日本の文学賞

← ホームに戻る

新庄 耕

しんじょう こう

Shinjo Kou

ペンネーム: 新庄 耕文筆活動で用いるペンネーム

プロフィール

性別
男性
生誕
1983-09-25 (京都府京都市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
2012年〜
影響を受けた人物
沢木耕太郎, 吉村昭
ノミネート
第23回大藪春彦賞候補(『地面師たち』、2021年)

学歴

慶應義塾大学
環境情報学部
国: 日本
2年間の浪人生活を経て入学、卒業。

受賞歴

すばる文学賞
2012
対象作品: 狭小邸宅
主催: 集英社
結果: Winner

受賞・候補エディション

すばる文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 狭小邸宅

    戸建て物件を売る不動産会社に勤める主人公が、挫折や圧力のなかで仕事と自分の居場所を見つめる。第36回すばる文学賞受賞作。

    家を売る仕事の先に、何が残るのかを問う。

    176ページ
    不動産労働都市挫折自己認識

作品

代表作

狭小邸宅

2013年 小説

都市の狭小な邸宅を巡る人物たちの関係と内面を描いた作品。新庄のデビュー作で、雑誌掲載を経て単行本化された。

都市家族閉塞感周縁化
翻訳
  • 台湾版『狭小宅邸』(天培社、2017年10月)

ニューカルマ

2016年 小説

因果応報や行為の帰結を軸にした物語。雑誌連載を経て単行本化された作品。

因果応報人間関係カルマ

カトク 過重労働撲滅特別対策班

2018年 小説

過重労働をテーマに、制度や職場を巡る問題と対策班の活動を描いた社会派の長編。

労働問題制度批判社会派

サーラレーオ

2018年 小説

雑誌掲載を経て発表された作品。記憶や個人の葛藤、旅や移動を主題にした描写が特徴。

記憶孤独

地面師たち

2019年 小説

不動産を巡る詐欺(地面師)を描いた長編で、欺瞞の構造や関係者の心理に迫る。大藪春彦賞の候補にも挙がった作品。

不動産詐欺犯罪経済社会

夏が破れる

2022年 小説

青年期の揺らぎや人間関係の亀裂を描く作品。後に改題して文庫化される予定がある。

青春喪失人間関係

オッケ、グッジョブ

2024年 短編小説

2013年に雑誌で発表された短編を電子書籍化した作品。日常や労働を透かし見るような視点を持つ。

短編労働日常

地面師たち ファイナル・ベッツ

2024年 小説

『地面師たち』の続編で、事件の終局や登場人物たちの結末に焦点を当てる作品。

詐欺クライム小説終局

地面師たち アノニマス

2024年 小説

『地面師たち』の前日譚的な作品で、事件の背景や人物の来歴を掘り下げる。

前日譚背景描写組織

全著作

  • 狭小邸宅(集英社、2013年)
  • ニューカルマ(集英社、2016年)
  • カトク 過重労働撲滅特別対策班(文春文庫、2018年)
  • サーラレーオ(講談社、2018年)
  • 地面師たち(集英社、2019年)
  • 夏が破れる(小学館、2022年)
  • オッケ、グッジョブ(電子書籍、2024年)
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ(集英社、2024年)
  • 地面師たち アノニマス(集英社文庫、2024年)

作品の翻訳

  • 狭小邸宅 → 台湾版『狭小宅邸』(天培社、2017年)

作風・主題

文体
冷徹で観察的な描写現代社会の不条理を抉るリアリズム簡潔でテンポのある語り口
頻出モチーフ
都市空間労働と階級孤立した登場人物欺瞞の構造

評価・遺産

第36回すばる文学賞受賞でデビュー。都市や労働、詐欺といった現代社会の周縁を描く作風で評価され、同時代の社会派小説の流れの一端を担う作家とみなされている。『地面師たち』は大藪春彦賞の候補となった。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(NDL): ID 001128566
  • VIAF: 296368985
  • ISNI: 0000000401475200

豆知識

  • 10代のときに事件を起こし少年院に収容されたことがある。
  • 2年間の浪人生活を経て慶應義塾大学環境情報学部に進学・卒業した。
  • リクルートに入社するも1年で退職し、ベンチャーや肉体労働などを経験している。
  • 第36回すばる文学賞(2012年)で『狭小邸宅』が受賞しデビューした。
  • X(旧Twitter)に公式アカウント @shinjo_kou がある。
  • ISNI、VIAF、国立国会図書館の識別子が登録されている。