日本の文学賞

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添田 馨

そえだ かおる

soeda kaoru

プロフィール

性別
男性
生誕
1955-10-24 (宮城県仙台市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
宮城県仙台市 → 東京都

経歴

職業
詩人, 評論家
活動期間
1979年〜
影響を受けた人物
吉本隆明, 加藤典洋

学歴

慶應義塾大学
文学部 / 独文科
期間: 1975-1979
卒業年: 1979
国: 日本

受賞歴

小野十三郎賞
2004
対象作品: 詩集『語族』
部門: 詩集部門
主催: 思潮社(選考委員会)
結果: winner
小野十三郎賞(詩評論書部門)
2019
対象作品: 『クリティカル=ライン 詩論・批評・超=批評』
部門: 詩評論書部門
主催: 思潮社(選考委員会)
結果: winner

受賞・候補エディション

小野十三郎賞 2回登壇
  1. 受賞作: 語族

    戦後という時間の底に残る影や霊的な気配を、失われた言葉の群れとして呼び出す詩集。歴史の忘却と現在の深部を、濃密な比喩と硬質な語りで掘り下げる。

    戦後の深部に漂う声なき存在を、偽典のような詩の言葉で呼び戻す。

    94ページ
    現代詩戦後記憶亡霊言葉
  2. 現代詩の批評が何を根拠に成立するのかを問い直す評論集。詩人論、批評、超批評を通じて、言葉の美と批評行為の臨界を探る。

    詩を批評する言葉の、さらに先にある線を探る。

    283ページ
    詩論批評現代詩メタ批評

作品

代表作

語族

2004年 詩集 120ページ

言語と記憶、個人史と集団史を交差させる詩篇を収めた詩集。言語表現の緊張と批評的視座が特徴。

言語記憶歴史

非=戦(非族)

2017年 詩集 96ページ

戦争・平和を主題にした詩作を集めた作品。反戦の視点と個人的記憶が交錯する。

戦争平和記憶

獄門歌

2022年 詩集 112ページ

社会的な断罪と個の声をテーマにした詩集。強い言葉と象徴性が目立つ作品群。

社会

波間いま、時一九七三~一九八三

1981年 詩集 88ページ

1970年代から80年代初頭の感覚を詩的に綴った初期詩集。

時代青春記憶

全著作

  • 波間いま、時一九七三~一九八三(林道舎)1981年
  • 究極の歌びと(林道舎)1985年
  • 戦後ロマンティシズムの終焉――六〇年代詩の検証(林道舎)1987年
  • ふたたびの歌、再会(七月堂)1988年
  • トマトピア叙事詩(私家版)1989年
  • 吉本隆明――現代思想の光貌(林道舎)1989年
  • カムフラージュ文化(デジタル・パブリッシングサービス)2003年
  • 語族(思潮社)2004年
  • 吉本隆明―論争のクロニクル(響文社)2010年
  • 民族(思潮社)2013年
  • 〈8・8ビデオメッセージ〉の真実(不知火書房)2016年
  • 非=戦(非族)(響文社)2017年
  • クリティカル=ライン 詩論・批評・超=批評(思潮社)2018年
  • ゴースト・ポエティカ: 添田馨幽霊詩論集(響文社)2020年
  • 異邦人の歌 なかにし礼の〈詩と真実〉(論創社)2021年
  • 獄門歌(思潮社)2022年

作風・主題

文体
硬質で抑制された言語表現批評的・論理的な視座
頻出モチーフ
記憶言語歴史

評価・遺産

戦後詩と詩論の接点で活動する詩人・評論家。言語や記憶を巡る批評的思考が評価され、小野十三郎賞などを受賞している。

豆知識

  • 在学中に「第七次 三田詩人」に参加した。
  • 詩誌「GENIUS」の刊行に関わった。
  • 第7回小野十三郎賞(2004年)、第21回小野十三郎賞(詩評論書部門、2019年)を受賞。