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第5回(1986年) 受賞受賞作: 泥棒のB
私立探偵キンジー・ミルホーンが、失踪した女性の行方を追うアルファベット・シリーズ第2作。乾いた語り口と地道な調査で、南カリフォルニアの人間関係に潜む欺瞞を掘り起こす。
失踪人探しの依頼は、キンジーを嘘と記憶の入り組んだ迷路へ導く。
230ページ私立探偵失踪事件南カリフォルニア女性探偵ハードボイルド -
第10回(1991年) 受賞受賞作: 探偵のG
『G is for Gumshoe』は、スー・グラフトンのキンジー・ミルホーン・シリーズの一作です。私立探偵キンジーが過去の事件と現在の危険に向き合い、乾いた語り口で追跡、脅迫、家族の影を描きます。
私立探偵キンジーが、過去から迫る危険と現在の調査を同時にさばきます。
262ページ私立探偵ハードボイルド過去の事件サスペンス -
第14回(1995年) 受賞受賞作: 殺害者のK
『殺害者のK』は、スー・グラフトンによるミステリ作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。
殺害者のKという題名を軸に、スー・グラフトンの作風と受賞時代の空気を伝える作品です。
428ページミステリ作品受賞作1995年
スー・グラフトン
スー・グラフトン
Sū Gurafuton
プロフィール
- 性別
- 女性
- 生誕
- 1940-04-24 (ケンタッキー州ルイビル)
- 死没
- 2017-12-28 (カリフォルニア州サンタバーバラ) 77歳
- 国籍
- アメリカ合衆国
- 言語
- 英語
- 居住地歴
- ケンタッキー州ルイビル(出生) → カリフォルニア州サンタモニカ(勤務) → カリフォルニア州サンタバーバラ(在住・没地)
経歴
- 職業
- 推理作家, 脚本家
- 活動期間
- 1968年〜2017年
- 所属
- アメリカ探偵作家クラブ(MWA), 英国推理作家協会(BCA)
- 所属団体
- アメリカ探偵作家クラブ(MWA), 英国推理作家協会(BCA)
- 影響を受けた人物
- ジョン・D・マクドナルド, ハリー・ケメルマン, エドワード・ゴーリー
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| ルイビル大学 | 英文学 | — | BA | 1957-1961 | アメリカ合衆国 |
ルイビル大学
英文学
学位:
BA
期間:
1957-1961
卒業年:
1961
国:
アメリカ合衆国
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1986 | アンソニー賞 長編賞 | 泥棒のB("B" Is for Burglar) | — | Bouchercon(アンソニー賞) | 受賞 |
| 1986 | シェイマス賞 長編賞 | 泥棒のB("B" Is for Burglar) | — | アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA) | 受賞 |
| 1987 | アンソニー賞 長編賞 | 死体のC("C" Is for Corpse) | — | Bouchercon(アンソニー賞) | 受賞 |
| 1987 | アンソニー賞 短編賞 | 短編「パーカー・ショットガン」 | — | Bouchercon(アンソニー賞) | 受賞 |
| 1989 | アンソニー賞 長編賞(ノミネート) | 証拠のE("E" Is for Evidence) | — | Bouchercon(アンソニー賞) | ノミネート |
| 1991 | アンソニー賞 長編賞 | 探偵のG("G" Is for Gumshoe) | — | Bouchercon(アンソニー賞) | 受賞 |
| 1991 | シェイマス賞 長編賞 | 探偵のG("G" Is for Gumshoe) | — | アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA) | 受賞 |
| 1991 | ファルコン賞 | 逃亡者のF("F" Is for Fugitive) | — | マルタの鷹協会 | 受賞 |
| 1995 | シェイマス賞 長編賞 | 殺害者のK("K" Is for Killer) | — | アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA) | 受賞 |
| 2004 | ロス・マクドナルド文学賞 | — | — | 記念賞団体 | 受賞 |
| 2008 | カルティエ・ダガー賞(功労賞) | — | — | 英国推理作家協会(BCA) | 受賞 |
| 2009 | アメリカ探偵作家クラブ 功労賞 | — | — | アメリカ探偵作家クラブ(MWA) | 受賞 |
| 2011 | アガサ賞 功労賞 | — | — | アガサ賞運営団体 | 受賞 |
アンソニー賞 長編賞
1986
対象作品:
泥棒のB("B" Is for Burglar)
主催:
Bouchercon(アンソニー賞)
結果:
受賞
シェイマス賞 長編賞
1986
対象作品:
泥棒のB("B" Is for Burglar)
主催:
アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)
結果:
受賞
アンソニー賞 長編賞
1987
対象作品:
死体のC("C" Is for Corpse)
主催:
Bouchercon(アンソニー賞)
結果:
受賞
アンソニー賞 短編賞
1987
対象作品:
短編「パーカー・ショットガン」
主催:
Bouchercon(アンソニー賞)
結果:
受賞
アンソニー賞 長編賞(ノミネート)
1989
対象作品:
証拠のE("E" Is for Evidence)
主催:
Bouchercon(アンソニー賞)
結果:
ノミネート
アンソニー賞 長編賞
1991
対象作品:
探偵のG("G" Is for Gumshoe)
主催:
Bouchercon(アンソニー賞)
結果:
受賞
シェイマス賞 長編賞
1991
対象作品:
探偵のG("G" Is for Gumshoe)
主催:
アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)
結果:
受賞
ファルコン賞
1991
対象作品:
逃亡者のF("F" Is for Fugitive)
主催:
マルタの鷹協会
結果:
受賞
シェイマス賞 長編賞
1995
対象作品:
殺害者のK("K" Is for Killer)
主催:
アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)
結果:
受賞
ロス・マクドナルド文学賞
2004
主催:
記念賞団体
結果:
受賞
カルティエ・ダガー賞(功労賞)
2008
主催:
英国推理作家協会(BCA)
結果:
受賞
アメリカ探偵作家クラブ 功労賞
2009
主催:
アメリカ探偵作家クラブ(MWA)
結果:
受賞
アガサ賞 功労賞
2011
主催:
アガサ賞運営団体
結果:
受賞
受賞・候補エディション
シェイマス賞
3回登壇
アンソニー賞
3回登壇
-
第1回(1986年) 受賞受賞作: 泥棒のB
スー・グラフトンのキンジー・ミルホーン・シリーズ第2作の日本語版です。保険調査員として働く私立探偵キンジーが、失踪と殺人の気配を追い、乾いた語り口で事件の奥へ進みます。
アルファベットのBが、キンジーを新たな盗みと死の謎へ導く。
私立探偵失踪女性探偵ハードボイルド -
第2回(1987年) 受賞受賞作: 死体のC
私立探偵キンジー・ミルホーンが、事故に見える出来事の背後にある危険な真相へ近づいていくハードボイルド・ミステリー。軽快な語りと粘り強い聞き込みが、シリーズ初期の魅力を形づくる。
死体のCは、スー・グラフトンの表現の核を伝える一作である。
371ページ文学記憶社会人間関係 -
第6回(1991年) 受賞受賞作: 探偵のG
私立探偵キンジー・ミルホーンが、失踪者探しと自分を狙う殺し屋の脅威に同時に直面するシリーズ第七作。乾いた語り口と危機感の強い展開が、主人公の孤独と粘り強さを際立たせる。
探偵の誕生日は、失踪者捜索と殺し屋の影で一変する。
410ページ私立探偵失踪脅迫サスペンス
作品
代表作
アリバイのA("A" Is for Alibi)
1982年 推理小説・私立探偵ものキンジー・ミルホーンを主人公とするアルファベット・ノベルの第1作。元警察官の女性私立探偵が過去の事件と向き合う物語。
女性私立探偵過去と決着アメリカ西海岸の地域性
ロリ・マドンナ戦争(The Lolly-Madonna War)
1969年 小説(初期作品)若年期の作品の一つ。家族や暴力を描いた作品で、後に映画化された。
家族暴力復讐
映像化・舞台化
- [映画] ロリ・マドンナ戦争 (1973)
全著作
- 『アリバイのA』(1982)
- 『泥棒のB』(1985)
- 『死体のC』(1986)
- キンジー・ミルホーンシリーズ(A〜Yまで)
- 『ロリ・マドンナ戦争』(1969)
翻案
- ロリ・マドンナ戦争(映画化 1973)
作品の翻訳
- 26か国語に翻訳
作風・主題
- 文体
- 簡潔で実直な語り口(1人称中心)ハードボイルドの伝統を受け継ぐ現代的私立探偵小説
- 頻出モチーフ
- アルファベットに基づくタイトルと構成女性の自立と職業としての探偵業カリフォルニア西海岸の地方性
評価・遺産
スー・グラフトンはキンジー・ミルホーンを中心としたアルファベット・ノベルで世界的に知られる推理作家。女性探偵小説のブームを牽引し、多数の賞を受賞、翻訳刊行も広く行われた。映像化を強く拒否したことで知られる。
関連学会
- アメリカ探偵作家クラブ(MWA)
- 英国推理作家協会(BCA)
大衆文化への影響
- アルファベット・シリーズとして広く認知され、女性探偵像の定着に寄与
豆知識
- アルファベット・ノベルの着想はエドワード・ゴーリーのアルファベット順に子どもが死ぬ絵本を読んだことから得たとされる。
- 映像化を生前強く拒否していたが、自身の死後に権利がどう扱われるかを懸念していた。