日本の文学賞

← ホームに戻る

宮下 志朗

みやした しろう

Miyashita Shirou

プロフィール

性別
男性
生誕
1947-08-20 (東京都)
国籍
日本
言語
日本語, フランス語
居住地歴
東京都 → 岡山県(在勤歴)

経歴

職業
フランス文学者, 翻訳家, 大学教員, 研究者
活動期間
1976年〜
所属
岡山大学, 中央大学, 東京都立大学, 東京大学(教養学部・大学院), 放送大学
所属団体
日本フランス語フランス文学会
影響を受けた人物
フランソワ・ラブレー, ミシェル・ド・モンテーニュ, エミール・ゾラ, オノレ・ド・バルザック

学歴

東京大学
文学部仏文科 / 仏語仏文学専攻
学位: 文学士
期間: 1970s-1973
卒業年: 1973
国: 日本
東京大学大学院人文社会系研究科
仏語仏文学専攻
学位: 文学修士
期間: 1973-1976
卒業年: 1976
国: 日本

受賞歴

大佛次郎賞
1990
対象作品: 本の都市リヨン
主催: 大佛次郎賞選考委員会
結果: winner
読売文学賞(研究・翻訳部門)
2013
対象作品: ガルガンチュアとパンタグリュエル(全訳)
部門: 研究・翻訳部門
主催: 読売新聞社
結果: winner
小西財団日仏翻訳文学賞(第18回)
2013
対象作品: 『ガルガンチュアとパンタグリュエル』全巻(訳)
主催: 小西国際交流財団
結果: winner

受賞・候補エディション

大佛次郎賞 1回登壇
  1. 『本の都市リヨン』は、宮下志朗による受賞作。晶文社から1989.12に刊行された作品として確認できる。

    宮下志朗の受賞作『本の都市リヨン』。

    469ページ
    受賞作文学

作品

代表作

本の都市リヨン

1989年 書物文化史・都市文化史

リヨンを中心に書物と印刷・読書文化の歴史をたどる研究書。

書物史印刷文化都市文化読書

ガルガンチュアとパンタグリュエル(全訳)

2005年 文学翻訳

ラブレーの代表作を日本語で全巻翻訳したプロジェクト。ルネサンス期の風刺とユーモアを伝える。

ルネサンス文学風刺翻訳

パリ歴史探偵術

2002年 歴史・都市文化

都市の痕跡や資料からパリの歴史を多角的に読み解く試み。

パリ史都市史文化史

書物史のために

2002年 書物史

書物と読者、流通に関する論考をまとめた論集。

書物史読書史出版史

神をも騙す ルネサンスの笑いと嘲笑文学

2011年 ルネサンス研究・文学史

ルネサンス期における笑いと嘲笑表現を文化史的に考察する著作。

ルネサンス笑い風刺

文学のエコロジー

2023年 文学理論・文化研究

文学を生態学的視点から捉え直す論考を集めた書。放送大学での講義を基に編集された。

文学論生態学文化研究

全著作

  • 本の都市リヨン
  • エラスムスはブルゴーニュワインがお好き
  • ラブレー周遊記
  • 読書の首都パリ
  • パリ歴史探偵術
  • 書物史のために
  • 本を読むデモクラシー 〈読者大衆〉の出現
  • 神をも騙す ルネサンスの笑いと嘲笑文学
  • ガルガンチュアとパンタグリュエル(訳・全5巻)
  • カラー版 書物史への扉
  • モンテーニュ 人生を旅するための7章
  • 文学のエコロジー

作家による翻訳

  • 『ガルガンチュアとパンタグリュエル』翻訳(ラブレー)
  • 『エセー』(モンテーニュ)全訳・抄訳
  • 『初期名作集』(ゾラ)翻訳
  • バルザック選集 翻訳
  • 『白い城』(オルハン・パムク)共訳
  • ヴィヨン全詩集(2023)翻訳

作風・主題

文体
学術的で明晰な文体博覧強記を示す記述読み物としても親しみやすい平易さ
頻出モチーフ
書物・印刷・出版都市文化(特にパリ・リヨン)ルネサンス期の文学と笑い

評価・遺産

フランス文学と書物文化の研究で長年にわたり成果を上げ、翻訳・研究の両面で高い評価を受ける学者。大学教員として若手の教育にも貢献し、東京大学教養課程の教材編集など教育面での影響も大きい。

関連学会

  • 日本フランス語フランス文学会

大衆文化への影響

  • 東京大学教養学部で使用されるフランス語教科書『Promenades』編集代表として教育現場に浸透

豆知識

  • 東京大学名誉教授、放送大学名誉教授。
  • 息子はトルコ語学者の宮下遼。
  • ラブレーやモンテーニュの翻訳で知られる。
  • 1990年に『本の都市リヨン』で大佛次郎賞受賞、2013年に読売文学賞(研究・翻訳部門)受賞。