞作品です。単行本・文庫・短編集としての刊行確認は限定的ですが、受賞作として作者の同時期の表現を示す作品です。
『見張り塔から ずっと』は、重松清の受賞対象となった作品です。
受賞作同時代の表現作者の展開 -
第12回(1999年) 受賞受賞作: エイジ
『エイジ』は、山本周五郎賞の受賞作で、少年期の揺れと時代の空気を重ねた物語です。
『エイジ』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。
受賞作文学賞人間描写
重松 清
しげまつ きよし
Shigematsu Kiyoshi
ペンネーム:
田村 章(初期にノベライズやゴーストライティングで使用したペンネーム),
岡田 幸四郎(別のゴーストライティング名義)
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1963-03-06 (岡山県久米郡久米町(現・津山市))
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 岡山県久米町(現・津山市) → 山口県(中学・高校時代) → 東京都(上京後)
経歴
- 職業
- 小説家, フリーライター
- 活動期間
- 1991年〜
- 所属
- 早稲田大学文化構想学部(任期付教授、2017年〜)
- ノミネート
- 定年ゴジラ(直木賞候補), カカシの夏休み(直木賞候補)
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 早稲田大学教育学部 | 教育学部 | 国語国文学科 | — | — | 日本 |
早稲田大学教育学部
教育学部
/ 国語国文学科
国:
日本
在学・卒業年は資料により表記差あり。ここでは不確定なため空記載。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1999 | 坪田譲治文学賞 | ナイフ | — | 岡山市(等) | Winner |
| 1999 | 山本周五郎賞 | エイジ | — | 山本周五郎賞選考委員会 | Winner |
| 2001 | 直木三十五賞 | ビタミンF | — | 文藝春秋(選考委員会) | Winner |
| 2010 | 吉川英治文学賞 | 十字架 | — | 吉川英治文学賞選考委員会 | Winner |
| 2014 | 毎日出版文化賞 | ゼツメツ少年 | — | 毎日新聞社 | Winner |
坪田譲治文学賞
1999
対象作品:
ナイフ
主催:
岡山市(等)
結果:
Winner
山本周五郎賞
1999
対象作品:
エイジ
主催:
山本周五郎賞選考委員会
結果:
Winner
直木三十五賞
2001
対象作品:
ビタミンF
主催:
文藝春秋(選考委員会)
結果:
Winner
吉川英治文学賞
2010
対象作品:
十字架
主催:
吉川英治文学賞選考委員会
結果:
Winner
毎日出版文化賞
2014
対象作品:
ゼツメツ少年
主催:
毎日新聞社
結果:
Winner
受賞・候補エディション
山本周五郎賞
2回登壇
坪田譲治文学賞
1回登壇
-
第14回(1998年) 受賞受賞作: ナイフ
『ナイフ』は、重松清による作品。1998年のtsubota joji literary awardで受賞対象となった。
直木三十五賞
1回登壇
-
受賞作: ビタミンF
中年期にさしかかった家族の揺らぎを描く短編集。父、母、子の距離を、疲れた心に届く温かさで描く。
『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。
293ページ文学賞受賞作人間関係時代の感触
吉川英治文学賞
1回登壇
-
第44回(2010年) 受賞受賞作: 十字架
いじめを苦に自死した少年の遺書に名を書かれた同級生が、罪悪感と残された家族との関係を抱えて成長していく長編。
親友と呼ばれた少年は、沈黙していた自分の罪を背負って歩き始める。
322ページいじめ自死罪悪感成長
毎日出版文化賞
1回登壇
-
第68回(2014年) 受賞受賞作: ゼツメツ少年
『ゼツメツ少年』は重松清による受賞作。書誌識別子はNDL OpenSearchで『ゼツメツ少年』と著者名『重松清』を照合し、単行本または文庫のISBNを確認した。日本の紙書籍としてISBN-10とASINを相互補完した。作品情報は受賞記録に基づき、今後の詳細調査であらすじや評価情報を補強する。
重松清『ゼツメツ少年』。
397ページ受賞作書誌確認
作品
代表作
ナイフ
1997年 長編小説 / 青年小説少年の心理と暴力・成長を描いた群像的な小説。家族や友情の葛藤を通して若者の心情を掘り下げる作品。
成長家族いじめ
映像化・舞台化
- [舞台 / テレビドラマの原作短編収録] 『ナイフ』所収の短編からの派生作品 (2022)
ビタミンF
2000年 短編集 / 連作日常に潜む家族の問題を描いた連作集。老若男女の視点で家族と社会を描写する。
家族日常親子関係
映像化・舞台化
- [テレビドラマ] ビタミンF(NHKでドラマ化) (2002)
十字架
2009年 長編小説家族の絆や傷、赦しを主題にした長編。登場人物の過去と現在が交錯する構成。
家族赦し罪と贖罪
映像化・舞台化
- [映画] 十字架(映画化) / 五十嵐匠 (2016)
とんび
2008年 家族小説父と子の絆を描いた感動的な物語。時代を跨ぐ家族の記憶と再生が主題。
父子関係記憶再生
映像化・舞台化
- [テレビドラマ / 映画] とんび(NHK・TBSなどでドラマ化、映画化もあり) / 瀬々敬久 (2022)
流星ワゴン
2002年 長編小説 / ファンタジー要素あり人生の岐路に立つ中年男性が時間や過去と向き合う物語。家族や選択を巡る深いテーマを含む。
人生の選択家族時間
映像化・舞台化
- [テレビドラマ] 流星ワゴン(TBSでドラマ化) (2015)
全著作
- ビフォア・ラン(デビュー作)
- ナイフ
- エイジ
- ビタミンF
- 十字架
- ゼツメツ少年
- とんび
- 流星ワゴン
翻案
- 多数の作品がテレビドラマ・映画・舞台化(例:ビタミンF、とんび、きみの友だち、流星ワゴンなど)
作風・主題
- 文体
- 平易で読みやすい文体日常の細部を丁寧に描くリアリズム感情の機微を抑制的に表現する描写
- 頻出モチーフ
- 家族成長(青春)記憶と喪失地方出身者の上京や都市と地方の対比野球や音楽などの文化的モチーフ
健康
-
吃音少年時代幼少期の吃音の体験が後の作品に反映されている
評価・遺産
現代日本文学において家族や日常を主題にした作家として広く評価される。多くの作品が映像化され、幅広い世代に読まれている。
大衆文化への影響
- 多数のテレビドラマ・映画化を通じて一般層への影響が大きい
豆知識
- ゴーストライターとして田村章名義などで活動していた経歴がある
- 矢沢永吉の熱心なファンである
- Xbox 360用ゲーム『ロストオデッセイ』のサブシナリオを担当した
- NHK全国学校音楽コンクールで中学校部門の課題曲『めぐりあい』の作詞を担当した