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第9回(1960年) 受賞受賞作: 季節の花詩集
四季の花をめぐる感覚を、子どもにも届く明るい言葉でうたった新川和江の詩作品。自然への親しみ、季節の移ろい、若い読者に向けた瑞々しい情感が重なり、後年の詩業にもつながる柔らかな声が感じられる。
花と季節のうつろいを、若い読者の心に届く詩の言葉でひらく。
花四季児童詩自然青春
新川 和江
しんかわ かずえ
Shinkawa Kazue
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1929-04-22 (茨城県結城市)
- 死没
- 2024-08-10 95歳
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 詩人
- 活動期間
- 1953年〜2024年
- 影響を受けた人物
- 西條八十
- 影響を与えた人物
- 鈴木ユリイカ, 小池昌代, 岬多可子, 高塚かず子, 宮尾節子
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 茨城県立結城高等女学校(のちの茨城県立結城第二高等学校) | — | — | — | — | 日本 |
茨城県立結城高等女学校(のちの茨城県立結城第二高等学校)
国:
日本
女学校(高等女学校)を卒業
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1960 | 小学館文学賞 | 季節の花詩集 | — | 小学館 | 受賞 |
| 1965 | 室生犀星詩人賞 | ローマの秋・その他 | — | 室生犀星詩人賞選考委員会 | 受賞 |
| 1987 | 現代詩人賞 | ひきわり麦抄 | — | 現代詩人賞選考委員会 | 受賞 |
| 1992 | 日本童謡賞 | 星のおしごと | — | 日本童謡賞選考委員会 | 受賞 |
| 1993 | 丸山豊記念現代詩賞 | 潮の庭から(加島祥造共著) | — | 丸山豊記念現代詩賞選考委員会 | 受賞 |
| 1998 | 詩歌文学館賞 | けさの陽に | — | 詩歌文学館 | 受賞 |
| 1999 | 藤村記念歴程賞 | はたはたと頁がめくれ…(業績) | — | 藤村記念歴程賞選考委員会 | 受賞 |
| 2000 | 産経児童出版文化賞(JR賞) | いつもどこかで | JR賞 | 産経新聞社 | 受賞 |
| 2000 | 勲四等瑞宝章 | — | — | 日本政府 | 受章 |
| 2007 | 現代詩花椿賞 | 記憶する水 | — | 現代詩花椿賞選考委員会 | 受賞 |
| 2008 | 丸山薫賞 | 記憶する水 | — | 丸山薫賞選考委員会 | 受賞 |
小学館文学賞
1960
対象作品:
季節の花詩集
主催:
小学館
結果:
受賞
室生犀星詩人賞
1965
対象作品:
ローマの秋・その他
主催:
室生犀星詩人賞選考委員会
結果:
受賞
現代詩人賞
1987
対象作品:
ひきわり麦抄
主催:
現代詩人賞選考委員会
結果:
受賞
日本童謡賞
1992
対象作品:
星のおしごと
主催:
日本童謡賞選考委員会
結果:
受賞
丸山豊記念現代詩賞
1993
対象作品:
潮の庭から(加島祥造共著)
主催:
丸山豊記念現代詩賞選考委員会
結果:
受賞
詩歌文学館賞
1998
対象作品:
けさの陽に
主催:
詩歌文学館
結果:
受賞
藤村記念歴程賞
1999
対象作品:
はたはたと頁がめくれ…(業績)
主催:
藤村記念歴程賞選考委員会
結果:
受賞
産経児童出版文化賞(JR賞)
2000
対象作品:
いつもどこかで
部門:
JR賞
主催:
産経新聞社
結果:
受賞
勲四等瑞宝章
2000
主催:
日本政府
結果:
受章
現代詩花椿賞
2007
対象作品:
記憶する水
主催:
現代詩花椿賞選考委員会
結果:
受賞
丸山薫賞
2008
対象作品:
記憶する水
主催:
丸山薫賞選考委員会
結果:
受賞
受賞・候補エディション
小学館児童出版文化賞
1回登壇
現代詩人賞
1回登壇
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第5回(1987年) 受賞受賞作: ひきわり麦抄
暮らしの手触りと女性の内面を、穏やかで芯のある言葉で描く詩集。身近な素材から、記憶と時間の深まりが立ち上がる。
ひきわり麦抄は、新川和江の表現の核を伝える一作である。
詩風景身体感覚言葉
詩歌文学館賞
1回登壇
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第13回(1998年) 受賞受賞作: けさの陽に
『けさの陽に』は、海、生と死、戦争の記憶、日常の光を見つめる新川和江の詩集。俳句に応答する詩的ヴァリエーションも収め、第13回詩歌文学館賞の詩部門を受賞した。
海と日常の光を通して、生と死の距離を見つめる詩集。
128ページ現代詩自然生と死戦争の記憶光
歴程賞(旧・藤村記念歴程賞)
1回登壇
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第37回(1999年) 受賞受賞作: 詩集『はたはたと頁がめくれ・・・』及びその全業績
『詩集『はたはたと頁がめくれ・・・』及びその全業績』は、新川 和江による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。
『詩集『はたはたと頁がめくれ・・・』及びその全業績』は、新川 和江の創作や批評の特色が表れた受賞作です。
受賞作文学作家性
現代詩花椿賞
1回登壇
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第25回(2007年) 受賞受賞作: 記憶する水
「記憶する水」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。日常の断片が、内面の深い動きへと結びつく。
「記憶する水」は、言葉の響きと余白を通して、身体感覚、記憶、時間の揺らぎを掘り下げる詩歌作品。
137ページ詩歌記憶時間身体
作品
代表作
睡り椅子
1953年 詩処女詩集。母性愛や日常の感情を繊細にうたった初期作品集。
母性愛日常比喩
ローマの秋・その他
1965年 詩比喩表現を巧みに用いた詩篇を収めた代表作の一つ。
愛旅記憶
ひきわり麦抄
1986年 詩成熟した詩風を示す作品集。女性の感情や日常を繊細に描く。
女性性家庭自然
いつもどこかで
1999年 児童詩児童向けの詩集。やさしい言葉で世界や心を描く。
子ども想像力優しさ
記憶する水
2007年 詩記憶や時間、喪失と再生を扱った近年の重要作。
記憶時間喪失と再生
全著作
- 睡り椅子(1953)
- ローマの秋・その他(1965)
- ひきわり麦抄(1986)
- いつもどこかで(1999)
- 記憶する水(2007)
翻案
- 詩を元にした歌曲多数(飯沼信義、新川博らが作曲)
作風・主題
- 文体
- 愛情にあふれた抒情的な詩風比喩表現が巧みで親しみやすい語り口
- 頻出モチーフ
- 母性海・自然記憶日常の情感
評価・遺産
戦後を代表する女性詩人の一人として、児童詩や女性詩の分野で長年影響を与えた。結城市名誉市民・ゆうき図書館名誉館長として地域文化にも貢献した。
記念館・博物館
- ゆうき図書館(新川和江コレクション展示) 茨城県結城市 2004年開館
資料所蔵先
- 新川和江コレクション(ゆうき図書館寄贈資料)
豆知識
- 息子は作曲家・編曲家・キーボーディストの新川博。
- 2000年に勲四等瑞宝章を受章。
- 結城市の名誉市民で、ゆうき図書館の名誉館長を務めた。