日本の文学賞

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高野 和明

たかの かずあき

Kazuaki Takano

プロフィール

性別
男性
生誕
1964-10-26 (東京都, 日本)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都 → ロサンゼルス(アメリカ合衆国)

経歴

職業
小説家, 脚本家
活動期間
2001年〜
所属
日本推理作家協会, ABC(アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー) - 元スタッフ
所属団体
日本推理作家協会
影響を受けた人物
ウィリアム・ピーター・ブラッティ, 宮部みゆき
ノミネート
第9回城戸賞 最終候補(脚本「幽霊」、1983年), 第145回直木三十五賞 候補(ジェノサイド、2011年), 第33回吉川英治文学新人賞 候補(ジェノサイド、2012年), 第9回本屋大賞 第2位(ジェノサイド、2012年), 第169回直木三十五賞 候補(踏切の幽霊、2023年)

学歴

ロサンゼルス・シティー・カレッジ
映画科(中退) / 映画演出・撮影・編集
期間: 1989 - (中退)
国: アメリカ合衆国
ロサンゼルスで映画制作を学ぶが中退して帰国、脚本・映像制作の現場で経験を積む。

受賞歴

江戸川乱歩賞
2001
対象作品: 13階段
主催: 日本推理作家協会
結果: Winner
山田風太郎賞
2011
対象作品: ジェノサイド
結果: Winner
日本推理作家協会賞
2012
対象作品: ジェノサイド
部門: 長編及び連作短編集部門
主催: 日本推理作家協会
結果: Winner

受賞・候補エディション

山田風太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: ジェノサイド

    コンゴの密林で進む軍事作戦と、東京で父の遺言を追う青年の物語が交差する国際謀略小説。進化、科学、倫理を大きなスケールで扱いながら、娯楽小説としての緊張を保つ。

    高野 和明の『ジェノサイド』は、受賞記録に残る作品として作品単位で整理した。

    590ページ
    国際謀略生命倫理進化サスペンス
  1. 受賞作: ジェノサイド

    創薬研究、傭兵作戦、アフリカの紛争地帯を結び、未知の知性をめぐる危機を描く国際謀略小説。科学スリラーと冒険小説の推進力を兼ね備える。

    人類の未来を左右する存在をめぐり、研究室と戦場の物語が交差する。

    590ページ
    科学スリラー国際謀略進化
  1. 受賞作: ジェノサイド

    『ジェノサイド』は、2012-1 の mystery writers of japan award で記録されている受賞作です。本調査では Amazon JP、国立国会図書館、出版社公式ページの順に単行本・文庫・短編集としての書誌識別子確認を優先したが、このバッチ処理時点で受賞作そのものに対応する紙書籍の ASIN/ISBN を確定できなかったため、掲載誌や関連媒体の識別子は流用していません。

    受賞記録上の作品名は『ジェノサイド』。書誌識別子は、作品本体と確認できる資料に限定して扱う。

    受賞作書誌確認文学賞記録

作品

代表作

13階段

2001年 ミステリー

死刑制度を主題に据えた社会派ミステリー。裁判過程や死刑囚の視点を織り交ぜ、冤罪や司法のあり方を問いかける。

死刑制度司法冤罪社会問題
映像化・舞台化
  • [映画] 13階段 / 長澤雅彦 (2003)

グレイヴディッガー

2002年 ミステリー

ハードボイルド色の強いミステリー。復讐や人間の暗部を描く。

復讐暴力人間ドラマ

K・Nの悲劇

2003年 ミステリー

人間関係と犯罪を絡めたミステリー。人物の心理描写を重視する作品。

心理人間関係犯罪

幽霊人命救助隊

2004年 ミステリー

怪談的要素を含む短編・中篇集。ミステリー的視点で怪異や人間関係を描く。

怪異人間ドラマミステリー

夢のカルテ

2005年 ミステリー

阪上仁志との共著。医療や記憶をめぐる短編などを収める作品集。

医療記憶人間ドラマ

6時間後に君は死ぬ

2007年 ミステリー/連作短編集

短編や中編を収めた連作集。時間や死を主題にした物語を多数収録する。

時間運命
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 6時間後に君は死ぬ (2008)
  • [映画] 6時間後に君は死ぬ / イ・ユンソク (2024)

ジェノサイド

2011年 ミステリー/サスペンス

国際的な陰謀や大量殺戮を題材にしたスケールの大きなサスペンス。社会問題とエンターテインメント性を両立させた作品。

陰謀大量殺戮国際政治倫理

踏切の幽霊

2022年 ミステリー

日常と不可思議が交錯する短編集。直木賞候補にも挙がった話題作。

怪異日常と非日常人間関係

全著作

  • 13階段(2001年)
  • グレイヴディッガー(2002年)
  • K・Nの悲劇(2003年)
  • 幽霊人命救助隊(2004年)
  • 夢のカルテ(2005年)
  • 6時間後に君は死ぬ(2007年)
  • ジェノサイド(2011年)
  • 踏切の幽霊(2022年)
  • アンソロジー寄稿・短編(多数)

翻案

  • 13階段(映画、2003年)
  • 6時間後に君は死ぬ(WOWOW ドラマW、2008年)
  • 6時間後に君は死ぬ(映画、2024年)
  • グラウエンの鳥籠(配信ドラマ、1999–2000年)

作風・主題

文体
社会派ミステリーエンターテインメント志向ハードボイルド的要素法廷/手続き描写
頻出モチーフ
死刑制度司法と倫理時間社会的な不正や陰謀

評価・遺産

高野和明は社会的なテーマ(特に死刑制度など)を娯楽作品に取り込み、幅広い読者層に訴えるミステリー作品を発表してきた。『ジェノサイド』はベストセラーとなり、メディア展開や大衆文化への影響を残している。日本の現代ミステリー界における重要な作家の一人と見なされる。

関連学会

  • 日本推理作家協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館 所蔵
  • BNF / フランス国立図書館 所蔵データあり

大衆文化への影響

  • 映画化・ドラマ化された代表作(例:13階段、6時間後に君は死ぬ)
  • 『ジェノサイド』は文庫化後に累計百万部を突破するベストセラーに

豆知識

  • 小学二年生のときに映画『激突!』を見て映画に興味を持ち、8ミリ映画を制作していた。
  • ロサンゼルス・シティー・カレッジで映画制作を学んだが中退している。
  • 1983年、脚本『幽霊』で第9回城戸賞の最終候補になった経歴がある。
  • 2001年『13階段』で第47回江戸川乱歩賞を満場一致で受賞しデビュー。
  • 『ジェノサイド』は山田風太郎賞(2011年)と日本推理作家協会賞(2012年)を受賞し、文庫版が累計100万部を突破した。