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第4回(1981年) 優秀作受賞作: さようなら、ギャングたち
『さようなら、ギャングたち』は、高橋源一郎が1981年前後に発表し、群像新人長篇小説賞の対象となった作品である。受賞文脈では、同時代の文学・詩歌・芸術表現のなかで独自の主題や形式が評価された。
群像新人長篇小説賞で注目された高橋源一郎の作品。
382ページ受賞作同時代表現文学賞
高橋 源一郎
たかはし げんいちろう
Takahashi Gen'ichiro
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1951-01-01 (広島県尾道市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 広島県尾道市(出生) → 大阪府(幼少期) → 東京都(東池袋・大泉学園など) → 兵庫県(灘中学校・灘高等学校在学) → 神奈川県(横浜国立大学在学)
経歴
- 職業
- 小説家, 文芸評論家, 随筆家, 翻訳家, 大学教授, 競馬評論家
- 活動期間
- 1982年〜
- 所属
- 明治学院大学 国際学部(教授・名誉教授), サンケイスポーツ(競馬コラム連載)
- 所属団体
- すばる文学賞 選考委員, 野間文芸賞 選考委員, 中原中也賞 選考委員, 萩原朔太郎賞 選考委員, 日本テレビ 放送番組審議会委員
- 影響を受けた人物
- 竹信悦夫, 鮎川信夫, 谷川雁, 鈴木志郎康, 吉本隆明
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 灘中学校・灘高等学校 | — | — | — | 在学(年次不詳) | 日本 |
| 横浜国立大学 経済学部 | 経済学部 | — | — | 在学後、学生運動などを経て除籍 | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1981 | 群像新人長篇小説賞(優秀作) | さようなら、ギャングたち | — | 講談社『群像』編集部 | 優秀作(掲載) |
| 1988 | 三島由紀夫賞 | 優雅で感傷的な日本野球 | — | 三島由紀夫賞選考委員会 | 受賞 |
| 2002 | 伊藤整文学賞 | 日本文学盛衰史 | 小説部門 | 伊藤整文学賞選考委員会 | 受賞 |
| 2012 | 谷崎潤一郎賞 | さよならクリストファー・ロビン | — | 谷崎潤一郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2019 | NHK放送文化賞 | — | — | NHK | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第1回(1988年) 受賞受賞作: 優雅で感傷的な日本野球
『優雅で感傷的な日本野球』は高橋源一郎による、人物の記憶や関係の揺らぎを通じて、時代や人生の陰影を描く作品です。受賞作として、題名が示す主題を軸に、読後に残る余韻を重んじた一作として位置づけられます。
『優雅で感傷的な日本野球』は、短い題名の奥に人物、時代、土地の気配を重ねる作品です。
264ページ記憶家族時代喪失
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第13回(2002年) 受賞受賞作: 日本文学盛衰史
高橋 源一郎の『日本文学盛衰史』は、伊藤整文学賞の受賞作として知られる作品。題名が示す世界を軸に、人間関係、記憶、時代の空気を描き、受賞対象としての完成度を備えている。
日本文学盛衰史は、伊藤整文学賞の受賞対象となった高橋 源一郎の作品。
365ページ受賞作現代文学人間関係
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第48回(2012年) 受賞受賞作: さよならクリストファー・ロビン
『さよならクリストファー・ロビン』は、高橋源一郎による受賞作です。NDL の書籍レコードで単行本または文庫として確認できるため、紙書籍の ISBN を基準に ASIN/ISBN-10/ISBN-13 を補完しました。
高橋源一郎の受賞作として記録される『さよならクリストファー・ロビン』。
220ページ受賞作文学著者の関心
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第6回(2013年) 5位受賞作: さよならクリストファー・ロビン
幼い少年と、ものを書く父を中心に、物語の中の場所、災厄後の世界、虚無と戦う勇気を描く連作集。プーさんやクリストファー・ロビンへの記憶を通じて、物語の力を問い直す。
最後に残ったきみとぼくが、物語の楽しさで虚無に向き合う。
220ページ物語父と子震災後
作品
代表作
さようなら、ギャングたち
1982年 小説群像新人長篇小説賞で優秀作となった長編。散文詩的・前衛的な文体と大衆文化の引用を特色とする初期代表作。
虹の彼方に(オーヴァー・ザ・レインボウ)
1984年 小説1984年刊。実験的な文体と文化的参照を多用する作品。
ジョン・レノン対火星人
1985年 小説(改訂あり)初期三部作の一作。音楽や大衆文化の引用を通して語られるナラティブ。
優雅で感傷的な日本野球
1988年 評論/随筆野球を題材に日本文化を問う評論的エッセイ。三島由紀夫賞受賞作。
日本文学盛衰史
2001年 評論/長篇エッセイ『群像』の連載をまとめた作品。近代以降の日本文学を独自の視点で再検討する長篇。
ゴーストバスターズ(冒険小説)
1997年 小説娯楽性と文学的実験が混ざり合う1997年刊の長篇小説。
さよならクリストファー・ロビン
2012年 小説近年の代表作の一つ。文学・記憶・文化への問いを含む作品で谷崎潤一郎賞を受賞。
DJヒロヒト
2024年 小説2024年刊。社会風刺的要素を含む近年作。
全著作
- さようなら、ギャングたち(1982)
- 虹の彼方に(1984)
- ジョン・レノン対火星人(1985)
- 優雅で感傷的な日本野球(1988)
- ペンギン村に陽は落ちて(1989)
- 惑星P-13の秘密(1990)
- ゴーストバスターズ(1997)
- あ・だ・る・と(1999)
- 日本文学盛衰史(2001)
- ゴヂラ(2001)
- 官能小説家(2002)
- 君が代は千代に八千代に(2002)
- ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ(2005)
- いつかソウル・トレインに乗る日まで(2008)
- さよならクリストファー・ロビン(2012)
- 銀河鉄道の彼方に(2013)
- 動物記(2015)
- ゆっくりおやすみ、樹の下で(2018)
- 今夜はひとりぼっちかい?(2018)
- DJヒロヒト(2024)
翻案
- ビリィ★ザ★キッドの新しい夜明け(原案) - 映画(1986)
- つぐみ(1990) - 映画出演(役者としての参加)
作家による翻訳
- ブライト・ライツ、ビッグ・シティ(ジェイ・マキナニー)1987年訳
- ロンメル進軍(リチャード・ブローティガン詩集)1991年訳
- こっちをむいてよ、ピート!(マーカス・フィスター)1995年訳
- あかちゃんカラスはうたったよ(ジョン・ロウ)1996年訳
作風・主題
- 文体
- 散文詩的な文体ポストモダン的実験パロディ・パスティーシュの多用教養と大衆文化の併置
- 頻出モチーフ
- 大衆文化の引用(音楽・マンガ・テレビ)スポーツ(特に野球・競馬)戦争と歴史文学史と批評
健康
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失語症1970年2月 - 1970年8月頃(東京拘置所収監中に発症)書くことや読むことが困難になったが、その後回復し創作活動を再開した。
評価・遺産
高橋源一郎は、1980年代以降の日本のポストモダン文学を代表する作家の一人である。大衆文化とハイカルチャーを横断する引用・パロディ表現、文学史への批評的視座、幅広いジャンル(小説・評論・翻訳・教育・メディア)での活動を通じて影響を与えた。
関連学会
- 明治学院大学 国際学部付属研究所(関係)
資料所蔵先
- 国立国会図書館(所蔵)
- NHKアーカイブス(出演記録)
大衆文化への影響
- 競馬コラムやテレビ・ラジオ出演を通じた大衆文化との接点
- YouTubeチャンネルの開設(2019年)などデジタルでの情報発信
引用
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書きたいことを書いても駄目だ。
出典: 自伝的回想・インタビュー等(発言の要旨) -
僕が唯一、竹信が泣いているのをみたのは、『気狂いピエロ』の初映の1回目で隣に座って観たときですね。
出典: 内田樹との対談(要旨)
豆知識
- 1951年1月1日生まれ(広島県尾道市出身)
- 4度の離婚、5度の結婚歴があり、子どもは5人いる(公表情報に基づく)
- 競馬好きとして知られ、サンケイスポーツで長年競馬コラムを連載している
- 1988年の三島由紀夫賞の賞金を馬券につぎ込んだというエピソードがある
- 2019年にYouTubeチャンネルを開設し、ラジオやテレビでも活動